ps. I love you #165 『電車ん中で Scene1』
2019-11-01
#165 『電車ん中で Scene1』
朝、電車ん中で時々出会う女子高生。
オレよっか先に乗ってて、後で降りる。
『綺麗な娘(こ)だなぁ』
いつもそう思いながらチラチラするオレ。
そしたら今朝、偶然目が合った。
思わず、
『ヤベッ!!』
目を逸(そ)らす。
『意識しちゃダメだ、意識しちゃダメだ、意識しちゃダメだ、・・・』
エヴァのシンジっぽくそう思いながらも、しっかり意識。
窓の景色を見る振りしながら、乗り換え駅まで待つ事10分。
通勤・通学電車とは言え、ギュウギュウ詰めではないので乗降に然程(さほど)苦労はない。
降りる客たちの流れに乗って、足元を見ながらドア付近。
何も考えずに顔を上げたら、
(ドキッ!!)
目の前に彼女。
『え!? こ、こんな所(とこ)に!? さ、さっきはもっと奥だったじゃん』
当然、
(バチバチ)
目が合う。
当然、
(バチバチ)
(バチバチ)
(バチバチ)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ってな具合で、、、
瞬間・・・
反射的に、訳も分からず作ってしまった引きつり笑顔。
(ニッ、カァ)
『ヤ、ヤッ、ベ~~~!! な、何やってんだオレ!?』
そのまま大慌てで降車。
「フ~。 くったびれたぁ。 ったく、何て朝だ、今日は!?」
何(なん)ぞと小声でボヤキながら、大学行くため目指すは反対側ホーム。
それが今日のハイライト。
後は、いつも通り普通の大学一年生。
の!?
はずだった。
しか~~~し・・・
つづく
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