進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #999 『猛犬』
2018-01-17
#999 『猛犬』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
㌧スルのガキ一匹
他
ある日・・・
当ブログ管理人の有栖川呑屋コマルがお隣は㌧スルの国、監獄(かんごく)旅行をしていた。
糞売(くそうる)市内を観光していた時、一匹の㌧スルのガキが猛犬に襲われている現場に遭遇した。
その㌧スルのガキは手にナイフとフォークを持っていた。
どうやらそのイヌを生きたまま食べようとした所、怒ったイヌの逆襲にあったようだった。
コマルの目の前で猛犬が㌧スルのガキに飛び掛かった。
コマルが㌧スルのガキを救おうと、反射的に㌧スルのガキに飛び掛かったイヌに飛び掛かり、思いっ切り蹴った。
「キャイン!!」
一声鳴いてイヌが地面に倒れ込み、動かなくなった。
㌧スルのガキは一瞬驚いた表情を見せたが、そのまま立ち上がると正に㌧スル、礼も言わずにその場から立ち去った。
何事もなかったかのようにコマルもその場を後にしようと振り返った時、目の前に一匹のオッサン㌧スルが立っていた。
そのオッサン㌧スルは 『㌧スル日報』 という名の新聞社の記者だった。
たまたまその場にいてコマルが猛犬を撃退するシーンを写真に収めていた。
㌧スル日報の記者がコマルに聞いた。
「ウリは 『㌧スル日報』 の記者ニダがョ~。 今のシーンを写真収めたニダ。 アンタは大したもんニダ。 是非、この写真を明日の朝刊に使いたいニダ。 タイトルは 『糞売(くそうる)の英雄、猛犬から子供を守る』 にするニダ。 いいニカ?」
それを聞いたコマルがたどたどしい㌧スル語で答えた。
「ウリ、否、オラさぁ、糞売の人間じゃねぇから。
つー、まー、りー、・・・
『オラーーー!! オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』
さぁ、糞売(くそうる)の人間じゃねぇから」
「留学生ニカ?」
「うんにゃ、観光客」
「どっから来たニカ?」
「イルボン (日本)」
「チョ、チョッパリニカ!?」
「うん。 だから別に記事しなくったっていいよ。 じゃ、ねー」
にこやかに手を振ってコマルがその場を離れた。
次の日・・・
㌧スル日報の一面にデカデカと前の日のコマルと猛犬の写真が掲載された。
タイトルはこうだった。
『糞のチョッパリ、糞売(くそうる)の可愛いイヌを虐殺!!』
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#999 『猛犬』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
㌧スルのガキ一匹
他
ある日・・・
当ブログ管理人の有栖川呑屋コマルがお隣は㌧スルの国、監獄(かんごく)旅行をしていた。
糞売(くそうる)市内を観光していた時、一匹の㌧スルのガキが猛犬に襲われている現場に遭遇した。
その㌧スルのガキは手にナイフとフォークを持っていた。
どうやらそのイヌを生きたまま食べようとした所、怒ったイヌの逆襲にあったようだった。
コマルの目の前で猛犬が㌧スルのガキに飛び掛かった。
コマルが㌧スルのガキを救おうと、反射的に㌧スルのガキに飛び掛かったイヌに飛び掛かり、思いっ切り蹴った。
「キャイン!!」
一声鳴いてイヌが地面に倒れ込み、動かなくなった。
㌧スルのガキは一瞬驚いた表情を見せたが、そのまま立ち上がると正に㌧スル、礼も言わずにその場から立ち去った。
何事もなかったかのようにコマルもその場を後にしようと振り返った時、目の前に一匹のオッサン㌧スルが立っていた。
そのオッサン㌧スルは 『㌧スル日報』 という名の新聞社の記者だった。
たまたまその場にいてコマルが猛犬を撃退するシーンを写真に収めていた。
㌧スル日報の記者がコマルに聞いた。
「ウリは 『㌧スル日報』 の記者ニダがョ~。 今のシーンを写真収めたニダ。 アンタは大したもんニダ。 是非、この写真を明日の朝刊に使いたいニダ。 タイトルは 『糞売(くそうる)の英雄、猛犬から子供を守る』 にするニダ。 いいニカ?」
それを聞いたコマルがたどたどしい㌧スル語で答えた。
「ウリ、否、オラさぁ、糞売の人間じゃねぇから。
つー、まー、りー、・・・
『オラーーー!! オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』
さぁ、糞売(くそうる)の人間じゃねぇから」
「留学生ニカ?」
「うんにゃ、観光客」
「どっから来たニカ?」
「イルボン (日本)」
「チョ、チョッパリニカ!?」
「うん。 だから別に記事しなくったっていいよ。 じゃ、ねー」
にこやかに手を振ってコマルがその場を離れた。
次の日・・・
㌧スル日報の一面にデカデカと前の日のコマルと猛犬の写真が掲載された。
タイトルはこうだった。
『糞のチョッパリ、糞売(くそうる)の可愛いイヌを虐殺!!』
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#999 『猛犬』 お・す・ま・ひ
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