p.s. I love you #528 『照れ臭ささとと怖さのせいで・・・』
2022-11-26
#528 『照れ臭ささとと怖さのせいで・・・』
照れ臭ささとと怖さのせいで・・・
「好き」
って言えず、ただ俯(うつむ)いてた。
でも、勇気を振り絞って顔を上げたら……アナタが見つめてた。
その瞬間・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・時間が止まった、、、
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p.s. I love you #527 『この一言を』
2022-11-25
#527 『この一言を』
会った瞬間・・・
「お!?」
「ン?」
「髪切ったんだ?」
「ウン」
「へ~。 似合ってんじゃん!! ロン毛よっかショートのほうが全然良(い)いな。 ウン。 似合ってる似合ってる。 スッゲー似合ってる」
彼のこの誉め言葉で、一瞬言葉を失った私。
チョッとぎこちない間(ま)。
でも、すぐ気を取り直して、その日どうしても言わなければならない言葉を口にした。
「髪を切ったのはね、アナタにね、この一言を告げるため・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サヨナラ」
p.s. I love you #526 『守護霊 ④』
2022-11-23
#526 『守護霊 ④』
お空で見守ってくれている・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・健ちゃんへ。
見て、この子。
忘れ形見だょ、健ちゃんの。
名前は健ちゃんの健を取って、健治。
ね。
良(い)い名前でしょ?
実はワタシ、妊娠してたんだ……言わなかったヶど。
って、言うかぁ……言えなかったんだ。
健ちゃんの癌の告白聞いて。
それに半年のはずが、た~~~ったの三ヶ月で逝っちゃったでしょ……お空に。
だから言えなかったんだ、妊娠三ヶ月だって。
健ちゃんが癌の宣告受けた頃にこの子授かったみたい。
だからあの時、妊娠三ヶ月。
そしてこの子を、周りの皆(みんな)は家族を含めて、
「堕ろせ」
「堕ろしなさい」
「堕ろした方が良くね」
・・・
「堕ろした方が二人のためだょ」
みたいな事言っちゃって……猛反対。
ヶど、ダメ。
堕ろすなんて出来なかった。
あんまり可哀そうじゃん……この子が。
命だょ、命を奪うんだょ……この子の。
だから出来なかった、堕ろすなんて。
そしてそれは、間違っていなかったと思ってる……絶対。
ウン、そぅ。
絶対に間違っていなかった。
だって可愛いんだもん。
それも超が付くぐらい。
ホントに可愛いんだょ、超可愛いんだょ。
ね、見て。
ソックリでしょ、健ちゃんに。
見た目から性格までぜ~~~んぶ。
だからもぅ結婚は無理。
無理だょ、結婚。
それにこの子、障害児なんだ……蒙古症。
別名……ダウン症。
生んでから分かったんだヶどね。
でも軽度のダウン症でモザイク型って言うんだって。
見た目も知能もいたって普通なんだヶど、合併症の心配がチョッとあるっぽい。
染色体に異常があるせいかな?
分かんないヶど……難しくって。
でも、大丈夫。
アタシが立派に育てて見せる。
だからお願い……健ちゃん。
一番輝いてる星の隣で目守るなんて言ってないで、約束通り守護霊ンなって帰って来て。
頼りなくても良(い)いから、守護霊ンなって帰って来て。
守護霊ンなって、この子守って。
どぅしても守護霊が無理なら、幽霊(ゆうれえ)でも良(い)いょ
ね。
一緒に育てょ、アタシと健ちゃんの幽霊で。
ね。
きっと上手く行くょ、きっと。
そぅすればさ、そぅすればこの子が大人になった時にさ、幸せ者(もん)を一人作れるでしょ。
そぅ。
と~~~っても幸せ者を……一人。
頼りないくせに作れちゃうんだょね。
と~~~っても幸せ者を……一人。
ウン。
一人・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ワタシみたいな幸せ者を……一人、、、
p.s. I love you #525 『守護霊 ③』
2022-11-21
#525 『守護霊 ③』
えぇっと~。
一番輝いてる星って・・・。
ウゥ~ン。
見えない!?
ま~ったく見えない!?
やっぱ無理だょ、健ちゃん。
晴れてる日だって無理だょ、見えないょ。
全然見えないょ、一番輝いてる星ぃ.
