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アリスのお家 2019年11月
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アリスのお家

創作お話作ってます。。。

ps. I love you #222 『月の女神ダイアナ』



#222 『月の女神ダイアナ』





夜空を見上げ、男がボソッと呟いた。

「今夜は月が綺麗だな」

それに、女が応えた。

「ウン。 満月だね。 ホント綺麗」

「でも、何だぁ。 何つーかなぁ」

「ん? な~に?」

「あぁ。 オマエはもっと綺麗だぜ」

「ゥフ」

「あぁ、そぅさ。 オレにとってオマエは月の女神ダイアナさ」

「なら、アタシにとってアナタは太陽神アポロンね」

「お!? そぅ来たか?」

「ウン」

「でも、知ってるか? アポロンて、フォエボスアポロンって言われてんの」

「ん? どういう意味?」

「フォエボスアポロン。 ギリシャ語で『光り輝くアポロン』、つー意味らしい」

「へ~。 博識」

「まぁな」

「なら、きっと、アタシも光り輝いてるんだね」

「そぃつぁ、チョッと言い過ぎ」

「違うょ」

「ん?」

「だって月ってねぇ・・・。 月って、太陽があるから輝けるんだょ」

「・・・」

「アナタがいるから輝くワタシ。 そして輝くワタシたち」

「お!? 上手い!!」

「でしょ?」

「あぁ。 アハハハハ」

「アハハハハ」


しか~~~し、


この二人は知らない・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダイアナには “処女神の一面がある事” を、、、







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ps. I love you #221 『絶対勝てない』



#221 『絶対勝てない』





「なぁ、麻美」

「何?」

「オマエさぁ。 まだ、元カレ、忘れらねんじゃねぇの?」

「・・・」

「・・・」

「ウン。 中々ね。 でも、今は健ちゃんだょ。 信じて」

「あぁ。 まぁ・・・。 言ってもしょうがねぇの分かってんだヶどな・・・」

「・・・」

「オマエの元カレ、卑怯だょな」

「え!?」

「オレ、絶対に勝てねぇじゃん」

「そんな事ないょ! 信じて!!」

「否!! 信じるも何も、ぜってー勝てねぇじゃん。 死んじまったヤツにゃぁ・・・。 何をどぅやらぁ、勝てんだょ?」

「・・・」







ps. I love you #220 『たまには……こんなのも、、、(番外だピョンwww)』



#220 『たまには……こんなのも、、、(番外だピョンwww)』





チョッとしか出てない感じ。

しか~~~し、


(チラッ)


チラ見してみると……結構出てる。


そー、れー、が~~~・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ウンコ、、、







ps. I love you #219 『散る桜 残る桜も 散る桜 ・・・』



#219 『散る桜 残る桜も 散る桜 ・・・』





神風特別攻撃隊・・・



『散る桜 残る桜も 散る桜 ・・・』

かぁ・・・。

桜に命を絡めたんだなぁ・・・。

しっかし、何だぁ・・・。

ヒョットして、アレは……オレの命に匹敵する物(もん)だったかも。


桜のように散って行った・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アイツへの片想(かたおも)い、、、




【参考】『散る桜残る桜も散る桜 ☆ 嗚呼、神風特別攻撃隊』 https://www.youtube.com/watch?v=4NMigAHpoew







ps. I love you #218 『一番のお気に入り』



#218 『一番のお気に入り』





僕の一番のお気に入り・・・


それはね。

君のその澄んだ瞳と優しく上品に語り掛けるその声。

でもね。

君のその澄んだ瞳と優しく上品に語り掛けるその声は、僕の一番嫌いな物でもあるんだ。

だってさ。

その澄んだ瞳で見つめ、優しく上品なその声が語り掛ける相手は・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・僕じゃないから、、、







ps. I love you #217 『ハッキリ両想い』



#217 『ハッキリ両想い』





誰が見ても “ハッキリ両想い” って分かる……オレとアイツ。

そのアイツに素直になれないオレ。

何とかしようと頑張ってんだヶど……ナゼか無理。

つーかぁ……照れ臭くって・・・。

つーかぁ……過度に緊張しちまって・・・。

つーかぁ……おっかなくって・・・。

が!?

