ps. I love you #275 『雪は降る』
2019-12-31
#275 『雪は降る』
♪
雪は~ 降る~
アナタは~ 来ない
・・・
♪
・・・・・・アダモ『雪は降る』か。
チェ。
アイツ……来ないじゃねぇかぁ。
雪は・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・降ってないのに、、、
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ps. I love you #274 『口癖』
2019-12-31
#274 『口癖』
「健ちゃんな~んか、大っ嫌い」
それが麻美の口癖。
だったらょ~、
いっつもょ~、
そんなにょ~・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・体、くっ付けて来んじゃねぇょ、、、
ps. I love you #273 『別れても好きな人』
2019-12-30
#273 『別れても好きな人』
♪
別れた人に 会~った
別れた渋谷で 会~った
・・・
やっぱり~ 忘れられ~ない
変わらぬ~ 優しい言葉で
私を~ つつんでしーまう
・・・
♪
な~んて……ウソ。
いくら言葉が……前みたいに優しくたって。
歌の世界だヶのお話ょね……ソレって。
だってさ。
アレじゃね。
あんなに変わってりゃ、そりゃね。
あ~んな・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ずるむけハゲの出っ腹(でっぱら)デブリんちょじゃ、、、
ハァ~
ps. I love you #272 『ペアで揃えた・・・』
2019-12-30
#272 『ペアで揃えた・・・』
「え!?」
あの人、アタシと同(おんな)じバッグ。
ペアで揃えた訳じゃないのに。
ヨッシャー!!
いつか絶対ペアに・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの人と、、、
ps. I love you #271 『黙って俺に・・・』
2019-12-29
#271 『黙って俺に・・・』
幼馴染のいっこ年下の男の子。
成人したある日こんな事を・・・
「オィ! 麻美!! 黙って俺に付いて来い!!」
「ホ~ン。 お主、誰に向かってそんな口利(くち・き)いてんだ?」
「・・・」
「ゥン? 誰に向かって?」
「・・・」
「・・・」
「ゴメン、姉ちゃん。 僕が付いて行く」
「良し! 付いて来い!!」
「ウン」
ps. I love you #270 『運命の出会い』
2019-12-29
#270 『運命の出会い』
今までず~っと半信半疑だった……運命の出会い。
ヶど一年前、それがある事を知った……あの娘(こ)と出会って。
そして今日、知った・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『逆縁』と言う言葉を、、、
ps. I love you #269 『笑顔の・・・』
2019-12-28
#269 『笑顔の・・・』
アナタはいつも、
「オマエの笑顔が一番さ」
って言ってくれるょね。
ヶどね、分かってる?
そのアタシの笑顔の素は・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アナタの笑顔なんだょ、、、
ps. I love you #268 『アナタの所為(せい)で・・・』
2019-12-28
#268 『アナタの所為(せい)で・・・』
「オィ! 麻美!! おせーじゃねぇか、1時間も待たせやがってぇ・・・」
「ゴメ~ン。 アナタの所為(せい)で遅れちゃった」
「え!? 何だょ、それ?」
「ウン。 ケンちゃんの所為で遅れたの」
「何言ってんだょ、オマエ?」
「いいからいいから、そんなチッチャナ事にこだわってると、男らしくないぞ」
「チ、チッチャナ事って・・・。 オ、オマ・・・」
「いいからいいから・・・。 ここは男らしく『オシ!!』って言えばいいの」
「ったく、何言ってんだょ、オマエ。 ったく・・・」
「いいからいいから・・・。 ね」
「・・・」
だって、言えないじゃん。
アナタにプロポーズされる寸前で目が覚めて、続き見たさに二度寝したら遅れたなんて・・・
ps. I love you #267 『席替え Scene1』
2019-12-27
#267 『席替え Scene1』
席替えだヶはゼッテー反対。
だって、隣のコイツと・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・離れたくねぇじゃん、、、
ps. I love you #266 『ペナルティキック』
2019-12-27
#266 『ペナルティキック』
サッカーの対抗試合。
味方チームがペナルティキック……ゲット。
キッカーは、つい最近ワタシに告って来た……彼。
思いっきり蹴ったナイスボールは……相手キーパーの超ファインセーブ。
でもね。
そんなにガッカリしなくてもいいんだょ。
ポストにはゴールインしなかったヶど・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ワタシのハートにはシッカリ、、、
ps. I love you #265 『一日遅れの・・・』
2019-12-26
#265 『一日遅れの・・・』
長い長い長~~~い入院生活。
やっと今日退院して来たアイツ。
だからアイツの大好きなショートケーキでお出迎え。
そして一言。
一日遅れの・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「メリー・クリスマス」
