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アリスのお家 『ミルキー・ウェイ』 (第三話) 『朝の恋人 -その6-(最終回)』
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『ミルキー・ウェイ』 (第三話) 『朝の恋人 -その6-(最終回)』

(第三話) 『朝の恋人 -その6-(最終回)』


朝。

JR山手線、高田馬場駅8時17分発、いつもの電車。
ドアが開いたので乗り込んだ。
スゥーっと、引かれるように俺の首、どういう訳か左に振れた。
自分の首のはずなのに。
そしたらそこに彼女がいた。
2m位先だった。

『エッ!? 何で?』

ジッと俺を見つめてる。
悲しみと期待と不安が入り混じったような目をしてた。
しばらくそのまま見つめ合う。
悲しそうな表情に、チョコットばっかズッキンだ。
そして・・・
俺は目を切った。

『参ったなぁ。 ドウしましょ』

な~んて思いつつ、窓から外を眺めていたが、視野に入る彼女の視線が痛い。

少し経ったら目白駅。
着いたら当然ドアが開く。
乗り降りする乗客達を、彼女の視線を感じながら眺めてた。

そしたら、
一人の女性が目に入る。
こっちに向かって走ってる。
ドンドンドンドン近付いて来る。
その娘とドアと競争だ。
どっちが早いか競争だ。

ドアかその娘か?
その娘かドアか?

タッチの差で間に合った。

「エィ!!」

っとその娘は飛び乗った。
そしたら直ぐに、
待ってましたとばかりにドアがガチャン。


(ガラガラガッシャン!! パ~~~ン!!)


ハァハァ~、ハァハァ~、呼吸を整えて、
照れくさそうに微笑んで、
その娘は俺にこう言った。

「フゥ~、間に合ったぁ。 オッハヨー!!」

歳は二十歳の女子大生。
笑顔の可愛い女子大生。

俺はニッコリ笑ってこう返す。

「おはよう」

そぅ。
その娘が俺の新しい
朝の恋人 『その名は菊乃』。

否(いや)、違う。
朝の恋人 『その名は菊乃』 
そんな女は
もういない。

目の前に、今いるその娘は本物の。
俺の恋人 『その名は麻美』。

そう、

『朝霧麻美(あさぎり・あさみ)』

見つけたのは10日(とおか)前。
ゲットしたのは3日前。
出来立てホヤホヤの恋人だ。

「寝坊しっちゃった?」

「うん。 エヘヘ」

しばらくすると池袋。
後ろがチョッと気になるが、
振り返らずにそのまんま、東口で降りました。

そして一緒に改札口。
そこで二人は右左(みぎひだり)。
俺は会社で麻美は私鉄。

今夜7時に池袋。
パルコでデートのお約束・・・

「じゃ、今夜ね」

「あぁ。 7時ジャスト。 又、ダッシュで来んのかな? さっきみたいに・・・」

「うぅん。 そんな事ないょ、ダイジョブだょ。 エヘヘ」

「ホント?」

「うん」

「良し!! じゃ、7時!?」

「うん、7時。 じゃ、ね!?」

「あぁ。 じゃ、な!?」




(第三話) 『朝の恋人』 お・す・ま・ひ





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