ホ、ン、ネ。。。

アイツはしっかり意思表示してるのに。

ウ~ム。

好きな女に愛されてるのにぃー!!

「コイツのためなら、何だってやれらー!!」

ってぐれぇ、スッキなのにぃー!!

な、何でだぁ~~~!?

何で、オレの方が追い詰められなきゃなんねんだー!!


これって・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・一体、何なんだょーーーーーーーーーー!?







ps. I love you #216 『悪夢にうなされて』



#216 『悪夢にうなされて』





「ウゥ~ン」

悪夢にうなされて、


(ガバッ!!)


ベッドから飛び起きたその日……アイツに振られた。

「チッキショー!!」


夢ン中じゃぁ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オレが振ったのにぃーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!







ps. I love you #215 『引っ張りたくっても』



#215 『引っ張りたくっても』





どんなに頑張って引っ張りたくっても、引っ張れないのが……運命の赤い糸。

特段、引っ張りたくもないのに引っ張られるのも……運命の赤い糸。

大好きだったあの人とは結局……破局。

何となく付き合って結ばれたのが……今の主人。

そしてワタシは今、結構、幸せ……子宝にも恵まれちゃったし。


ホ~ント分かんない物(もん)だなぁ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・運命って、、、







ps. I love you #214 『ムーンライト・セレナーデ Scene2』



#214 『ムーンライト・セレナーデ Scene2』





ある月の綺麗な夜・・・


何かを思い出したように、突然、女が男に言った。

「ムーンライト・セレナーデかぁ・・・」

「ン?」

「ねぇ、知ってる? 月ってさぁ・・・。 太陽がないと輝けないんだょね」

「何、突然、当たり前の事言ってんだ」

「ウン。 月ってアタシと一緒だなって、思っちゃったから」

「オマエと一緒?」

「ウン。 だって、太陽のお陰で月が輝けるように、アタシが輝けるのは・・・」

「オマエが輝けるのは?」

「そぅ・・・。 アー、ター、シー、が~~~、輝けるのは・・・」

「・・・」

「隣にアナタがいるから」

「お!?」

「ね」

「あぁ。 オマエ今さぁ、上手い事言うなぁって、オレが喜ぶと思っただろ」

「ウン。 思った」

「ちっがうんだなぁ、これがぁ・・・」

「え!?」

「オマエさぁ、肝心な事、二つ忘れてんだょ」

「肝心な事、二つ?」

「あぁ。 二つな」

「それって?」

「あぁ。 教えてやろう」

「・・・」

「先ず、レッスンその1。 月は・・・。 夜っき輝けない」

「あ!?」

「続いて、レッスンその2」

「・・・」

「隣にオレが居ようが居まいが・・・。 オマエはいつも輝いている」

「お!?」

「な。 上手い事は・・・。 コウやって・・・。 言ふ。 かかかかか」

「ウン」

「かかかかか」



【参考】『ムーンライト・セレナーデ』https://www.youtube.com/watch?v=9R3S-iPP0DA







ps. I love you #213 『ムーンライト・セレナーデ Scene1』



#213 『ムーンライト・セレナーデ Scene1』





ある月の綺麗な夜・・・


何かを思い出したように、突然、女が男に言った。

「ムーンライト・セレナーデかぁ・・・」

「ン?」

「ねぇ、知ってる? 月ってさぁ・・・。 太陽がないと輝けないんだょね」

「何、突然、当たり前の事言ってんだ」

「ウン。 月ってアタシと一緒だなって、思っちゃったから」

「オマエと一緒?」

「ウン。 だって、太陽のお陰で月が輝けるように、アタシが輝けるのは・・・」

「オマエが輝けるのは?」

「そぅ・・・。 アー、ター、シー、が~~~、輝けるのは・・・」

「・・・」

「隣にアナタがいるから」

「お!?」

「ね」

「あぁ。 上手い事言うな」

「ウン。 でしょ。 アハハハハ」



【参考】『ムーンライト・セレナーデ』https://www.youtube.com/watch?v=9R3S-iPP0DA







ps. I love you #212 『勇気を出して』



#212 『勇気を出して』





勇気を出して・・・。

否、勇気を振り絞って・・・。

否々、決死の覚悟で・・・。

否々々、命懸けで・・・。

そぅ、命懸けで。

命懸けで両拳(りょう・こぶし)を握り締め、全身プルプルさせ、汗ビッショリになりながら、あの娘(こ)の目をしっかり見つめて言ったこの言葉……「君が好きだ」

で!?

