小説(その他)ランキング
小説(その他)ランキング

これ・↑・ポチってしてね


アリスのお家 2018年04月
fc2ブログ

アリスのお家

創作お話作ってます。。。

進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1088 『朝立・世界ぎふし発見!/黒人の・・・』

#1088 『朝立・世界ぎふし発見!/黒人の・・・』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

田原アリス・・・ポチの飼い主

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人

臭野仁(くさの・ひとし)・・・フリー・アナウンサーでスーパークイズマスター  TVのクイズ番組 『朝立・世界ぎふし発見!』 の司会者 





ある日・・・


ポチとアリスとコマルがテレビのクイズ番組 『朝立・世界ぎふし発見!』 に解答者として出演していた。
その番組の看板アナウンサーでスーパークイズマスターの臭野仁(くさの・ひとし)がこの3人に聞いた。

「皆さんは 『黒人』 はご存知ですょね、黒人」

「おぅ。 知ってるぜ。 当たりめぇじゃねぇか」

「はい。 アタシも」

「うん。 オイラも」

ポチ、アリス、コマルの順にそう答えた。

「宜しい。 それでは問題です。 いいですか? 良~く聞いて下さい。 いいですね」

「おぅ」

「はい」

「うん」

「ハィ! 結構!! それでは問題です。 黒人は読んで字の如(ごと)く、肌の色の黒い人達を言います。 西洋人を白人、日本人を黄色人種というようにですね。 それではその肌の色の黒い人達、つまり黒人の手の平の色は一体、何色でしょうか? ハィ!! では、ポチさんから」

「黒人の手の平の色~?」

「はい」

「んなもん、黒に決まってんじゃねぇか」

「黒!? ポチさんのお答は黒ですか?」

「おぅ。 当ったりめぇだろ」

「はい、分かりました。 それではアリスさん。 アリスさんのお答は?」

「はい。 アタシもポチとおんなじで黒だと思います」

「黒!? アリスさんのお答も黒?」

「はい」

「宜しい。 それでは最後にコマルさん。 コマルさんは何色と?」

「肌色」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~





ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1088 『世界ぎふし発見!/黒人の・・・』 お・す・ま・ひ







スポンサーサイト



進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1087 『平和』

#1087 『平和』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ある日・・・


ポチとコマルが仲良くお喋りをしていた。
コマルが聞いた。

「なぁ、ポチ」

「ん!?」

「どうすりゃ平和でいられっかなぁ?」

「アリスに逆(さか)らわなきゃいられる」

「え!?」

「・・・」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~





ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。






「ケケケケケ!!」











#1087 『平和』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1086 『人間の赤ちゃん』

#1086 『人間の赤ちゃん』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

田原アリス・・・ポチの飼い主

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ある日・・・


ポチとアリスが激しく言い合っていた。
そこへコマルがやって来た。

「オィオィオィ!! ポチもアリスもケンカはいくねぇ、ケンカは!! どしたんだ?」

これにアリスが鼻の穴を、


(カパッ!!)


っておっぴろげて興奮気味に言った。

「だってポチったら、人間の赤ちゃんは動物から見たらどうしようもない未熟児だっていうんだもん」

「え!? ホントか、ポチ!?」

「だって、そうじゃねぇか。 人間の赤ん坊と来た日にゃぁ、生まれてすぐ歩けねぇ、自分じゃ飯も食えねぇ、おまけに独り立ちすんのに何年も掛かっちまう。 だから言ったんだ」

「お!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1086 『人間の赤ちゃん』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1085 『パーティの帰り』

#1085 『パーティの帰り』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ





ある日・・・


我らがお茶目なアホ、あの菅直人(かん・ちょくと)大先生が政治資金パーティを開いた。
そのパーティには、ナゼかポチとコマルも出席していた。
その帰り。
それが悪い事だと分かってはいたが、チョイといい気分のほろ酔い加減でポチとコマルが車で帰った。
車の中でコマルがポチに言った。

「ヒック、ヒック、ヒック。 なぁ、ポチ~。 な~んか蛇行してんぞ。 チャ~ンと前見て運転しろよ。 ヒック、ヒック、ヒック、・・・」

「ヒック、ヒック、ヒック。 そういうオメェこそ、チャ~ンと前見て運転しろよ。 ヒック、ヒック、ヒック、・・・」

「ヒック、ヒック、ヒック、・・・」

「ヒック、ヒック、ヒック、・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1085 『パーティの帰り』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1084 『悪魔召喚』

#1084 『悪魔召喚』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

汚縄一郎(おなわ・いちろう)・・・極悪人  国瓜政党 『罠腫党』 → 『俺様が一番』 → 『俺様の党』 → 『???党』 の党首だが、そろそろ終わりが見えて来たヤツ

悪魔





ある日・・・


我らがお茶目な極悪人、あの汚縄一郎(おなわ・いちろう)大先生閣下様が地面に魔方陣を描き、

「エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、エロイムエッサイム!! 我は求め訴えたり!! エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、エロイムエッサイム!! くちはてし大気の聖霊よ!! エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、エロイムエッサイム!! 万人の父の名のもとに行う、我がもとめに答えよ!! エロイムエッサイム、エロイムエッサイム、エロイムエッサイム!!」

などとほざいて悪魔を召還した。


す、る、と、・・・


な、なんと!?