ps. I love you #264 『泣き虫の甘えん坊』
2019-12-25
#264 『泣き虫の甘えん坊』
「ホ~ンに、君って・・・。 泣き虫の甘えん坊なんだね」
「・・・」
「良し! わかった!! お姉さまのこのアタシに付いて来い!!」
「ウン」
ps. I love you #263 『ラブレターの返事の文字』
2019-12-25
#263 『ラブレターの返事の文字』
勇気を振り絞ってあの子に手渡したラブレターの文字は……“ I love you ”
でもその返事の文字は……“ I like you ”
コ、コレって・・・
ヤ、ヤッパ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・、、、
ps. I love you #262 『クリスマスイブ』
2019-12-24
#262 『クリスマスイブ』
雪がチラチラ、クリスマスイブ。
二度目のデート。
繋いでいた手を放して、さり気なく聞いてみた。
「寒くない?」
「うぅん。 寒くないょ、アナタと一緒だから」
チョッピリ嬉しかったヶど、チョッピリ残念。
だって、それじゃぁ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・肩に手、回せないじゃん、、、
ps. I love you #261 『お友達になって』
2019-12-23
#261 『お友達になって』
クラスの女友達から……今日。
「お友達になって」
と言われた。
『急に何言ってんだ?』
そぅ思いながら返した返事。
「もぅ、友達じゃん」
そしたらソイツ。
「ヤッター! ヤッター!! ヤッター!!!」
の!?
大はしゃぎ。
『え!? 何!?』
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・どぅいぅ事???
ps. I love you #260 『去る者は……』
2019-12-22
#260 『去る者は……』
『去る者は……日日に疎し』
・・・・・・か。
ニュアンスは少し違うヶど、似たようなもんかも……遠距離恋愛。
お互いの距離が離れると・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それだけ心も、、、
ps. I love you #259 『幼馴染のアイツ』
2019-12-21
#259 『幼馴染のアイツ』
何でも話せて来た……幼馴染のアイツ。
からかったりからかわれたり、まるで兄妹、否、姉弟みたいだった……幼馴染のアイツ。
ナゼかこの頃、そのアイツの顔を見るのが怖くなった。
お医者さんごっこだってした事あんのに……何で?
これってさぁ。
もしかして・・・
ps. I love you #258 『ワタシは泣きました』
2019-12-21
#258 『ワタシは泣きました』
ワタシは泣きました。
交通事故からワタシを庇って、酷く傷ついたあの人。
そのあの人の一言。
「君が無事で良かった」
だからワタシは泣きました。
だって・・・。
だって・・・。
だって・・・。
ワタシの好きな人は・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの人じゃ……
ps. I love you #257 『衝動買い』
2019-12-20
#257 『衝動買い』
衝動買いって……怖いょね。
だってさ。
昨日、百円ショップで思わず買ったハンコ。
僕のじゃなくって・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの娘(こ)の苗字なんだ、、、
ps. I love you #256 『もしもあの時・・・』
2019-12-19
#256 『もしもあの時・・・』
10年……遅かったのね。
もしもあの時、今みたいにチャットがあったら……違った結果に。
そぅ、違った結果に。
悲恋に終わった・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの人との遠距離恋愛、、、
ps. I love you #255 『風が運ぶもの』
2019-12-19
#255 『風が運ぶもの』
♪
ワタシの愛 何も~
気づか~ ないの~ あの人は~
だから~ せめて~ 風ょ~
愛を つたえーて~
・・・
♪
本多路津子
『風が運ぶもの』
・・・・・・か。
歌とは裏腹。
ワタシの愛、チャンと気付いてるのに・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・つれないあの人、、、
ps. I love you #254 『あのオバチャン』
2019-12-18
#254 『あのオバチャン』
男は・・・
「はて? 今、オレに微笑みかけてるあのオバチャン・・・?」
遠目から自分に向かって微笑みかけている丸々とデブった、混(ま)じりっけなし、純度百パーセントのぱーふえくとオバチャンのその不気味な笑顔を繁々と見つめながら、小声で呟いた。
瞬間・・・
『ハッ!? ア、アレは・・・。 朝霧麻美!?』
男は絶句した。
そぅ。
その “丸々とデブった、混(ま)じりっけなし、純度百パーセントのぱーふえくとオバチャン” こそは、男の大学時代のクラスメイトであり、片想いの相手で、しかも卒業以来一度も会う事がなかったにもかかわらず、この十年間男が憧れ続けて来た超絶美人だったはずの女だった。
しか~~~し、現実は・・・。
そぅ、現実は・・・。
まぁ、無理もないんですヶどね。
だってさ。
思い出の中の女は・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・年を取らない!!
