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アリスのお家 2019年10月
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アリスのお家

創作お話作ってます。。。

ps. I love you #162 『桜吹雪の中で』



#162 『桜吹雪の中で』





桜吹雪の中で……出会い。

桜吹雪の中で……互いの愛を確認し。

桜吹雪の中で……将来を語り合い。

桜吹雪の中で……入学式を迎える子供たちの成長を見守り。


そして今日・・・


桜吹雪の中で……散りゆく桜を見つめながら、独り呟く(ひとり・つぶやく)。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アナタ、最後の一人が今日、巣立って行きましたょ、、、







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ps. I love you #161 『チョッと抵抗』



#161 『チョッと抵抗』





抱きしめようとしたらチョッと抵抗した彼女。

だから聞いた。

「オレが嫌いなのか?」

「好き」

「じゃぁ、何で?」

「まだ心の準備が・・・」

「良し!! なら、次な」

「うん」







ps. I love you #160 『人と人との出会い』



#160 『人と人との出会い』





「別れたいのに・・・。 分かれられない。 別れたくないのに、分かれてしまう。 ウ~ム」

「オマエ、さっきからないブツブツ言ってんだ?」

「うん。 人と人との出会いって、不思議だなぁって」

「運命だからな」

「お!? だね」

「あぁ」







ps. I love you #159 『急な仕事+』



#159 『急な仕事+』





「プンプン」

「なぁ、麻美。 そんなに怒んなょ」

「怒ってなんか! いないゎょ!!」

「怒ってんじゃねぇか」

「決まってるでしょ!! 昨日が何の日だか覚えてないの!?」

「オマエの誕生日」

「・・・。 覚えてるのに何で!?」

「仕方ねぇだろぅ、急な仕事が入っちまったんだから」

「『急な仕事』って・・・、何ょ!? 仕事とアタシとどっちが大事なの!?」

「仕事」

「え!?」

「冗談冗談。 チョッと待ってな」

そぅ言って、起動中のパソでグーグルマップから『ニューヨーク』を検索。

そのニューヨークを指差しながら、スーツの胸ポケットから綺麗にラッピングされた小箱を取り出して一言。

「ハッピバースデー・トゥ・ユー。 ハィ! コレッ!!」

「何ょ、コレッ!? 今更、要(い)らないわょ、こんな物」

「いいから、開けてみな」

渋々、その小箱を受け取り、包み紙を解くと、中からティファニーのオープンハートのミニ・ペンダント。

「・・・」

黙ったままジッとそれを見つめている麻美に一言。

「知ってか? ティファニーの本社ってココにあんだぜ、ココ。 ニューヨークに」

「・・・」

「で!? 今、12時前だから・・・。 ニューヨークは今、日本から見た時、日付は昨日の深夜。 時差があっからな、14時間。 だからそれは、昨日渡しちゃダメだったんだ、今日なじゃくっちゃ。 な。 だろ?」

「・・・」

「つーこって・・・。 改めて・・・。 ♪ ハッピバースデー・トゥ・ユー、ハッピバースデー・トゥ・ユー、ハッピバースデー・ディア・麻美~。 ハッピバースデー・トゥ・ユ~~~ ♪」