(モァモァモァ・・・。 ポン!!)


ホントに悪魔が姿を現した。

「オマエか、俺様を呼び出したのは?」

「は、はい」

「何のために?」

「は、はい。 是非叶えて頂きたい願いがあるからです」

「ん!? その願いとは?」

「はい。 一生掛けても使い切れない金が欲しくって」

「何? 一生掛けても使い切れない金?」

「はい」

「何のためにそんな物がいる?」

「はい。 ワシはもう人生にくたびれました。 なので 『政治の世界から足を洗ってこれからは自由人として悠々自適の生活を送りたい』 チューこってございます。 だから一生掛かっても使い切れない金を」

「おぅ、そうか」

「はい」

「良し!! ならば叶えてやろう、オマエのその願い」

「ホ、ホントですか!?」

「あぁ、本当だ」

「お、お、お有難うございます!!」

「ウム」

悪魔が頷いた。

次の瞬間、


(ポン!!)


汚縄一郎(おなわ・いちろう)大先生閣下様の目の前にジュラルミンのケースが出現した。

『ハッ!?』

仰天してそのケースを見つめる我らが大先生閣下様。
その大先生閣下様に悪魔が命じた。

「開けて見ろ!!」

「は、はい」

喜び勇んで、大先生閣下様がそのケースを開けて中を覗き込んだ。
中には一円玉がた~ったの1枚入っていただけだった。
大先生閣下様がそれ右手でつまみ上げた。

「こ、これは一体・・・。 な、何の冗談!?」

「オマエが一生掛かっても使い切れない金だ」

「え!?」

そう驚いた瞬間、

汚縄は死んだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・心臓麻痺で。




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1084 『悪魔召喚』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1083 『電話でプロポーズ』

#1083 『電話でプロポーズ』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人







ある日・・・


当ブログ管理人・有栖川呑屋コマルが電話でプロポーズをしていた。
コマルが電話の向こうにいる女性に恐る恐る聞いた。

「オ、オイラ・・・。 せ、赤面対人異性恐怖だから・・・。 で、電話で聞いちゃうヶど・・・。 あ、あの~。 よ、良かったら~。 オ、オイラと~。 け、け、け、け・・・結婚してくれますか?」

「うん。 いいヶど~」

「え!? ホホホ、ホントですか!?」

「えぇ、ホントよ。 でも、アンタ誰?」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1083 『電話でプロポーズ』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1082 『痛み止め』

#1082 『痛み止め』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ポチはいつの間にか外科医になっていた。
しかも誰もが認める名医として世界中にその名が知れ渡り、神の手を持つネコと謳(うた)われ、称賛されるまでになっていた。


ある日・・・


コマルが頭痛が酷くてポチに痛み止めの注射を打ってもらった。
コマルが聞いた。

「今の注射でホントに痛みを感じなくなるんか?」

「おぅ、なっちまうぜ。 個人差はあるがな」

「どんな?」

「そうょなぁ。 すぐってヤツもいりゃぁ、中々ってヤツもいる。 時にゃぁ、そのまんま何にも感じなくなっちまうってヤツもいらぁ」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1082 『痛み止め』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1081 『お医者さんゴッコ』

#1081 『お医者さんゴッコ』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

香山理科(かやま・りか)・・・陸橋(りっきょう)大学教授  危地害度であの鳩山ポッポ嫁の向こうを張る出自の超怪しい、誰が見ても自身が精神科医に掛る必要のある精神科医(らしい?)

小さい男の子を持つ中年女性





ある日・・・


我らがお茶目な危地害、あの香山理科(かやま・りか)女史大先生閣下殿の講演会があった。
講演は順調に進み、最後の質疑応答の時間になった。
これまた、特に何事もなく順調に進んみ、いよいよ最後の質問となった。
質問者は小さい男の子を持つ中年女性だった。
その女性が恥ずかしそうに理科に聞いた。

「あの~。 ・・・。 実は、その~。 ・・・。 とてもお恥ずかしい話なのですが、うちの子が近所の女の子とお医者さんゴッコをしているみたいで・・・。 どうしたものかと・・・」