「ゴメンね。 アタシには好きな人が・・・」

が!?


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・その返事、、、


ガーーーーーン!!!!!!!!!!







ps. I love you #211 『沖縄の海が』



#211 『沖縄の海が』





「オレさぁ・・・。 沖縄の海が大好きなんだ」

「え!? どしたの? いきなり?」

「だって綺麗じゃね。 青々として、それでいて透明感を感じるほど澄んでいて・・・」

「らしいね。 アタシ見た事ないヶど」

「ウン。 オレもない」

「え!? ないの?」

「あぁ」

「なのに何で?」

「まぁ。 単なる枕さ。 落語で言う所のま、く、ら。 この言葉を言うための」

「・・・」

「それ以上にぃ・・・。 オマエはぁ・・・。 綺麗だょ」

「上手い!! でも、何にも出ないょ」

「出てんじゃん」

「え!?」

「オマエが」

「・・・。 ウン、もぅ~。 言葉が返せないょ~」

「アハハハハ。 今日も又、オレの勝ちぃー!!」

「ウン、もぅ~」

「アハハハハ。 アハハハハ。 アハハハハ」







ps. I love you #210 『一番聞きたい言葉』



#210 『一番聞きたい言葉』





ワタシの事・・・


「綺麗だね」

とか、

「可愛いね」

とか、

「素敵だね」

とかとかとか・・・。

色々褒めてくれる……あの人。


でも~。

ワタシが一番聞きたい言葉はそんなんじゃないんだょなぁ。

あのね。

ワタシが一番聞きたい言葉はね。

そぅ。

ワタシが一番聞きたい言葉……ソレはね。


た~~~ったの一言・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「好きだょ」







ps. I love you #209 『想(おも)いを告げる勇気』



#209 『想(おも)いを告げる勇気』





夜空の星に祈る。

どうかワタシに……あの人への想(おも)いを告げる勇気を下さい。

それが無理なら・・・。

せめて・・・。

せめてせめてせめて・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・諦める強さだヶでも・・・







ps. I love you #208 『ドキドキが止まらない』



#208 『ドキドキが止まらない』





さっきからドキドキが止まらない。

3年前、初めてアナタに告(こく)られた時と一緒……否、それ以上。

だって、初めて見る・・・。

身だしなみに人一倍拘(ひといちばい・こだわ)るアナタの……スーツのポケットのその不自然な膨らみ。


それってヒョットして・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・魔法の玉手箱???







ps. I love you #207 『僕が君を迎えに・・・』



#207 『僕が君を迎えに・・・』





結婚前。

遠距離恋愛で長い事、待たせんだょね……僕が君を迎えに行くまで。

悪いヶど、もぅ一度待ってて欲しいんだ……僕が君を迎えに行くまで・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・天国で、、、







ps. I love you #206 『告白する勇気』



#206 『告白する勇気』





告白する勇気のないオッサンが主人公のメリケン映画のDVD。

な~~~んど見ても……オッサン、告(こく)れず。

『一回ぐらい告んねぇかなぁ』

って、思いながら見ても……や~~~っぱり告れないオッサン。

だから画面の中のその映画の主人公のオッサンに、

「一回ぐらい告って見やがれー!! この根性なしー!!」

って、思いっ切り叫ぶ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・根性なしのオレ、、、


トホホ。。。







ps. I love you #205 『俺より先に・・・』



#205 『俺より先に・・・』





俺より先に、この世を去って行った……オマエ。

ズルいだろぅ。

オレがまだ後を追えないのを知ってたクセに……娘がまだ一人残ってるじゃないかぁ。

コイツが片付くまでまだ死ねないだろぅ……頑張んなくっちゃぁ。

まぁ。

顔立ちオマエそっくりで、しかも超美人。

だから、きっと、このオレみたいな超イケてるヤツを見つけるだろうヶどな。

カカカカカ。。。


やれやれ、一刻も早く解放されたいぜ。

そしたら天国でもぅ一度オマエを抱きしめてこぅ言うんだ。

「愛してるぜ、ベイビー」

だから、オレがコッチを逝(い)って、ソッチに行くまで……待っててくれるょな?