「バカ!! ズルいょ!!」

「アハハハハ。 ま。 そぅ言ぅこって、お後が宜しいようで・・・。 アハハハハ、アハハハハ、アハハハハ、・・・」







ps. I love you #158 『急な仕事』



#158 『急な仕事』





「プンプン」

「なぁ、麻美。 そんなに怒んなょ」

「怒ってなんか! いないゎょ!!」

「怒ってんじゃねぇか」

「決まってるでしょ!! 昨日が何の日だか覚えてないの!?」

「オマエの誕生日」

「・・・。 覚えてるのに何で!?」

「仕方ねぇだろぅ、急な仕事が入っちまったんだから」

「『急な仕事』って・・・、何ょ!? 仕事とアタシとどっちが大事なの!?」

「仕事」

「え!?」







ps. I love you #157 『調子っぱずれ』



#157 『調子っぱずれ』





調子っぱずれのあなたの歌声。

付き合い始めた頃は、なるべく気にしないようにしてたのに・・・。

いつの間にか合わせてハミング。


アナタと同(おんな)じ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・調子っぱずれで、、、







ps. I love you #156 『今日でお別れ』



#156 『今日でお別れ』







 今日でお別れね もう逢えない

 涙を見せずにいたいけれど

    ・・・



「今日でお別れかぁ・・・」

「ん? どした、急に?」

「ウン。 アタシ達ってある種、今日でお別れね」

「ん? ある種、今日でお別れ?」

「うん」

「何言ってんだ、オマエ。 意味分かんね」

「だってアタシ達ってさぁ。 明日から、デート終わった後、帰る家、一緒じゃん」

「まぁ、な。 同棲する以上、そうだな」

「でしょ。 だから、会ってお別れする関係、今日でお別れ」

「フム。 な~るほど」

「ね」

「あぁ」







ps. I love you #155 『照れ屋の彼』



#155 『照れ屋の彼』





恋人のはずの照れ屋の彼。

ある日、そんな彼にこぅ言われた。

「オレさぁ。 結婚したいヤツがいるんだ」

「え!?」

「結婚式には絶対来いょ。 呼んでやっから」

「・・・」

「な~に黙ってんだょ。 オマエが来なきゃ話しんなねぇだろ」

「え!? どぅ言ぅ事?」

「だってオマエが来なきゃ、オレの隣が空席んなっちまうじゃねぇかぁ」

それが照れ屋の彼の、一所懸命(いっしょ・けんめい)頑張った、精一杯のプロポーズ。


それが分かってて、嬉しいのにはぐらかしちゃったワタシ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・チョッと意地悪だったかなぁ、、、







ps. I love you #154 『ボヤキ その7』



#154 『ボヤキ その7』





「ニコッ」

オレにそう微笑みかけるあの娘(こ)。

それを見て超ガックリ来るオレ。


だってレベルが違うんだょなぁ・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アイツに向ける笑顔と、、、







ps. I love you #153 『ツンデレなアタシ その1』



#153 『ツンデレなアタシ その1』





ツンデレなアタシ。

大好きな彼の前に出ると、つい、強がっちゃう。

そんなアタシの心を軽~くしてくれた彼の一言。

「素直んなれょ」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「うん」







ps. I love you #152 『全部一緒』



#152 『全部一緒』





生まれた時間は勿論・・・。

生まれた年、月、日がぜ~んぶ一緒の彼。

「結納も、結婚式の日取りも、同(おんな)じにしちゃえば、お祝い事、全部一回で出来ちゃうね」

そんな事を笑いながら話し合ってた彼。


そして、お互いの誕生日の今日・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・サヨナラ、、、







ps. I love you #151 『早期退院出来た理由』



#151 『早期退院出来た理由』





アタシが早期退院出来た理由はね。

『先生のくれたお薬が良く効いたから』だヶじゃないんだょ。

一番効いた薬はね。

お見舞いに来てくれた時のアナタのあの笑顔と、その時に言ってくれた一言。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・早く元気になれょ、、、







ps. I love you #150 『進路』



#150 『進路』





高3になったある日・・・


担任の先生が皆(みんな)に聞いた。

「良~し、皆(みんな)ぁ!! 皆(みんな)は、進路は決まったかぁ?」

「まだで~す」

と、全員で大合唱。

「しょうがねぇなぁ。 決まったのはオレだヶかぁ・・・」

「え!?」

と、驚く全員。

それから誰かが聞いた。

「先生!!」

「オゥ! 何だ!?」

「それって?」

「あぁ。 今度、結婚する事になったんだぁ」

「オォー!!」

「オォー!!」

「オォー!!」

 ・・・

「オォー!!」

「オマエ達も進路は早くきめろょ!! ガハハハハ」

「オォー!!」

「オォー!!」

「オォー!!」

 ・・・

「オォー!!」

「ガハハハハ」







ps. I love you #149 『生涯忘れられない言葉』



#149 『生涯忘れられない言葉』





君には生涯忘れられない言葉って……ある?