「お医者さんゴッコを?」

「はい」

「お医者さんゴッコぐらいなら、さほど心配する必要はないんじゃないでしょうか」

「そうですかぁ?」

「えぇ、そうですよ。 子供なら誰でも一度ぐらいは経験があるんじゃないでしょうかね。 かく言うこのワタシだって、子供の頃は近所の男の子達とそりゃもう毎日毎日(まいんち・まいんち)。 オットー!? まぁ、余り余計な心配はしなくても時期が来れば卒業しますから、それをお待ちになっても宜しいんじゃないでしょうか」

「でも、うちの子。 外科医ゴッコをやろうとしてるんですヶど・・・」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1081 『お医者さんゴッコ』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1080 『中古のラジオ』

#1080 『中古のラジオ』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ある日・・・


ポチとコマルがお喋りをしていた。
コマルがポチに文句を言った。

「オィ! ポチ!!」

「ん!? 何だぁ?」

「『ん!? 何だぁ?』 じゃねぇぜ、今畜生!!」

「だからどしたぁ?」

「『だからどしたぁ?』 じゃねぇぜ、つったくよ~。 此間(こないだ)オマエから買ったあの中古のラジオ。 2日で壊れちまったじゃねぇか、2日で。 た~ったの2日しかもたなかったじゃねぇか。 ゼニ返せ、ゼニ。 代金の2千円」

「だったら一緒じゃねぇか。 俺様と」

「ん!? どういうこったぁ?」

「あぁ、あの2千円だってたったの2日しかもたなかったんだぜ、た~ったの2日しか」

「え!?」

「だから一緒だぁ」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1080 『中古のラジオ』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1079 『ウソップ寓話/コロンブスが持ち帰ったもの』

#1079 『ウソップ寓話/コロンブスが持ち帰ったもの』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ







有栖川呑屋コマル的寓話 『ウソップ寓話』 より 『コロンブスが持ち帰ったもの』





ある日・・・


テレビの教育番組で世界史を放映していました。
内容は大航海時代。
特に、コロンブスによる新大陸、即ち、メリケンの発見に関する物でした。

しか~~~し、、、

ナゼでしょうか?

その解説者は、いつの間にか京東大学教授になっていたポチだったのです。
一通りコロンブスの足跡を解説し終え、最後にポチがこの言葉で番組を締めました。

「タバコやゴキブリ。 それに梅毒なんかは、み~んなコロンブスのヤローがメリケンから持ちけえって来たもんだったんだぞ」

これにて番組終了。


その瞬間・・・


「ななな、何でその中にー! ㌧スルが入ってないニカーーーーーーーーーー!!!!!!!!!! イイイ、イルボンは反省しるーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」

キムチが発狂したのです。




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1079 『ウソップ寓話/コロンブスが持ち帰ったもの』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1078 『百円玉』

#1078 『百円玉』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人

一人の紳士





ある日・・・


コマルがオール百円の自動販売機でジュースを買おうと思い、コイン投入口に百円玉入れようとした。
だが、手元が狂い、


(ポトッ)


地面に落としてしまった。
そして運の悪い事にその百円玉が、


(コロコロコロコロコロ・・・)


転がってその販売機と地面の隙間(すきま)に入ってしまった。
コマルが屈(かが)んでその間を覗き込むと、確かに百円玉は見えるのだが手の届かない所だった。
たまたまその近くに落ちていた木の棒でなんとか取り出そうとしたが、なにせコマルは不器用者(ぶきよう・もん)。
百円玉をピクリとも動かす事が出来なかった。
仕方がないので諦め掛けた時、そのコマルの悪戦苦闘する姿を見ていた一人の紳士がコマルに近寄って来た。
そして、

「チョッとその棒、貸してみなさい」

そう言ってコマルから木の棒を受け取ると、その紳士が素早く自動販売機の下からコマルの百円玉を掻き出し、


(ヒョイ)


それを拾い上げ、

「はい、これっ」

そう言って、金を取り出す際のその余りの手際の良さをあっけにとられて見ていたコマルに手渡した。

「あ、ありがとうございます」

「いやいや、どういたしまして」

そう言い残して立ち去ろうとするその紳士に、コマルが背後から問い掛けた。

「あ、あの~」

「ん!?」

紳士が振り返った。

「普段、何してらっしゃる方なんですか?」

「私の仕事の事かね?」

「はい」

「税務署員だよ」

「お!? それで金取んの上手んだ!?」

「あぁ、そうだ。 では、さらばだ! 少年!! またいつの日か会おう」

爽やかに、

「ニカッ」

ってしてそうコマルに言い残し、税務署員は今日も行く~~~。




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1078 『百円玉』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1077 『ウソップ寓話/人魚の涙』