な?


たった一人の・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オレのベイビー、、、







ps. I love you #204 『青春ドラマなら』



#204 『青春ドラマなら』





高校生活、最後の試合。

その最後の打席で、遥か彼方に消えて行く、超特大の逆転サヨナラ満塁ホームラン。

テレビなんかの青春ドラマなら当然ここで、アイツとオレの熱~いラブロマンス。

でも現実は……打球と共に遥か彼方に消えて行った、恋人と一緒に観戦していたアイツへの・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・オレの熱い想い、、、







ps. I love you #203 『アナタの目』



#203 『アナタの目』





あの娘(こ)を見ているアナタの目なんか見たくない。

ヶど、ワタシに向けられたアナタの目は見ていたい。

恋って辛いんだょね・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ホントに、、、







ps. I love you #202 『ジッと俺の目を・・・』



#202 『ジッと俺の目を・・・』





初めて出会った時、大胆にも……ジッと俺の目を見つめていたアイツ。

告って来た時だって……ジッと俺の目を見つめていたアイツ。


そして、ジッと俺の目を見つめて・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サヨナラ、、、







ps. I love you #201 『アナタは今・・・』



#201 『アナタは今・・・』





アナタは今、何を思い、誰を想っているの?

きっと、ワタシ以外の誰かの事を思い、その女性(ひと)を想っているのね。


ワタシは今・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アナタの事を思い、アナタを想っているのに、、、







ps. I love you #200 『遠い過去の記憶』



#200 『遠い過去の記憶』





幼馴染のアイツ。

突然、蘇(よみがえ)った……遠い過去の記憶。

「大きくなったら僕のお嫁さんになってくれる?」

「チョッと待って、お母さんに聞いて来る」

そう言って、走って家に向かい、戻って来て一言。

「お母さんがいぃって。 だからいぃょ」

「じゃぁ、大きくなったらね」

「ウン」

そして今日、晴れの結婚式。


でも・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今、隣にいるのは、、、







ps. I love you #199 『まるで獲物を追うハンター』



#199 『まるで獲物を追うハンター』





逃げるワタシを追うアナタ。

まるで獲物を追うハンター。

でも、突然の失速。

『え!? アタシの事、諦めちゃったの?』


気が付けば、いつの間にか・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ワタシがハンター、、、







ps. I love you #198 『突然のメール』



#198 『突然のメール』





分かれて一年。

元カノから突然のメール。

『ゴメンね。 やっぱりアナタだった。 もぅ一度、好きんなってもいぃ?』

そんな自分勝手なヤツに、怒りは頂点……大爆発。

そんな怒りを必死で抑えてこのメール・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お、か、え、り、、、







