ps. I love you #254 『あのオバチャン』
2019-12-18
#254 『あのオバチャン』
男は・・・
「はて? 今、オレに微笑みかけてるあのオバチャン・・・?」
遠目から自分に向かって微笑みかけている丸々とデブった、混(ま)じりっけなし、純度百パーセントのぱーふえくとオバチャンのその不気味な笑顔を繁々と見つめながら、小声で呟いた。
瞬間・・・
『ハッ!? ア、アレは・・・。 朝霧麻美!?』
男は絶句した。
そぅ。
その “丸々とデブった、混(ま)じりっけなし、純度百パーセントのぱーふえくとオバチャン” こそは、男の大学時代のクラスメイトであり、片想いの相手で、しかも卒業以来一度も会う事がなかったにもかかわらず、この十年間男が憧れ続けて来た超絶美人だったはずの女だった。
しか~~~し、現実は・・・。
そぅ、現実は・・・。
まぁ、無理もないんですヶどね。
だってさ。
思い出の中の女は・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・年を取らない!!
かかかかか。。。
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