進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1934 『朝立・世界ぎふし発見!/ライオンの檻』
#1934 『朝立・世界ぎふし発見!/ライオンの檻』 (ただいま、ブログお引越し中)
(コレは、“ 2016.10.23 Sunday ” に書いた物(もん)でオジャリます DEATH ハィ:コマル)
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
臭野仁(くさの・ひとし)・・・フリー・アナウンサーでスーパークイズマスター TVのクイズ番組 『朝立・世界ぎふし発見!』 の司会者
ある日・・・
ポチとアリスとコマルがテレビのクイズ番組 『朝立・世界ぎふし発見!』 に解答者として出演していた。
その番組の看板アナウンサーでスーパークイズマスターの臭野仁(くさの・ひとし)がその3人に聞いた。
「皆さんは当然『ライオン』はご存知ですょね、ライオン」
「おぅ。 知ってるぜ、当たりめぇじゃねぇか」
「はい。 アタシも知ってます。 当たり前に」
「うん。 オイラも知ってるょ。 当たり前に」
ポチ、アリス、コマルがこの順にそう答えた。
「そ、そうですょね。 当たり前ですょね。(汗汗) ・・・。 ハィ! 宜しい!! それでは問題です。 いいですか? 良~く聞いて下さい。 いいですね」
「おぅ」
「はい」
「うん」
「ハィ! 結構!! それでは問題です。 本日は問題というよりも頓知と言った方が正しいかもしれませんが、獰猛なライオンを如何(いか)にして従順に檻から出すか、その方法をお考え下さい。 ハィ!! それでは初めにポチさんから」
「オゥ!? 俺様け~!?」
「はい。 俺様さんです」
「ウム。 そーょな~。 『獰猛なライオンを如何(いか)にして従順に檻から出すか』か~・・・」
「はい。 『獰猛なライオンを如何(いか)にして従順に檻から出すか』です」
「やっぱ食い物(もん)かな~」
「と、申されますと?」
「オゥ!! 日頃そのライオンを良っく観察して、そいつの一番好きそうな肉を見せびらかしゃぁ、一発ょ。 従順に出てくら~」
「ホゥ~。 つまりそのライオンの一番好きそうなエサで誘って出す、という事ですね」
「オゥ! そうょ!! そん通りょ」
「ハィ! 宜しい!! それでは次にアリスさん」
「ントー。 アタシもポチと一緒でエサで釣る」
「ん? と申されますと?」
「はい。 一か月そのライオンには水だけしかやんないで、アタシが近寄っても安全なぐらいガリガリに弱らせちゃってからエサを見せびらかせば従順に出て来ると思います」
「ホゥ~。 ガリガリにね~」
「はい」
「この頃アリスさん。 チョッと残酷じゃぁありませんか?」
「うん。 かもね。 テヘッ」
「でもまぁ。 お答えとしてはかなり説得力はあります。 いいでしょう。 それでは最後にコマルさん」
「オイラも食い物(もん)かな~」
「ん!? それは?」
「あぁ。 そのライオンの檻にさ~。 普通のエサの代わりに、キムチ持った大㌧人入れりゃいんだ。 物の二三分(にさんぷん)も一緒にいりゃぁ、然(さ)しものライオンも、余りの臭さに食欲減退で従順になっちまうって訳さ。 かかかかか」
「お!?」
チ~~~~~ン!!!!!
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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