進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1904 『脳のお値段』
#1904 『脳のお値段』 (ただいま、ブログお引越し中)
(コレは、“ 2016.09.13 Tuesday ” に書いた物(もん)でオジャリます DEATH ハィ:コマル)
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
大㌧人
ポチはいつの間にか外科医になっていた。
しかも誰もが認める名医として世界中にその名が知れ渡り、神の手を持つネコと謳(うた)われ、称賛されるまでになっていた。
ある日・・・
超どケチだが大金持ちの、ある大㌧人実業家の男の脳に腫瘍が見つかった。
しかもその余りの大きさに、最早手術は不可能だという事も分かった。
彼に残された道はただ一つ。
脳移植のみ。
超どケチと言えども事ここに至ってはこれを受け入れる他なかったその男、手術を高名なポチに頼る事に決めた。
そして手術を受けるに当たっての注意事項を聞くため、ポチの病院を訪れた。
「移植する脳の値段はいくらニカ?」
「そうょな~。 オメェのデーキレ~な日本人の、しかし超優秀な研究者の脳は1㌔で一千万。 メリケンのノーベル賞学者なら1㌔二千万。 由緒正しいヨーロッパ貴族なら1㌔三千万ってトコかな」
「ウリたちのはないニカ?」
「オゥ! あるぜ!!」
「いくらニカ?」
「大㌧人は1㌔一億だ」
「へ!? だ、大㌧人は1㌔一億!? な、何でそんなに高いニカ? ウ、ウリたちが優秀だからニカ? そ、それにしても、そ、それはボッタクリニダー!?」
「あのな~オメェ、分かってんのか~? 脳ミソ1㌔集めんのに、一体、何匹の大㌧人が必要か?」
「え!?」
チ~~~~~ン!!!!!
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#1904 『脳のお値段』 お・す・ま・ひ
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