#1077 『ウソップ寓話/人魚の涙』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ







有栖川呑屋コマル的寓話 『ウソップ寓話』 より 『人魚の涙』




真珠・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・それは人魚の涙なのです。


ある日・・・


「ルンルンルン。 ルンルンルン。 ルンルンルン。 ・・・」

ポチがルンルン気分でお散歩をしていました。
すると、
我らがお茶目なアホ、あの菅直人(かん・ちょくと)大先生と出会ったのです。
直人大先生がポチに聞きました。

「オゥ! ポチじゃねぇか!? いやに嬉しそうだな? 何かいい事あったんか?」

「あぁ。 大ありよ」

「どんな?」

ここでポチが右手の手の平を、

「パッ!!」

ってしました。
するとその上に、ナ、ナント!?
直径が1センチ以上もある超極上の真珠が乗っていたではあ~りませんか。
驚いた大先生が聞きました。

「お!? ナ、ナント見事な真珠!? こ、これは一体どこでどうして?」

「おぅ。 昨日、釣りに行った海でよ~。 人魚のヤツに出会っちまってよ~。 んで、別れ際にソイツが悲しんで涙流しやがったのよ。 それがコイツだぁ」

「ど、どこの海だ!? お、俺も人魚に遭いてぇ!! だ、だから教えてくれ!!」

「おぅ。 構わねぇぜ。 神無川(かながわ)の四崎海岸(よさき・かいがん)だ」

「か、神無川(かながわ)の、よ、四崎海岸だな!?」

「おぅ」


― その次の、又その次の日 ―


「ルンルンルン。 ルンルンルン。 ルンルンルン。 ・・・」

我らがお茶目なアホ、あの菅直人大先生がルンルン気分でお散歩をしていました。
すると、
ポチと出会ったのです。

「オゥ! 直人じゃねぇか!? いやに嬉しそうだな? 何かいい事あったんか?」

「あぁ。 大ありよ」

「どんな?」

ここで大先生が右手の手の平を、


(パッ!!)


ってしました。
すると、その上に、ナ、ナント!?
直径が1センチ以上もある大きな真珠が乗っていたではあ~りませんか。
驚いたポチが聞きました。

「お!? 真珠!? オメェも人魚にもらったんか?」

「あぁ。 昨日、オマエに教えてもらった神無川(かながわ)の四崎海岸で人魚のヤツにもらったんだ」

「へ~。 そいつぁいかったな。 ・・・。 お!? でも、その真珠。 人工もんみてえだぞ」

「え!? ホ、ホントか!?」

「オゥ! ホントだ!! 間違いねぇ、ソイツぁ人工もんだ。 ・・・。 フ~ン。 なるほどな。 人魚のヤツぁ、ウソ泣きもするんだ」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1077 『ウソップ寓話/人魚の涙』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1076 『桐の木』

#1076 『桐の木』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

田原アリス・・・ポチの飼い主





アリスのお家にはアリスと同(おな)い年の桐の木が一本生えている。
アリスが生まれた時にアリスのパパとママが植えた木だ。
アリスがお嫁に行く時、それで嫁入り道具の箪笥(たんす)を作るために。


ある日・・・


ポチとアリスがアリスのお家の玄関先で仲良くお喋りをしていた。
話しが桐の木に及んだ。
ポチがアリスをチョッと茶化した。

「なぁ、アリス~」

「ん!? 何?」

「あの庭に生えてる桐の木なんだヶどもよ~」

「え!? 桐の木~? あの桐の木がどうかした?」

「おぅ。 あれって、オメェが嫁行く時、伐(き)って箪笥にするってホントか?」

「うん。 そうするつもりだってパパとママが言ってたよ」

「それって、やばくねぇか?」

「何で?」

「だってよ~。 あれで箪笥作るとしたらよ~」

「うん」

「あと20年は必要なんじゃねぇのか、チャンとした箪笥作るにゃぁ? オメェ、それまで待つつもりか?」

「え!?」


その時・・・


(スタスタスタ・・・)


2人の傍(そば)をたまたま我らがお茶目な化け物、あの田島陽子(だじま・ようこ)大権現がそそくさと通り過ぎて行った。

「・・・」

「・・・」

勿論!?

我らが陽子大権現は独身である。




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1076 『桐の木』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1075 『朝鮮半島の真空パック化』

#1075 『朝鮮半島の真空パック化』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

安倍心臓(あべ・しんぞう)日本国総理大臣・・・もしかすると稀代の大政治家の器かも?  ニックネームは 『アベちゃん』  決して一流大学出ではないが、その行動力と頭の良さにはほとほと感心させられる物がある

メリケンのオバカ大統領





前々から噂されていた朝鮮半島の真空パック化が、実は単なる噂話ではなかったらしい。
つまりメリケンが南㌧スルに愛想を尽かしたという事だ。
これがもし本当なら、嬉しさこの上ない。
米軍の持つ南㌧スルにおける戦時作戦統制権が2020年代中ごろ切れるらしいので(当初は2015年12月1日の予定だったのが延期)、その辺りが一つの目安になるかも知れない。
竹島奪還はその後かな・・・?