かかかかか。。。
ps. I love you #253 『ホントの恋』
2019-12-18
#253 『ホントの恋』
ある日・・・
女が呟いた。
「一瞬で好きになって、一生忘れる事が出来ない……それがホントの恋。 ウ~ム。 ナイス」
「オマエ、何、ブツブツ言ってんだ?」
「ウン。 今日のアタシはチョビーーーッチ哲学者」
「・・・」
「・・・」
「オマエ、頭、ダイジョブか?」
「ダイジョブだょ」
「熱あんじゃねぇのか?」
「そんな事ないょ、平熱だょ」
「なら、その、『そんな事ないょ、平熱だょ』の哲学者さんは、今、何を仰(おっしゃ)ったんですか?」
「ウン。 チョッとホントの恋をね。 ウン。 チョッとホントの恋をね……語ってみた」
「ホ~ン。 で。 今、語られたその『チョッとホントの恋をね』とは?」
「ウン。 ホントの恋ってね。 一生、愛し続ける事の出来る人と出会って初めて生まれるし、落ちちゃうんだなぁ、コレがぁ」
「ホ~ン。 で。 『そんな事ないょ、平熱だょ』の哲学者さんは、『一生、愛し続ける事の出来る』ような、そんな超素敵なお方様と出会った事があるんですか?」
「ウン。 あるょ」
「へ~? 何時(いつ)?」
「今」
「え!?」
「ウン。 『そんな超素敵なお方様』って・・・。 アー、ナー、タ。 そぅ。 アー、ナー、ター、の~~~事」
「ホ~ン。 そぅ言ふ、オチかい」
「ウン。 ナイスだったでしょ? ね。 ナイスだったでしょ?」
「ウンニャ、ナイスじゃねぇ」
「え!? 何で?」
「だってオマエは会ったかも知んねぇヶど、オレまだ『一生、愛し続ける事の出来る』ような、そんな超素敵なお方様と出会った事ねぇから」
「え!?」
「一遍でいい、会って見てぇもんだなぁ、そんな超素敵なお方様」
「もぅ、会ってるでしょ」
「ウンニャ、会ってねぇ」
「会ってるょー!!」
「会ってねぇ!!」
「会ってる!!」
「会ってねぇ!! あ!?」
「どしたの?」
「そぅだ! 会ってる!! ウン。 会ってる」
「でしょ」
「あぁ、会ってる。 昨日、入って来た……転校生。 あの娘(こ)、超綺麗。 ウム。 終に、オレにも、ホントの恋が・・・」
「え!?」
「愈々(いよいよ)オレにもホントの恋が・・・」
「・・・」
「な~んてな。 冗談冗談。 アハハハハ。 何、青ざめてんだょ、バーカ。 アハハハハ」
「ウン、モ~。 酷~い」
「アハハハハ アハハハハ アハハハハ バーカバーカバーカ。 アハハハハ アハハハハ アハハハハ」
ps. I love you #252 『母さん』
2019-12-17
#252 『母さん』
初めて・・・
「お母さん」
じゃなく、
「母さん」
と、息子に声を掛けられた日。
誰にも気付かれないように涙を拭(ぬぐ)ったのは秘密です。
だってあの子ったら、顔や姿形(すがたかたち)、それに背の高さのみならず声までも、死んだあの人と殆(ほとん)ど同じ。
しかも・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・話し方まで、、、
ps. I love you #251 『この、お茶目さん』
2019-12-16
#251 『この、お茶目さん』
先輩ってさぁ、いつも悪戯っぽい目で僕を見つめて、
「この、お茶目さん」
僕にそぅ言うょね。
それに、からかうような仕草(しぐさ)で腕組んで来たりしてさ。
でもね、先輩。
先輩、全然気付いてないょね。
あのね、先輩。
僕がお茶目なんじゃないんだょ。
いっつも僕を「お茶目お茶目」って言ってる先輩が・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・甘えんぼさんなんだょ、、、
だ、か、ら、ね、先輩・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「この、甘えんぼさん」
ps. I love you #250 『遠距離恋愛』
