進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1830 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事/脳溢血(のういっけつ)の続きのつづき』
#1830 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事/脳溢血(のういっけつ)の続きのつづき』 (ただいま、ブログお引越し中)
(コレは、“ 2016.05.12 Thursday ” に書いた物(もん)でオジャリます DEATH ハィ:コマル)
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの超主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の子分のオマケ刑事 愛称/芹ちゃん
杉下卑怯(すぎした・ひきょう)・・・警視庁特命係警部
冠城亘(かぶらぎ・わたる)・・・法務省キャリア官僚・警視庁警務部付に出向中
米沢牛守(よねざわぎゅう・まもる)・・・警視庁鑑識課の超敏腕巡査部長
内村漢字(うちむら・かんじ)・・・警視庁刑事部長 警視長
榊魔 リコ(さかきま・リコ)・・・所属は『京都府警・家相研(かそうけん)』なのだが、ただ今警視庁に出向中
(コンコン)
「オゥ! 邪魔するぜ!!」
そこに何者かが入って来た。
死か~~~死。
この聞き覚えのある物言い。
そぅ。
これは誰あろうポチだった。
ポチは今回の被害者の担当医だったのだ。
イタミンの一の子分の芹ちゃんに連れられ、この事件の重要参考人としてやって来たのだった。
そのポチが、神妙な面持ちで取調室の椅子に腰掛けている・・・、否、スケベったらしいオメメで榊魔 リコ(さかきま・リコ)お姉さまの方をチラチラと、特にスッゲー揉みたそうにチョッと膨れてる乳をチラ見していて、ポチが入って来ている事に全く気付いていないコマルに声を掛けた。
「オゥ! コマル!!」
『ハッ!?』
ここで漸(ようや)くポチの存在にコマルが気が付いた。
「お!? ポチ来てたんか~!?」
「『お!? ポチ来てたんか~!?』じゃねぇ!! オメェ、俺様の患者の首絞めたんだってな」
「うん」
「何でそんな事したんだ?」
「だってさ、ポチ此間(こないだ)言ってたじゃん。 『出血したときゃぁ、傷口と心臓の間の一番絞めやすいトコを強く絞めるんだぞ』って。 で。 あの患者さん、脳溢血だったんだろ~? だから一番絞めやすいトコ絞めたんだ。 そしたらおっちんじまっちゃってさ~」
「何使って絞めたんだ?」
「ネクタイ」
「バカ! ネクタイじゃねぇ!! ああいう時は、止血帯だー!!」
「え!? 止血帯?」
「オゥ! そうだ!! ああいう時は止血帯使うんだ! バカ!!」
「そっかー!? ああいう時は止血帯か~。 でも、まぁいいじゃねぇか~。 どっちも “たい” が付いてる事だし」
「いくねー!!」
「・・・」イタミン。
「・・・」榊魔 リコ(さかきま・リコ)お姉さま。
「・・・」芹ちゃん。
「・・・」他
事件は解決していた。
チ~~~~~ン!!!!!
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#1830 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事/脳溢血(のういっけつ)の続きのつづき』 お・す・ま・ひ
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