曇っちゃってさ。
さぅ。
曇っちゃって曇っちゃって曇っちゃってさ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・涙で、、、
p.s. I love you #524 『守護霊 ②』
2022-11-19
#524 『守護霊 ②』
今・・・
麻美がコレを読んでるつー事は、オレはもぅこの世にいないつーっこたな。
でも、約束したな、守護霊ンなって麻美を守るって。
ヶど、その約束・・・。
守れそうもねぇや。
だってオレ、やせ細っちまって力(りき)入ンねぇんだゎ、ぜ~んぜん。
だから、オマエの守護霊、務まりそうもねぇや。
やっぱオレ、オマエの言った通り頼りないヤツだった、スマン。
でもなぁ、麻美。
オレ、何とか頑張ってオマエを見守るぐれぇは出来っかも。
だから・・・。
だから、晴れた日は夜空を見上げてくれ、そこで一番輝いてる星。
それがオレ、じゃなくって、その横にいてオマエを見守ってるからな、必ず。
必ず見守ってっからな、約束する。
ンじゃぁな。
今までアンガトな・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・健一、、、
p.s.
早く、頼りがいのある良(い)いヤツ見っけて、シ、ア、ワ、セ、にな・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オレの分まで、、、
p.s. I love you #523 『守護霊 ①』
2022-11-18
#523 『守護霊 ①』
「幽霊(ゆうれえ)ってさぁ」
「え!?」
「幽霊って怖(こえ)え?」
「ン!? ゆうれえ? 『ゆうれえ』って・・・。 お化けの事?」
「あぁ」
「どしたの急に? 変な事聞いて?」
「だから、幽霊って怖え?」
「決まってンじゃん、怖いに。 お化けなんだから」
「なら、もし・・・。 オレとソックリだったらどうだ? やっぱ怖えか?」
「え!? 健ちゃんとソックリ?」
「あぁ」
「ウ~ン。 どぅかなぁ? 状況によるんじゃない、出て来る。 ウ~ン。 ヶど、やっぱ・・・。 ウ~ン。 どぅかなぁ? 分かんない」
「だょな」
「ウン。 でもどしたの? 急に?」
「否な。 もし、オレが死ぬような事があったら、幽霊ンなって麻美を守ってやろうと思ってな」
「あ!? そっか、そういう事!? だったら幽霊(ゆうれい)じゃなくって守護霊じゃん」
「オゥ!? そぅか、そぅだな、守護霊だな。 そぅそぅそぅ。 守護霊守護霊守護霊っと」
「ウン。 ヶど、健ちゃんの守護霊かぁ? な~~~んか頼りない」
「ンな事(こた)ぁ、ねぇ。 立派に麻美を守って見せる」
「ヶど、頼りない」
「・・・」
「でも・・・。 守ってくれる時はベストを尽くしてね?」
「あぁ。 任せとけ」
「良し!! 任せた」
「ウム」
「ヶどさぁ、さっきから変だょ、健ちゃん。 病院から帰って来てから」
「そ、そっかぁ?」
「ウン。 そぅ。 何かあったの? 病院で・・・。 健康診断の結果が悪かったとか・・・」
「・・・」
「・・・」
「ウンにゃ、な~んも・・・」
「ウゥ~ン。 そっかなぁ・・・」
「あぁ。 な~んもねぇ。 至って健康。 悪い所(とこ)なし!!」
「なら、結構!!」
「お!? ソレ洒落(しゃれ)か? 健康結構」
「ウン。 まぁね。 エヘヘへ」
「ま。 結婚まじかだしな、オレ達。 同棲も終わって」
「お!? ソレ洒落か? 結構結婚」
「ウン。 まぁな。 エヘヘへ」
「と!? 言ふ事は・・・。 健ちゃん、生きた守護霊になるんだね、ワー、ター、シー、の~~~」
「そぅ言ふ事。 生きても死んでも、俺はお前の守護霊守護霊っとぉ」
「頼りない・・・ね」
「それを言うンじゃ、ねぇ」
「アハハハ。 なら、ガッツをつけるためにガッツリ食べさせなくっちゃぁ。 今、ディナー作るからね、極上の。 腕によりを掛けて」
「オゥ!? 頼まぁ」
「♪ フンフンフン ♪」
「・・・」
コイツのこの鼻歌交じりで料理する後ろ姿、いつまで見れんのかなぁ?
あーあぁ~。
や~~~ぱ、言えねぇょなぁ、健康診断の結果。
癌だったなんて。
それも悪性・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・余命半年の、、、
p.s. I love you #522 『たるい事』
2022-11-16
#522 『たるい事』
メールもたるいし、電話もたるい。
出掛けンのもたるいから、デートもたるい。
なぁ、そろそろたるい事すンの止めねぇかぁ?
な!?