2019-12-16
#250 『遠距離恋愛』
「ぁーあ~。 やんなっちゃうなぁ、もぅ」
「ん? 何、ボヤいてんの?」
「ウン。 彼の事。 まだまだ遠距離恋愛、続くのかなぁ、って思っちゃって・・・」
「我慢しなさい。 会えるだヶマシでしょ」
「お母さん、他人事(ひとごと)だからそんな事言えるんだょ」
「そんな事ないゎょ」
「そんな事あるょ」
「ないゎょ」
「あるょ」
「いぃえ、ありません!! 他人事(ひとごと)なんかじゃありません!! お母さんなんか、会いたくてももぅ、二度と会えないんだから・・・」
「あ!?」
「死んだらもぅ一度・・・。 会えるかなぁ・・・」
「・・・」
ps. I love you #249 『ボヤキ その9』
2019-12-16
#249 『ボヤキ その9』
夜空を仰いで星に語り掛ける。
の!?
はずが、気が付けば辺(あた)り構わず叫んでいた。
「何でオレには彼女が出来ないんだーーーーーーーーーー!!!!!!!!!! ハァ、ハァ、ハァ、・・・」
しばし興奮冷めやらぬ、オレ。
やがて、
『ハッ!?』
我に返ってボソッと独り言。
「しょうがねぇょなぁ、考えらんねぇからなぁ、アイツ以外・・・。 あーぁ~。 ちぇッ」
ps. I love you #248 『振り返ると』
2019-12-15
#248 『振り返ると』
振り返ると……そこに君。
それは……初めて眼が合った瞬間。
それと同時に恋に落ちた瞬間・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お互いに、、、
ps. I love you #247 『ノートに落書き』
2019-12-14
#247 『ノートに落書き』
近くにだ~れもいない……放課後。
ポツンと一人、ノートに落書き。
アナタの気配を感じて素早く閉じた。
だって、アナタに見られたら恥ずかしいでしょ。
相合傘に二人の名前だから・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アナタとワタシの、、、
ps. I love you #246 『四番の意地』
2019-12-14
#246 『四番の意地』
高3の春。
彼にとっては最後の試合。
甲子園目指した対抗試合。
9回裏、点差は3ゼロで相手リード。
しかし、ツーアウト。
でも、満塁。
一発出れば逆転サヨナラ。
カウント、ツースリー。
思いっきり振りかぶってから放たれた相手ピッチャーの剛速球。
当然、四番の意地、ホームラン狙いの彼。
狙いすませて思いっ切りスイング。
アニメ『巨人の星』のアームストロング・オズマの見えないスイング級の大振り。
しか~~~し、
(バスッ!!)
ボールは無情にもキャッチャーミットの中。
それと同時に、
(ゥー、ゥー、ウ~~~)
試合終了のサイレン。
バッターボックスから出る事が出来ず、その中にうずくまる彼。
小刻みに震える彼の体。
そんな彼を黙って見つめるアタシ。
ヶど、涙で曇って良く見えない。
そんな彼の周りに涙ぐみながら集まるチームメイト。
それに気付いて立ち上がる彼。
皆(みんな)泣いてる。
アタシも泣いてる。
チームメイトも応援団も・・・。
勿論、彼も・・・。
でもね。
ホームランは打てなかったヶど、アナタのスイングとその涙・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アタシの心には見事なホームランだったょ、、、
ps. I love you #245 『魔法の言葉』
2019-12-13
#245 『魔法の言葉』
誰かに言われると幸せになれる魔法の言葉。
そんな言葉、言われた事……アナタにある?
ワタシはあるょ。
そ、れ、は、ね。
そー、れー、は~~~・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・君、可愛いね、、、