進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1988 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事/時間』
2019-06-05
#1988 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事/時間』 (ただいま、ブログお引越し中)
(コレは、“ 2016.12.16 Friday ” に書いた物(もん)でオジャリます DEATH ハィ:コマル)
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの超主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の子分のオマケ刑事 愛称/芹ちゃん
杉下卑怯(すぎした・ひきょう)・・・警視庁特命係警部
女子高生
ある日・・・
深夜まで犯人を追い、珍しく杉下卑怯(すぎした・ひきょう)の手を借りる事なく自力で難事件を解決した当ブログ『相方』の超主役、あの警視庁捜査一課の鬼刑事でイタミン事(こと)、痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事が、相変わらず苦虫を噛み潰したようなお顔をして子分のオマケ刑事の芹ちゃん事(こと)、芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事と共に報告のため一旦本部に戻ろうとしていると、暗がりの中、公園のベンチに座っている明らかに援助交際カップルと思われるオッサンと女子高生が目に留まった。
そのオッサンは何を隠そう当ブログ管理人・有栖川呑屋コマルだった。
コマルとその一緒にいる相当年齢差のありそうな女子高生は、公園の照明を頼りに盛んに時間を気にしている様子だった。
時計を見ては見つめ合い、頷(うなづ)き、また時計を見る。
これを繰り返していたのだ。
そんな二人の行動を不審に思ったイタミンと芹ちゃん。
さり気なく二人に近付き、イタミンが声を掛けた。
「お!? オマエは有栖川呑屋コマルじゃねぇか!?」
「あ!? 痛身さん!? それに芹ちゃん!? 今晩は」
「な~にが『今晩は』だ。 今晩はじゃねぇだろ~。 ェエ~? オマエ、こんな時間、こんなトコで何してんだぁ?」
「うん。 時計見てんの」
すると今度は芹ちゃんが女子高生に聞いた。
「君は? 君は何してんの?」
「はい。 時計見てます」
次はイタミン。
「オィ! 有栖川呑屋!! オマエとこの娘(こ)は一体、どういう関係なんだ~? アァ~ン?」
「恋人同士」
「なーに~? 恋人同士~? 恋人同士だと~?」
「うん。 そうだょ、恋人同士だょ。 オイラたちもうチョッとしたら、あそこのシティ・ホテル行ってHな事すんだ」
「なーに~? 『あそこのシティ・ホテル行ってHな事すんだ』、『あそこのシティ・ホテル行ってHな事すんだ』だとー!?」
「うん」
「オマエな~。 東京都には淫行条例ってのがあんだ!? 知らねぇのかー!?」
「うぅん。 知ってるょ」
「だったら女子高生なんかとHな事、出来る訳ねぇだろー!? 一体、この娘(むすめ)はいくつだ~!?」
「あと5分で日付変わるじゃん。 そしたら18」
「え!?」
「・・・」
「・・・」
「だから、あと5分で18」
「ウ~ム」
チ~~~~~ン!!!!!
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#1988 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事/時間』 お・す・ま・ひ
スポンサーサイト
« 進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1989 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事/時間+』
|
ホーム
|
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1987 『当たるも八卦当たらぬも八卦++』 »
コメント
コメントの投稿
トラックバック
この記事へのトラックバックURL
http://00comaru.blog.fc2.com/tb.php/5786-15121add