いい加減、オレん所とこ)来いょ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・親元から、、、
p.s. I love you #521 『背後から』
2022-11-16
#521 『背後から』
不意に・・・
背後から、
「誰々さ~~~ん」
看護婦さんが名前を呼ぶ声。
「え!?」
思わず、振り返って看護婦さんを見た……僕。
だって、一緒だったんだょ、性も名前も……去年死んだあの娘と。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大好きだった、、、
ps. I love you #520 『その距離』
2022-11-15
#520 『その距離』
あの娘(こ)と僕。
僕とあの娘。
机の距離……1m。
家の距離……1㎞。
ヶど、
僕たちの距離……無限大。
だってあの娘・・・アイツの彼女だから.
でも・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いつかは、、、
ps. I love you #519 『速攻で・・・』
2022-11-14
#519 『速攻で・・・』
メールの着信音に・・・
速攻反応する……我が家のニャン。
ご主人様ソ~~~クリ。
だって家(うち)のネコ、着信音が鳴ると速攻でタッチするんだぜ、オレの携帯……オレよっか先に。
きっと、普段から観察してやがんだろうなぁ。
メールの着信音が鳴る度(たんび)、速攻で携帯つかむ……オレの事。
そぅ。
きっと、観察してやがんだろうなぁ、オレが速攻で携帯つかむの。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『あの娘(こ)からのメールか?』って思って、、、
ps. I love you #518 『テレビの星占い』
2022-11-13
#518 『テレビの星占い』
朝・・・
出掛けに見た……テレビの星占い。
「良し!! 恋愛運、絶好調!! ウムウムウム」
今日こそは、憧れのあの娘(こ)のハートをゲットだぜぇ。
ナ~ンチって。
あーあぁ~。
こ~んな物(もん)にまで一喜一憂しちまうんだょなぁ。
ホ~~~ントつれぇぜ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・片想いは、、、
ps. I love you #517 『街で偶然・・・』
2022-11-12
#517 『街で偶然・・・』
さっき・・・
街で偶然出逢(ぐうぜん・であ)った、ワタシから別れを告げた……元彼。
その彼が、ワタシが付けてたブローチを見て一言。
「アレッ!? ソレってオレが遣(や)ったヤツ?」
「ウン」
「へ~。 捨ててなかったんだ」
「そ。 アナタは捨てても、コレはね。 お気に入りだから」
「フ~ン。 ・・・。 ま!? オレが遣ったとは言え、オマエの物(もん)だもんな、好きにすれば良(い)いさ」
「ウン」
「じゃぁな、オレ、急ぐから。 又、逢えると良いな」
「ウン。 じゃぁね」
足早に立ち去る元彼。
その後ろ姿を見つめながら。
『ホントは、好きだから許せなかったんだょ、あの時、アナタの浮気。 アナタが大好きだったから、だからなおさら・・・。 ホントに大好きだったから・・・』
そして・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今でも、、、
ps. I love you #516 『元気?』
2022-11-11
#516 『元気?』
気が付いたら・・・
いつの間にか顔なじみになっていた、と~~~っても素敵なお客さん……超ハンサム。
久しぶりに来てワタシのレジに並び、レシートとオツリを手渡した時に一言……もち、ワタシに向かって。
「久しぶり~。 元気ぃ?」
「ハィ!! 元気です!!」
ヶど本当は、たった今元気に。
アナタのその一言で・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ニッコリ笑顔付きの、、、
ps. I love you #515 『何度も・・・』
2022-11-10
#515 『何度も・・・』
今まで・・・
何度も騙(だま)した……アナタ。
何度も騙された……ワタシ。
でも、
その度(たび)に許して来た。
なのに何で?
何で許せなかったの……あの時。
そぅ。
あの時、もぅ一回・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・だヶ、、、
ps. I love you #514 『初舞台』
2022-11-09
#514 『初舞台』
高校の演劇部。
出番まじかの初舞台のワタシ。
もぅ、緊張で緊張で体はガチガチ。
不意に背後に人の気配。
振り向けば、そこに部長で主役の憧れの先輩。
その先輩が、
「体の力抜けょ。 稽古通りやればダイジョブだから。 な」
って、ニッコリ笑ってウインク。
励ましてくれた・・・筈。
ヶどね。
ヶどさ。
ヶど、ダメだょ先輩。
余計、ガチガチんなっちゃったじゃないですかぁ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アナタが見てるの思い出してぇ、、、
たっくん家(ち) #819 『全サイズ、ありますかぁ?』
2022-11-08
#819 『全サイズ、ありますかぁ?』
【登場人物】
たっくん・・・日本の素直な男の子
薬屋さんの女店員
ある日・・・
たっくんが、薬屋さんの女店員に聞いた。
「済(す)いませ~ん。 コンドームありますかぁ?」
「え!?」
「大きさは全サイズ」
「ぼ、ぼく!? そ、そんな物(もん)。 い、一体、何(なん)に使うの?」
「知らない!! ママが使うんだょ。 明日から海外旅行行くから、一杯いるんだって。 全サイズ、ありますかぁ?」
「・・・」
チ~~~~~ン!!!!!