僕にはあるょ。

それはね。

あの時、君が言った、たったの一言。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「アナタが好き」







ps. I love you #148 『何となくソワソワ』



#148 『何となくソワソワ』





あの人と別れてもう5年も経(た)ってるのに、何となくソワソワ、もしかするとあの人が居そうで。


ココ、この場所に来ると・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・初めてあの人と出会ったこの場所に来ると、、、







ps. I love you #147 『恋って苦しい・・・』



#147 『恋って苦しい・・・』





幼馴染の仲良しの二人。

学校からの帰り道、不意に女が呟いた。

「恋って苦しいのょね」

「ん? どした、急に?」

「ウン。 恋ってさ・・・。 会えなければ逢えないで苦しいし、会ったら会ったで苦しいし・・・」

「え!? そうかぁ? 好きなヤツに会ったら、嬉しいんじゃねぇのかぁ?」

「バカ!! アンタがハッキリいないから苦しいんだょー!!」

「え!?」

「バカバカバカ!! 健ちゃんのバカ!!」

「・・・」






ps. I love you #146 『一瞬の時間』



#146 『一瞬の時間』





誰かを好きになるのって……一瞬なんだょね。

ヶど、その人を諦めるのって……時間がかかるんだょね。


でも、そんな時間を一瞬にして消した・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・彼、、、







ps. I love you #145 『手作りのチョコ』



#145 『手作りのチョコ』





ワタシが心を込めて作った手作りのチョコ。

それを上げた時の君の嬉しそうな笑顔。

その笑顔が見れて、とっても嬉しかったワタシ。

でもね。


ワタシが一番嬉しかったのはね・・・


そのチョコを自慢気に見せびらかせてる、無邪気な君を見た時だょ、、、







ps. I love you #144 『毎日(まいんち)ガッコに・・・』



#144 『毎日(まいんち)ガッコに・・・』





オレが毎日(まいんち)ガッコに行きたいのは……あの娘(こ)の笑顔が見たいから。

ヶど、毎日(まいんち)ガッコに行きたくないのは……見たいはずのあの娘の笑顔が・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アイツの物だから、、、





ps. I love you #143 『超ショック』



#143 『超ショック』





消費税、結局上がって……超ショック。

台風、被害デカくて……超ショック。

ラグビー準々決勝、南アに負けて……超ショック。

あれもこれも、毎日毎日(まいんち・まいんち)、いろんな事で……超ショック。


ヶど、一番は……不意に訪(たず)ねた独り暮らしの彼女のマンション・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・トイレの便座が起きてた時、、、