ある日・・・


メリケンのオバカ大統領から日本の安倍心臓(あべ・しんぞう)首相に一本の電話が入った。
オバカ大統領からの相談電話だった。

「この度、嘘吐き㌧スルを真空パック化する事になったんだ。 そこでユーに相談なんだが全部で10匹いる㌧スル難民を、ユーんトコで面倒見てはもらえないだろうか?」

「え!? たったの10匹!? あの嘘吐き㌧スルの難民が? あの嘘吐き㌧スルの難民が、全部でたったの10匹?」

「うん、そうなんだ。 否~、それがね。 全㌧スルの中から全嘘吐きを間引いたらさぁ。 そうじゃないのが10匹だけ残っちゃってさぁ。 それ」

「あ!? そう!? そういう事ね」

「イエス」

「おk。 そういう事ならうちで受け入れよう。 フフフフフ。 そのた~ったの10匹しかいない㌧スル難民とやらを。 フフフフフ」

「サンキュー。 なら、頼むよ。 フフフフフ。 そのた~ったの10匹しかいない㌧スル難民を。 フフフフフ」

「フフフフフ」

「フフフフフ」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1075 『朝鮮半島の真空パック化』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1074 『手料理』

#1074 『手料理』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ホントかウソかは知らないけれど、目玉焼きを両面焼いたり、米を洗剤で洗う女がいるという噂を耳にしたことがある。
男でもそんな事はしないのに。。。


ある日・・・


ポチが久しぶりにコマルのお部屋に遊びに行った。
昼時だったのでコマルの手料理をごち(=御馳走)になった。
一口食べてポチがビックリしてコマルに聞いた。

「オゥ! コマル!!」

「ん!?」

「オメェ、結婚したんじゃねぇのか?」

「え!? 何でわかった?」

「料理が滅茶苦茶上手くなったからよ」

「まぁ。 そいつが、結婚して一番最初に必要な事だったからな」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1074 『手料理』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1073 『宣戦布告』

#1073 『宣戦布告』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

安倍心臓(あべ・しんぞう)日本国総理・・・もしかすると稀代の大政治家の器かも?  ニックネームは 『アベちゃん』  決して一流大学出ではないが、その行動力と頭の良さにはほとほと感心させられる物がある

一匹の㌧スル・・・南豚(なん㌧ = 南㌧スル)土人





ある日・・・


一匹の㌧スル(南㌧スル土人)が首相官邸にいる日本の安倍心臓(あべ・しんぞう)首相に、


(トゥルルルル。 トゥルルルル。 トゥルルルル。 ・・・)


電話を掛けて来た。
そして電話に出た安倍総理に㌧スルが言った。

「本日、ただ今!! 我々、南㌧スルはイルボンに宣戦布告をするニダ!!」

これにアベちゃんが、

「フフフフフ」

鼻で笑って聞き返した。

「これはなんの冗談かな? 君は誰だ?」

「ウリの名は、オーシャン・リー、ニダ。 それと仲間11人ニダ」

「へ~。 オーシャン・リー君と仲間11人?」

「そうニダ」

「フ~ン。 そうか。 だが、そのオーシャン・リーとかいう君に一つ聞く。 日本にはこれから国防軍となる自衛官が25万人いる事を知っているのかな?」

「え!? こ、国防軍となる自衛官が25万人!? そ、それは初耳ニダ!? ホ、ホント、ニカ?」

「あぁ、本当だ」

「チョ、チョッと待つニダ。 後で又、電話するニダ」

そう言って、


(ガチャ!!)


一方的に㌧スルが電話を切った。
暫くして再び、


(トゥルルルル。 トゥルルルル。 トゥルルルル。 ・・・)


先程の㌧スルが電話を掛けて来た。
そして電話に出た安倍総理に言った。

「こちらオーシャン・リー、ニダ。 さっきは悪かったニダ」

これにアベちゃんが、

「フフフフフ」

鼻で笑って聞き返した。

「で!? どうするのかな?」

「仲間達と協議した結果、宣戦布告は取り消しにする事に決まったニダ」

「あぁ。 それが賢明だ」

「残念だがそうするより外ないニダ。 なにせ、我が南㌧スルには捕虜25万人も収容出来る施設はないニダからな」

「フフフフフ。 そうか? 分かった。 いいだろう。 まぁ、そういう事にしといて上げよう。 フフフフフ」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1073 『宣戦布告』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1072 『不良品』

