進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #2055 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事/葬儀の警護』
2020-05-11
#2055 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事/葬儀の警護』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの超主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の子分のオマケ刑事 愛称/芹ちゃん
冠城亘(かんむりじろ・わたる)・・・元法務省キャリア官僚 現在ペーペー刑事
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
ある日・・・
ファッションデザイナーとして世界的に有名な森鼻恵(もり・はなえ)を祖母に持ち、超が付くほど大金持ちの両親の許に生まれ、現在超売れっ子タレントとして稼ぎまくっているあの森泉(もり・せん)が死んだ。
葬儀会場はかなりの混乱が見込まれるため、その安全確保、並びに出席が予想される要人警護のためにナゼか捜査一課の刑事である我らがイタミン、芹ちゃんそして特命係のペーペー刑事・冠城亘(かんむりじろ・わたる)の三人が応援のため出動する事になった。
この命令に不満タラタラのイタミンと芹ちゃん、冠城亘(かんむりじろ・わたる)にぼやきまくっていた。
「何で俺らが出張んなきゃなんねぇんだぁ。 つったくょ~」
「ホントっすょね。 いくら死んだのが有名人で、金持ちだからって・・・。 捜査一課の刑事のやるこっちゃないっすょねぇ」
「まぁいいじゃないですか、たまには」
「良かねぇ!!」
「良くない!!」
「・・・」
そうこうしている内に三人が現場に到着した。
すると、普段スッゴク良く見慣れた顔の青年が、それこを辺り憚(はばか)らず大粒の涙を流しながら泣き叫んでいるのが真っ先に目に入った。
それは当ブログ管理人・有栖川呑屋コマルだった。
これに驚いたイタミンたち三人。
素早く駆け寄り、順番にコマルに尋問 否 質問した。
「オィ!? 誰かと思えば有栖川呑屋コマルじゃねぇか!? どした? それほど森泉(もり・せん)のファンだったのか?」
「うぅん。 ウヮ~~~ン!!」
「じゃぁ、もしかして親戚とか?」
「うぅん。 ウヮ~~~ン!!」
「ヒョットして・・・。 ダーリンだったとか?」
「じゃないから泣いてんだ!! ウヮ~~~ン!!」
「え!?」
「え!?」
「え!?」
「ダーリンだったら泣いてる訳ないじゃん!! ウヮ~~~ン!!」
「お、おぅ」
「っすょねぇ。 保険金考えたら」
「それに遺産も」
「ね。 でしょ? ウヮ~~~ン!!」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
チ~~~~~ン!!!!!
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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