ps. I love you #142 『遠距離恋愛で会えない時間』



#142 『遠距離恋愛で会えない時間』





「遠距離恋愛で会えない時間って、必ずしも無駄な時間じゃないって……知ってる? つーまーり~~~、・・・

『無駄ーーー!! 無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』

な時間じゃないって……知ってる?」

「ん? どした? 急に?」

「だから聞いてんの。 遠距離恋愛で会えない時間って、絶対無駄な時間じゃないって事!!」

「・・・」

「分かんない?」

「あぁ、分かんね。 どぅ言ぅこった?」

「チョッと考えてみてょ」

「チョッと考える? ・・・。 ウ~ム。 ・・・。 チョッと考えたヶど、やっぱ分かんね」

「ントにもぅ。 しょうがない人ねぇ。 あのねぇ。 遠距離恋愛で会えない時間ってね。 次にあった時、何倍も幸せに感じるための時間なんだょ」

「フ~ン。 そんな物(もん)かねぇ」

「そぅだょ。 そんな物(もん)だょ。 次にあった時、何倍も幸せに感じるためのじーかーん」

「毎日(まいんち)ビデオチャットしてんのにか?」

「・・・」







ps. I love you #141 『時間』



#141 『時間』





『去る者、日々に疎(うと)し』かぁ。

失恋を癒せる唯一つ(ただ・ひとつ)の薬……それは時間。

その時間を唯一人(ただ・ひとり)・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・止めた彼、、、







ps. I love you #140 『また・・・』



#140 『また・・・』





「また会えるといいね」

が、

「また会ったね」

に変わり、

「また会おうな」

になり、

「またな」

だったのが昨日まで。


そして今日、アイツから・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「もぅ、会わない」







ps. I love you #139 『チョッとしたラブゲーム』



#139 『チョッとしたラブゲーム』





気付いてた筈だったんだょなぁ、アイツの気持ち。

ヶど、ワザとスルー。

チョッとしたラブゲーム。

ホレた女に追われる快感。

これは……たまらん。

ウム。

実に……たまらん。

コイツぁ、ぜってー、手放せん。

ホレた女に追われるたまらん快感。

でも、気付いてるはずが、実は気付いてなかった。


アイツが俺を・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・既に諦めてた事に、、、







ps. I love you #138 『凸(デコ)』



#138 『凸(デコ)』





いきなりの突風。

「キャ!? 風!? ヤダー! オデコ、出ちゃぅー!!」

「お!? どした、急に?」

「うん。 アタシ、凸(デコ)だから、風強いとね。 前髪はねて、オデコが出ちゃうんだ」

「いいじゃんか、チョッとぐれぇ」

「ヤダょ、みっともないもん」

「そんな事ねぇょ」

「あるょ、そんな事」

「ねぇょ」

「あるょ」

「ねぇょ」

「あるょ」

「ねぇったら、ねぇ!!」

「あるったら、ある!!」

「そ、そんな事言ったら、前髪後進してるオレなんて・・・」

「あ!?」

「な!?」

「ゴ、ゴメン。 そ、そんなつもりじゃ・・・」

「・・・」

「でもね、健ちゃん。 別に慰める訳じゃないんだヶど、健ちゃんの場合はね。 前髪が後進してるんじゃないんだょ」

「じゃぁ、何だょ?」

「うん。 健ちゃんの場合はね。 前髪が後進してるんじゃなくって、オデコが前進してるんだょ」

「な、何だょ、ソレっ!? 慰めんなってねぇじゃねぇかぁ」

「そっかなぁ? なってると思うょ」

「そ、『そっかなぁ? なってると思うょ』って・・・。 こ、このアマー!! ぃ、言わせておヶばー!! そんな事言うのは、この口かー!? この口かー!? この口かー!?」

「ぃ、いてっ!? は、離せー! バカー!! ぃ、いてぇだろー! 頬っぺた引っ張んなー!! バカー!! DVだ、DVだ、DVだー!! 訴えてやるー!!」

「バーカ!! DVってなぁ、ドメスティック・バイオレンスの略で、夫婦間暴力の事だ!!」

「じゃぁ、何だ!?」

「オレらは夫婦じゃねぇから、単なる痴話喧嘩だ!! ち、わ、げ、ん、か。 それも……た、ん、な、る、ち、わ、げ、ん、か。 分かったかぁ、この凸(デコ)アマ―!?」

「だったら、早く、アタシにDVって言わせるようにしてみせろー!! この前進ハゲ凸(デコ)ー!!」

「え!?」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ダ、ダイジョブなんだろうか、この二人、、、







ps. I love you #137 『恋って・・・』



#137 『恋って・・・』





恋って苦しいのょね……これは事実。

恋って盲目……これも事実。

恋って一瞬ょね、落ちるの……これも紛(まぎ)れもない事実。

そんな苦しくて盲目になってた恋の相手の彼。

そんな彼を一瞬にしてどうでも良くした・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あの人、、、







ps. I love you #136 『君をここまで』



#136 『君をここまで』





「初めて会った時には思いも掛けなかったょ。 まさか君をここまで好きになるなんて。 君の一挙手一投足にここまで全身全霊を傾けるなんて。 君が他のヤツと楽しそうにしてるのが、ここまで心配になるなんて。 君が悲しそうにしてる時、僕まで悲しくなっちゃうなんて。 そんな事ぜ~んぶ、ぜ~んぶ、ぜ~んぶ、初めて会った時には思いも掛けなかったょ」