ps. I love you #197 『素晴らしい世界』



#197 『素晴らしい世界』





「アタシねぇ・・・」

「ん? 何だぃ?」

「ウン。 アタシねぇ。 アナタには絶対見る事の出来ない素晴らしい世界、見れるんだょ」

「え!? どした? 急に、また、変な事言って・・・。 ユリゲラーにでもなったつもりか?」

「ウゥン。 違うょ」

「じゃ、何だょ? そのオレには絶対見る事の出来ない素晴らしい世界って? そんな世界があんのかょ?」

「ウン。あるょ」

「どんな世界だょ!? 言ってみろょ!!」

「ウフッ。 そんなにムキんなっちゃって・・・。 か~わぃ」

「何言ってんだょ、オマエ!! その世界とやら、早く言えょ!!」

「じゃぁ、リクエストにお応えして・・・。 あのね・・・」

「・・・」

「それはね・・・」

「・・・」

「アタシの目の前にね・・・」

「・・・」

「アナタのいる世界」

「お!? そう来たかぁ」

「ウン」

「・・・」

「・・・」

「なら今度、もっといい世界をオマエに見せて上げよう」

「え!? ないよぅ。 そんな世界」

「うんにゃ、ある。 しかも二人、同時に見れちゃうヤツが、超素晴らしいヤツが・・・」

「ホント?」

「あぁ、ホントだ」

「ホントにホント?」

「あぁ、ホントにホントだ」

「ホントにホントにホント?」

「あぁ、ホントにホントにホントだ」

「どんなヤツ?」

「鏡に映ったオレたち」

「あ!?」

「な」

「ウン」


しか~~~し、

この二人はこの歌を知らない・・・


『花の色は 移りにけりな いたづらに わが身世にふる ながめせしまに』







ps. I love you #196 『紳士のスポーツ』



#196 『紳士のスポーツ』





「ラグビーってさぁ、紳士のするスポーツって言われてるみたいだヶどぉ、良っく見ると結構野蛮だょね」

「だな。 まぁ、平たく言っちまうと、紳士のする野蛮なスポーツってとこかな」

「なら、サッカーはどぅ? アレを平たく言うと?」

「あぁ。 ありゃ、野蛮人がする野蛮なスポーツだ」

「フム。 なるほど。 だったら野球が一番無難だね?」

「あぁ、だな。 無理なく出来る無難なスポーツだもんな」

「うん」







ps. I love you #195 『独り占め(ひとりじめ)』



#195 『独り占め(ひとりじめ)』





クラス中のオスたちの目を、否、他のクラスのオスたちの目も、否、全校生のオスたちの目さえも、全てを独り占め(ひとりじめ)している……アイツ。

そのアイツの目を独り占め(ひとりじめ)している……オレ。


いゃ~。


ホ~ンにつれぇゎ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・モテるって、、、


ガハハハハ







ps. I love you #194 『なのに恋人宣言を・・・』



#194 『なのに恋人宣言を・・・』





アイツの気持ちは知っている……アナタが好き。

オレの気持ちも当然同(とうぜん・おんな)じ……アイツが好き。

なのに恋人宣言を頑(かたく)なに言拒むアイツ。

「理由(わけ)、分かんねぇょなぁ」

ってズ~ッと思っていた今日、その理由(わけ)判明。


アイツにはフィアンセがいて、式の日取りも決まっていた・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・初めて出会った時、既に、、、







ps. I love you #193 『字は似てるのに』



#193 『字は似てるのに』





『辛い』と『幸せ』

字は似てるのに……意味反対。

なのに一瞬にして変わっちゃうんだょね……この二つ。

そぅ、一瞬にして……変わっちゃう。


ズ~ッと片思いだと思ってた彼に・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「僕は……君が好きだ!!」って言われた瞬間、、、







ps. I love you #192 『幼馴染のある日の会話』



#192 『幼馴染のある日の会話』






幼馴染の仲良しの二人……田中健一、朝霧麻美(あさぎり・あさみ)。


その二人のある日の会話・・・


「健ちゃんてさぁ・・・。 誰か好きな人いるの?」

『お!? チャンス到来!?』

「あぁ。 いるぜ」

「誰?」

「さぁ?」

「はぐらかさないで言って、誰?」

「オマエが凄~く良~く、知ってるヤツ」

「え!?」

「オマエと同(おんな)じ日に生まれてて、クセも好みも、ぜ~んぶ同(おんな)じヤツ」

「え!? アタシ、そんな女性(ひと)、知らないょ」

「うんにゃ、知っている。 北斗の拳っぽく言ゃぁ、『オマエはもぅ、知っている』」

「ホントに知らないょ。 アタシ、そんな女性(ひと)」

「んなこたぁない。 オマエは良~く知っている」

「えぇ~? 誰~? 誰かなぁ?」

「朝霧麻美ってヤツ。 つまり、オマエだょ~ん」

「ん、もぅ。 健ちゃんのバカ!!」

「アハハハハ。 オレが好きなのは朝霧麻美。 オマエだょ~ん。 アハハハハ。 当然、オマエもオレが好きだょな。 アハハハハ」

「嫌いだょー!! イー、だ!! 健ちゃんなんか、大っ嫌いだょー!! イー、だ!!」

「アハハハハ、アハハハハ、アハハハハ、・・・」







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ジョーク大好き お話作んの大好き な!? 銀河系宇宙の外れ、太陽系第三番惑星『地球』 の!? 住人 death 。

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