p.s. I love you #535 『我が家のニャンコ・・・』
2022-12-23
#535 『我が家のニャンコ・・・』
我が家のニャンコ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・超器量良し。
その上、性格も超おとなしい。
すこ~~~し臆病な位。
でも、ホントは臆病どころかチョビ~~~ッチ気が強い。
ヶど、おとなしい。
頭がスッゲー良(い)いから分かってるんだろうね、人間様の扱い方。
おとなしくしてれば可愛がられるって。
そんな我が家の可愛いニャンコ。
その名は……ポチ。
でも、メス。
ヶど、ポチ。
そんな我が家の可愛いニャンコの……ポチ。
いつの間にかチャリネコ。
そぅ。
マイチャリの買い物かごに両手を掛けて、チョコンと座って、全く怖がらずに僕と一緒に、
♪
サイクリング サイクリング ヤッホー ヤッホー
♪
歌わないヶど、心ン中で仲良くデュエット。
そして・・・
いつもの公園。
チャリを止めてポチに一言。
「ポチ。 そこにいるんだぞ」
それからダッシュでチョッとトイレ。
『フ~。 スッキリした』
って、戻って来たら、ポチの頭を優しく撫でてる女の娘(こ)。
近くによったら気配を感じて……クルッ。
「え!?」
「え!?」
二人同時に驚いた。
ナ、ナントその娘(こ)は、同(おんな)じクラスの……麻美ちゃん。
超美人。
実は、入学式から高3の今まで、怖くて打ち明けらんなかった僕の秘かな憧れのあの娘(こ)。
そんな麻美ちゃんが、ポチの頭をなでなでしながら・・・。
「このネコ、もしかして・・・」
「ウン。 うちのネコだょ。 ポチって言うんだ、メスだヶど」
「え!? ポチ!?」
「ウン」
「ヤダー!? ポチだなんて可哀そう!! メスなのに!?」
「ウン」
「何で!? 何で、ポチ?」
「ウ~ン。 何となく・・・。 でも、ポチ」
「クスッ」
チョッと笑って、振り返ってポチを見て、ポチの鼻先まで顔を近づけた麻美ちゃん。
「オィ! ポチ!? ・・・。 可哀そうになぁ、ポチだなんて・・・。 こんなに可愛いのに・・・」
そして再び振り返って、僕に一言。
「ねぇ、明日会えない? 日曜日だヶど」
『え!? チョ、チョッと強引!? ヶど、ウレピイ!?』
「ウン。 良いょ」
「じゃ、12時にココ。 良(い)い? アタシ、今からママとお買い物行かなきゃなんないんだ。 ママ、待ってるから」
『ス、スッゲー強引!? ヶど、ウレピイ!?』
「12時だね? ウン。 良(い)いょ」
「じゃぁ、明日。 アタシ、おべんと作って来るからポチと3人でおべんと食べながらお喋りしよ。 ね」
「ゥ、ウン」
「じゃね」
「ゥ、ウン。 じゃね」
タッ、タッ、タッ、タッ、タッ、・・・。
走って帰る麻美ちゃんの後ろ姿を見送ってから、ニンマリしながらポチを見る。
ポチはポチで訳知り顔で僕を見てる。
お互いチョッと見つめ合ってから、ポチを抱き上げ、
「ヤッター!! でかした、ポチ~~~!!」
そしてポチをギュッっと抱きしめ、
「良(い)いぞー!! ポチ~~~!! 何てヤツだ、何てヤツだ、何てヤツだ~~~!! オマエってヤツは、何てヤツだ~~~!!」
「・・・」
「ポチ~~~!! やったぞ、ポチ~~~!! 良(い)いぞー!! ポチ~~~!! 良(い)いぞー!! ポチ! ナイスアシスト!!」
するとポチが本日初めて・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニャァ、、、
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