「それって・・・。 ぜ~んぶ、アタシのセリフだょ」

「え!?」

「・・・」

「じゃ、じゃぁ・・・。 オ、オレたち・・・」

「うん」

「ヤ、ヤ、ヤ、ヤッター!! ヤッタヤッタヤッター!!」

「クスッ」







ps. I love you #135 『関白宣言』



#135 『関白宣言』







  フフフフフ フフ フン

  フフフフフ フフ フン

  フフフフフ フフ フン

      ・・・

  子供が育って年をとったら 俺より先に死んではいけない

  例えばわずか一日でもいい 俺より早く逝ってはいけない

  何もいらない俺の手を握り 涙のしずくふたつ以上こぼせ

  お前のお陰でいい人生だったと 俺が言うから必ず言うから

  忘れてくれるな~ 俺の愛する女は~ 愛する女は~ 生涯お前ひとり

  忘れてくれるな~ 俺の愛する女は~ 愛する女は~ 生涯お前ただ~ ひとり




さだまさしかぁ・・・


歌手はいいょなぁ、歌手は。

こんな歌、適当に歌って。

そんでもっていい金んなって。

羨ましいぜ、つったく。


しっかし~、現実は……幼い子供を残し、俺の手も握らず、涙のしずくとやらは一滴もこぼさず、わずか一日どころか20年も早く俺より先に逝っちまって・・・。

一瞬だもんなぁ、交通事故は・・・。

呆気(あっけ)ない物(もん)だぜ、人間の死は・・・。

儚(はかな)いょなぁ、人の一生は・・・。

って、ボヤいても仕方ないか・・・。

しかし、まさか “お前の命日に” とはなぁ・・・。

運命のアイロニー、皮肉ってヤツか・・・。


嗚呼、妻ょ!!

今日、お前にソックリに育った娘が巣立って行ったょ、俺とは大違いの将来性のあるヤツの許に・・・。

その、お前にソックリに育った娘のお陰でいい人生だったょ、俺は・・・。

つまり、お前のお陰でいい人生だったんだ、俺の人生は・・・。


だから・・・。


だからだからだから・・・。




  忘れてくれるな~ 俺の愛する女は~ 愛する女は~ 生涯お前ひとり

  忘れてくれるな~ 俺の愛する女は~ 愛する女は~ 生涯お前ただ~ ひとり








ps. I love you #134 『でも、一番は……』



#134 『でも、一番は……』





ローマのコロッセウム……ウム。 悪く無し!!

フランスの凱旋門……ウム。 中々良し!!

ギリシャのパルテノン神殿……ウム。 上等上等!!


でも、一番は……やっぱりココ。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アナタの横、、、







ps. I love you #133 『真剣な顔してぼんやり』



#133 『真剣な顔してぼんやり』





授業中。

「オィ! 田中!! この問題の答、言ってみろ」

「ハッ!! ・・・。 す、済んません、先生。 ぼ、ぼんやりして問題聞いてませんでした」

「フ~ン。 オマエは真剣な顔してぼんやりすんのか?」

「え!? あ!? ハィ!! え!? し、真剣な顔? え!? あ!? ハィ!! そ、そうっス」

「相変わらず、しょうがないヤッチャなぁ。 どうせオマエの事だ、好きな女の事でも考えてたんだろ? 真剣な顔してぼんやりと」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・『ず、図星』







ps. I love you #132 『なのに何で?』



#132 『なのに何で?』





「そんなつまんねぇ事で泣くんじゃねぇょ!!」

と、アタシを元気付けてくれた君。

「でも、どぅしても我慢出来ねぇ時は、ココで泣け!!」

そう言って、アタシを優しく抱きしめてくれた君。

そんな素敵で、優しくて、包容力があって、カッコ良かった君。


なのに何で?

何で何で何で?


どうすれば・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そんな……加齢臭プンプンのズル剥(む)けデブになっちゃうの???







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ジョーク大好き お話作んの大好き な!? 銀河系宇宙の外れ、太陽系第三番惑星『地球』 の!? 住人 death 。

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