#1072 『不良品』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ







ポチはいつの間にか町工場の社長になっていた。


ある日・・・



メリケンの大会社からポチの会社に部品の発注があった。
送られて来た仕様書の最後に注意書きとしてこう記されてあった。

「不良品の許容範囲は1000個につき3個」

この依頼を受け、すぐにポチが部品の生産開始命令を出し、全社員一丸となって納期に間に合わせた。
そして生産した部品を直ちにメリケンに送った。

す、る、と、

メリケンからクレーム電話が入った。
部品発注担当者からだった。
担当者が電話に出たポチに聞いた。

「発注数は1000個のはず。 何で997個しかないのかね? ホワィ?」

「おぅ。 その事か?」

「イエス」

「それなんだがよ~。 どうやっても3個の不良品が作れねぇんだ。 済まねぇがその3個。 中国か韓国の部品メーカーにでも発注してくれ。 うちじゃムリだ。


つー、まー、りー、・・・


『無理ーーー!! 無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』


だ」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1072 『不良品』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1071 『二層式洗濯機』

#1071 『二層式洗濯機』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人

田原アリス・・・ポチの飼い主





アリスのお家の洗濯機は、洗濯槽にカバーのない二層式だった。
その方が全自動よりも汚れ落ちが良かったからだ。
というのも、ネコのポチが外から帰って来ると部屋の中にある物を汚すからだった。
特に、雨の日などは。


ある日・・・


ポチが自分が泥足で汚した玄関マットを洗濯していた。
そこへコマルが遊びに来た。

「オィ! ポチ!! 何やってんだ?」

「見りゃ分かるだろ、洗濯だぁ」

「何洗ってんだ?」

「玄関マットだ。 昨日のにわか雨でよ~。 俺様ずぶ濡れんなっちまってよ~。 そんでマット泥だらけにしちまったから」

「フ~ン。 雨の日に傘差せねぇのがオマエの唯一の弱点だもんな」

「おぅ」

などと暢気(のんき)に会話をしていたため、ポチがチョッと油断した。
そのため、

「ドボン!!」

洗濯層の中に落っこちてしまった。
慌ててコマルがポチを洗濯層の中から引っ張り出して介抱していた。

そこへ、

「ただ今ー!!」

アリスが帰って来た。
コマルに気が付いた。

「あら、コマル!? いらっしゃい」

「オ、オゥ、アリス!? て、てーへんだ。 ポチのヤツが洗濯機ん中落っこちまった」

「え!? で!? ポ、ポチ、どうなった!?」

「命にゃ別状はねぇ。 今、縁側で体乾かしってトコだ」

「あ、そう。 じゃ、心配いらないんだね?」

「あぁ。 ショックでチョッとぐったりしてっヶどな」

「そっかー、良かった。 じゃぁ今夜、ポチお風呂入れなくて済んじゃったね」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1071 『二層式洗濯機』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1070 『息せき切って』

#1070 『息せき切って』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人

田原アリス・・・ポチの飼い主





ある日・・・


コマルが息せき切ってアリスのお家に吹っ飛んで来た。

「アアア、アリスー!! アリスアリスアリス~~~!? いいい、いるかー!? いるかいるかいるか~~~!?」

お家の中からアリスが出て来た。

「ど、どしたのコマル? そ、そんなに息切らして?」

「いいい、否、な!? いいい、今そこのタバコ屋で聞いたんだヶどよ~!? きょきょきょ、今日、オマエんトコのゴミ捨て場にネコの死骸が捨ててあったって言うもんでな、ひょひょひょ、ひょっとしてそれってポチかと思って・・・」

「うぅん。 違うよ、ポチじゃないよ。 もしポチだったら今日って事ないから」

「え!?」

「生ゴミ、明日だから」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1070 『息せき切って』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1069 『粗大ゴミ』

#1069 『粗大ゴミ』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ





ある日・・・


次の衆院選、落選確定的な我らがお茶目なアホ、あの菅直人(かん・ちょくと)大先生が粗大ゴミを出していた。
それは、使わなくなった 『ぶら下がり健康器』 だった。

「ヨイショ、ヨイショ、ヨイショ、・・・」

大先生がそれを指定場所まで運んで来た。
たまたまそこを通り掛ったポチが聞いた。

「オゥ! 直人!! 何やってんだ?」

「オゥ! ポチか!? 見りゃ分かんだろ!! 不要んなった粗大ゴミ出してんだ」

「不要んなったって・・・。 そりゃ、ぶら下がり健康器だろ?」

「あぁ。 そうだ。 もう使わねぇんで捨てるところよ」

「フ~ン。 でもよ~。 ソイツぁまだ使い道あんじゃねぇのか」

「ねぇ」

「否、ある!! 次の衆院選終わった後、使えんじゃねぇか」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1069 『粗大ゴミ』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1068 『自宅の取材』

#1068 『自宅の取材』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

汚縄一郎(おなわ・いちろう)損死(そんし)・・・極悪人  国瓜政党 『罠腫党』 → 『俺様が一番』 → 『俺様の党』 → 『???』 の党首だが、そろそろ終わりが見えて来たヤツ

