進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1591 『相方・ガンバレ芹ちゃん GoGo 作戦/事実は小説よりも・・・』
#1591 『相方・ガンバレ芹ちゃん GoGo 作戦/事実は小説よりも・・・』 (ただいま、ブログお引越し中)
(コレは、“ 2015.02.20 Friday ” に書いた物(もん)でオジャリます DEATH ハィ:コマル)
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・我らが 『相方』 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事の後輩刑事 愛称/芹ちゃん
米沢牛守(よねざわぎゅう・まもる)・・・警視庁鑑識課の超敏腕巡査部長
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの超主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
ある日・・・
「ハァ~」
芹ちゃん事(こと)、我らがお茶目なドジ刑事、あの芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事が溜息(ためいき)を吐いていた。
その訳をたまたま傍を通り掛かった鑑識係の米ちゃん事(こと)、米沢牛守(よねざわぎゅう・まもる)巡査部長が聞いた。
「お!? これは面妖(めんよう)な!? どうしました芹沢刑事? 溜息なんか吐いて?」
「あぁ。 米ちゃんか。 実はこれなんだょ」
そう言って芹ちゃんが米ちゃんに今読み終えたばかりの一冊の本を差し出した。
「お!? これまた面妖な!? これは推理小説ではないですか?」
「あぁ」
「ナ、ナント!? 勤務中にこのような本を・・・」
「あぁ。 今日は大した事件もないので、先輩がこれでも読んで捜査の勉強しろって強制的に読まされたんだ」
「ぬ!? もしや先輩とは、痛身刑事?」
「あぁ」
「ナ、ナントまたまた面妖な。 痛身刑事がこのような本を読めと?」
「そうなんだ」
「で!? その溜息の訳は?」
「あぁ。 それなんだけどさ。 所詮(しょせん)、小説は小説だなってね」
「と!? 申されますと?」
「あぁ。 『事実は小説よりも奇なり』 って言うだろ。 それさ」
「ん!? その心は?」
「あぁ。 絶対あり得ない結末なんだょ」
「ほぅ。 絶対あり得ない結末?」
「あぁ。 そうなんだ。 だってこの小説、最後に犯人捕まっちゃうんだぜ、杉下警部がいないのに」
「え!?」
「な。 絶対あり得ないだろ? な。 杉下警部抜きで犯人捕まっちゃうなんて・・・」
「・・・」
「な」
「ウ~ム。 何と申し上げて良い物やら・・・」
チ~~~~~ン!!!!!
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#1591 『相方・ガンバレ芹ちゃん GoGo 作戦/事実は小説よりも・・・』 お・す・ま・ひ
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