進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1865 『画家』
#1865 『画家』 (ただいま、ブログお引越し中)
(コレは、“ 2016.08.04 Thursday ” に書いた物(もん)でオジャリます DEATH ハィ:コマル)
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
他
コマルはいつの間にか画家になっていた。
しかも将来性をかなり有望視されていた。
ある日・・・
コマルが事故に遭い、重体で、誰もが認める名医として世界中にその名が知れ渡り、神の手を持つネコと謳(うた)われ、称賛されるまでになっていたポチの勤務している病院に担ぎ込まれた。
心配して見舞いに来た画廊の店主が、コマルの入っている集中治療室から出て来た主治医であるポチに懇願した。
「せ、先生!? な、なんとか! な、なんとかコマル先生をお助け下さい!! コ、コマル先生の才能は国際級です!! あ、あの才能を潰すのは惜しい!!」
「そんなにか?」
「ハ、ハィ!! 日本のピカソと言ってもいいぐらいです」
「ヘ~。 あのコマルがな~」
「そ、そうです!! ですから、まだまだコマル先生には描いて頂かなくては・・・」
「そうけぇ、そんなにけぇ」
「ハィ!! そんなにです」
「ならもし、もう描けなくなっちまったらどうなる?」
「そ、そうですねぇ。 今残っている先生の絵の値段が、まぁ、少なくとも10倍には膨れ上がるんじゃないでしょうか」
「え!? そんなにか!?」
「ハィ!!」
「良し! 分かった!!」
「な、なら、治して頂けるんでしょうか!?」
「否。 残っている絵をぜ~んぶ、この俺様が買う」
「え!?」
チ~~~~~ン!!!!!
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#1865 『画家』 お・す・ま・ひ
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