インタビュアー

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ

鳩山ポッポ虫先生・・・バカ  『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』

野駄目 姦蛇蛙鰭 佳彦(のだめ・かんたあびれ・よしひこ)・・・国会が飼ってるカバ

塵石東(ごみいし・あずま)・・・貧相下劣で下品な骸骨  罠腫党(みんしゅとう)元幹事長  人間の “屑” とはどういう物かを体現してくれている、ある意味尊敬に値するヤツ

岡田豚克也(おかだ・㌧かつや)・・・通所・フランケン岡田  当ブログ管理人が一目その下種面(げすづら)を見ただヶで条件反射的に心の底から怒りが込み上げて来るほどの、もしかしたら日本憲政史上一二を争う売酷奴かも知れない





政界でもっぱらチキンで強欲でケチと噂されている我らがお茶目な極悪人、あの汚縄一郎(おなわ・いちろう)損死(そんし)。
かなりチキンで強欲でケチらしい。
そのため福島の原発事故直後、長年連れ添った(らしい)女房にも愛想を尽(つ)かされて 『逆三行半(ぎゃく・みくだりはん)』 を突き付けられたという話だ。


ある日・・・


某テレビ局がダメもとで汚縄損死の自宅の取材を申し込んだ。
しかし予想に反して損死が快くOKした。
損死が快くOKした理由は、この頃の政界での自分の影の薄さに危機感を感じていたからだった。
そして、いよいよ中継が始まった。
流石に政界でのケチの噂の通り家に新品の家具など全くなく、古いのをリニューアルしては使っていた。
それも殆どもらい物だった。
家の中に入ったインタビュアーに損死が家具自慢を始めた。

「まぁ、なんちゅうか、ここにあるもんは全部お古をリニューアルしたもんばかりでね。 まぁ、なんちゅうか、このテーブルは鳩山さんから、この椅子は野駄目さんから、このカーペットは塵石さんから、その碁石と碁盤は菅さんから、そしてあの飾り棚はフランケンから・・・。 み~んな、むか~しもらったもんだ」

「ハァ~。 随分と又、物持ちがいいんですね」

「まぁ、なんちゅうか 『新品なんて絶対に使うもんじゃない』 それが僕のポリシーちゅうかね。 『新品なんか使わずに、古いもんを直し直し長~く使う』 ちゅうのが僕のポリシーだからね。 家にゃぁ、新品なんて一個もない。 カカカカカ」

「そうですかぁ。 新品なんて絶対に使うもんじゃない。 それが汚縄さんのポリシーですかぁ」

「あぁ。 まぁ、なんちゅうかね。 そうなんだ」

「はい、分かりました。 今日はホントにどうもありがとうございました。 大変結構な物を見せて頂きまして」

「いやいや、なんちゅうか。 どう致しまして、どう致しましてちゅうか」

「ところで、奥様にもご挨拶したいのですが、今どちらに?」

「あぁ。 女房はついこの間、古いのを捨てたところだ。 だから今はいない」

「お!? これは失礼致しました」

「いやいや。 だから今度新しいのを。 いや~。 やっぱ新品が一番だからねぇ、なんちゅても、女房は~。 カカカカカ」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1068 『自宅の取材』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1067 『結局あの後』

#1067 『結局あの後』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ

鳩山ポッポ虫先生・・・バカ  『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』





このお話は・・・

前回

の!?

“#1066 『口論』”

の!?

続編 death 。。。




ある日・・・


我らがあのお茶目なアホ、あの菅直人(かん・ちょくと)大先生と、やはり我らがお茶目なバカ、あの鳩山ポッポ虫先生が仲良くお喋りをしていた。
ポッポ虫先生が聞いた。

「なぁ、直人君?」

「ん!? 何?」

「君さぁ、此間(こないだ)、奥さんとケンカしてたょな」

「うん」

「結局あの後どうなったんだ?」

「あぁ、あの後ね。 うん。 結局あの後さぁ。 女房のヤツを床に跪(ひざまず)かさせてさぁ」

「へ~」

「両手も床に着けさせてさぁ」

「ほ~」

「『もう、許して上げるから早くベッドの下から出て来なさい』 って、言わせてやったよ。 カカカカカ」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1067 『結局あの後』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1066 『口論』

#1066 『口論』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ

菅溝子(かん・どぶこ)・・・ご存知、直人大先生嫁  かなりのカカア天下らしい

鳩山ポッポ虫先生・・・バカ  『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』





ある日・・・


我らがお茶目なアホ、あの菅直人(かん・ちょくと)大先生とその嫁の菅溝子(かん・どぶこ)女死が、今にも取っ組み合いになりそうな勢いで激しく口論していた。
そこをたまたま通り掛かった、やはり我らがお茶目なバカ、あの鳩山ポッポ虫先生が慌てて仲裁に入った。