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#819 『全サイズ、ありますかぁ?』 お・す・ま・ひ
ps. I love you #513 『メルアド交換』
2022-11-06
#513 『メルアド交換』
『ししし、しまったー!! いいい、急いで変えなきゃー、メルアド~~~!!』
焦るワタシ。
それって憧れの先輩が、
「メルアド交換な」
って言って来たから。
でも、理由(わけ)あって直ぐには教えらんない。
「ゴゴゴ、ゴメン、先輩!! きょきょきょ、今日は堪忍してー!? あああ、明日必ず~~~!!」
そぅ叫ぶように言って、全力ダッシュでその場から離れたワタシ。
そして、
お家(うち)に帰って、超超超、超~~~高速!!
で!?
メルアド変更。
「フゥ~。 良し!! これでおk」
思わずそぅ言って、一息つく。
でも先輩、怒ってないかなぁ、あの場から逃げちゃったワタシを・・・。
ヶど、仕方ないんだょね。
ウン。
そぅ。
仕方ない仕方ない仕方ない。
だってさ。
だってね。
だってワタシのメルアド、@マーク前、携帯の番号なんだょ、先輩・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アナタの、、、
ps. I love you #512 『がり勉だヶが・・・』
2022-11-05
#512 『がり勉だヶが・・・』
がり勉だヶが取り柄の……僕。
いつも握っているのはシャーペン……使い慣れてるヤツ。
そんな僕が初めて握った万年筆……ラブレターを書くために。
あて名は当然……憧れの君。
気が付いたらその万年筆、力一杯握ってた……一生懸命書いてたから。
でもね。
でもさ。
軽~くでも良(い)いんだ、握れるんだったら・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・君の手、、、
ps. I love you #511 『星に願いを・・・』
2022-11-04
#511 『星に願いを・・・』
ワタシの大好きなあの人。
その大好きなあの人が・・・
悲しみの涙を流している時、喜びの涙を流している時、欠伸(あくび)して涙を流している時、 そして笑い転げて涙を流している時、・・・、時、時、時・・・。
どんな時でも、あの人の流す涙。
その涙の先にはどぅか・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いつもワタシがいますように、、、
たっくん家(ち) #818 『どぅしてパパの頭には・・・ ③』
2022-11-03
#818 『どぅしてパパの頭には・・・ ③』
【登場人物】
たっくん・・・日本の素直な男の子
たっくんママ
たっくんパパ
ある日・・・
たっくんが、パパを指さしてママに聞いた。
「ねぇ、ママ~?」
「な~に、たっくん?」
「どぅしてパパの頭には毛がないの?」
「それはね、ママとたっくんを養うために頑張ってるからょ」
「フ~ン。 じゃぁ、僕の頭もあぁなっちゃうんだ?」
「ウゥゥウン。 たっくんはダイジョブょ。 ホントのパパ、フサフサだから」
「フ~ン」
「え!?」(パパ)
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#818 『どぅしてパパの頭には・・・ ③』 お・す・ま・ひ
たっくん家(ち) #817 『どぅしてパパの頭には・・・ ②』
2022-11-02
#817 『どぅしてパパの頭には・・・ ②』
【登場人物】
たっくん・・・日本の素直な男の子
たっくんママ
たっくんパパ
ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子
ある日・・・
たっくんが、パパを指さしてママに聞いた。
「ねぇ、ママ~?」
「な~に、たっくん?」
「どぅしてパパの頭には毛がないの?」
「ウ~ン。 どぅしてかしらねぇ?」
「ヨッチャンのパパはフサフサなのにね。 同(おな)い年なのに」
「そぅ言ゃ、そぅねぇ。 ウ~ム。 パパったら、みっともなくって・・・。 な~んかムカつくゎねぇ」
「ウン」
「・・・」(パパ)
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#817 『どぅしてパパの頭には・・・ ②』 お・す・ま・ひ
たっくん家(ち) #816 『どぅしてパパの頭には・・・ ①』
2022-11-01
#816 『どぅしてパパの頭には・・・ ①』
【登場人物】
たっくん・・・日本の素直な男の子
たっくんママ
たっくんパパ
ある日・・・
たっくんが、パパを指さしてママに聞いた。
「ねぇ、ママ~?」
「な~に、たっくん?」
「どぅしてパパの頭には毛がないの?」
「それはね、ママとたっくんを養うために頑張ってるからょ」
「フ~ン」
「ウムウム」(パパ)
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#816 『どぅしてパパの頭には・・・ ①』 お・す・ま・ひ