進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1845 『カトリック系神学校』
#1845 『カトリック系神学校』 (ただいま、ブログお引越し中)
(コレは、“ 2016.07.07 Thursday ” に書いた物(もん)でオジャリます DEATH ハィ:コマル)
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
コマルの両親
神学校の校長先生
当ブログ管理人・有栖川呑屋コマルは手のつけられない悪戯坊主(いたずら・ぼうず)だった。
そして小学校に上がると、その悪戯に手を焼いた学校側の要請で小学校をたらい回しにされた。
そのため地域の小学校、その全てからはじき出され、残るは戒律のとても厳しい事で有名な全寮制のカトリック系神学校一つとなってしまった。
コマルの両親は熱心な仏教徒ではあったが、最早残るはそこ一つ。
そのためコマルをその神学校に入れる事に決めた。
その一年後・・・
コマルの両親が神学校の校長に呼び出された。
『またか!?』
そう思い、びくびくしながら両親が校長室を訪れると、満面の笑みで校長がコマルの両親を向い入れてこう言った。
「お宅の息子さんは素晴らしい!? あれほど礼儀正しく、あれほど熱心に勉強し、あれほど優秀な子は当校始まって以来です。 そこでご相談なのですが、成績が余りにも優秀過ぎるため二年から五年を飛ばし、来年から六年生にしたいと思いますが、いかがでしょうか?」
「え!?」
驚いた両親。
キツネにつままれたような話ではあったが、速攻でOKしてその場を後にした。
後日・・・
春休みで帰って来た、見違えるほど素直になっていたコマルに両親がその訳を聞いた。
「お、お前一体!! な、何があったんだ!?」
「ホ、ホントだょ!! わ、訳をお言い!!」
「うん。 あの学校、スッゲー恐ろしんだ。 だってあの学校、血まみれになって磔(はりつけ)んなってるオッサンの絵が学校中の壁全部に描いてあるだけじゃ収まらなくって、礼拝堂にはそのオッサンが見せしめんなってんだもん。 あれ見てオイラ、もうダメだって観念した」
「・・・」
「・・・」
チ~~~~~ン!!!!!
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#1845 『カトリック系神学校』 お・す・ま・ひ
スポンサーサイト