「オィオィオィ!! 直人君も奥さんもケンカは止めろよ! ケンカは!! どっちが悪(わり)ぃんだ?」

「決まってるだろ、女房だー!!」

「奥さんが? 又どうして?」

「だってコイツ、殴り返して来たんだもん!!」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1066 『口論』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1065 『武力衝突』

#1065 『武力衝突』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

自衛隊員

支那豚(しな㌧)軍





ある日・・・


南シナ海は中沙諸島東部にある岩礁。
即ち、近年フィリピンと支那豚(しな㌧)が領有権を争っているスカボロー礁において、終にフィリピン、支那豚(しな㌧)間で武力衝突が起こってしまった。
その情報が伝わるや、在日米軍がフィリピン援助のため緊急出動した。
これを受け、日本も後方支援に乗り出さねばならなかった。
海自が補給艦を派遣した。
ところが、急な悪天候のため海自の補給艦は紛争地であるスカボロー礁に緊急停泊しなければならなくなってしまった。
海自の隊員が一時、状況判断のため上陸し、現地調査を開始した。
そして現地のフィリピン軍関係者と会談し、艦に戻る途中、不運にも支那豚軍と遭遇してしまった。
海自隊員は運良く近くにあった防空壕に逃げ込む事が出来た。
暫(しば)しにらみ合いの状況が続いた。

す、る、と、

どこから出て来たのか支那豚軍内にこんな噂が広まり始めた。

「支那豚兵じゃぁ10人で掛かったって、あそこに隠れているた~った一人の日本兵に勝てないアル」

この噂を聞き付けた支那豚軍の司令官が烈火の如く怒りまくり、支那豚兵10人を送り込んで防空壕を攻撃させた。
数十分間、激しい銃撃の音が辺りに響き渡ったが、ある時それがピタリと止み、支那豚兵は一人も戻っては来なかった。

す、る、と、

どこから出て来たのか支那豚軍内にこんな噂が広まり始めた。

「支那豚兵じゃぁ100人で掛かったって、あそこに隠れているた~った一人の日本兵に勝てないアル」

この噂を聞き付けた支那豚軍の司令官が烈火の如く怒りまくり、支那豚兵100人を送り込んで防空壕を攻撃させた。
数十分間、激しい銃撃の音が辺りに響き渡ったが、ある時それがピタリと止み、支那豚兵は一人も戻っては来なかった。

す、る、と、

どこから出て来たのか支那豚軍内にこんな噂が広まり始めた。

「支那豚兵じゃぁ1000人で掛かったって、あそこに隠れているた~った一人の日本兵に勝てないアル」

この噂を聞き付けた支那豚軍の司令官が烈火の如く怒りまくり、支那豚兵1000人を送り込んで防空壕を攻撃させた。
数十分間、激しい銃撃の音が辺りに響き渡ったが、ある時それがピタリと止み、支那豚兵は一人も戻っては来なかった。

す、る、と、

どこから出て来たのか支那豚軍内にこんな噂が広まり始めた。

「支那豚兵じゃぁ1万人で掛かったって、あそこに隠れているた~った一人の日本兵に勝てないアル」

この噂を聞き付けた支那豚軍の司令官が烈火の如く怒りまくり、支那豚兵1万人を送り込んで防空壕を攻撃させた。
数十分間、激しい銃撃の音が辺りに響き渡ったが、ある時それがピタリと止み、支那豚兵は一人も戻っては来なかった。

否、一匹だけ。
そぅ、一匹だけ逃げ帰って来た。

その一匹が息も絶え絶えにこう報告した。

「し、司令ー!! こ、これ以上兵を送っては、ダ、ダメアルー!!」

「何でアルか?」

「あ、あの噂は、わ、罠だからアルー!!」

「な、何ー!? わ、罠ー!?」

「そ、そうアルー!? わ、罠アルー!?」

「ど、どういう事アルか~? く、詳しく話すアルー!?」

「は、はいアルー!! に、日本兵はー!! ふ、二人もいたアルー!!」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1065 『武力衝突』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1064 『誘拐(ゆうかい)』

#1064 『誘拐(ゆうかい)』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ

電話の声の主





日本政界切っての女好きと評判の高い我らがお茶目なアホ、あの菅直人(かん・ちょくと)大先生。
キムチ女に隠し子がいると公然と噂されている。
そして一度キムチ女に引っ掛かると骨の髄までしゃぶり尽くされてしまうらしい。
映画俳優の高死魔政伸(たかしま・まさのぶ)、元大リーガーの伊良部御出来(いらぶ・おでき)、ハリウッド・スーパースターのニコラス刑事、などなどを見れば良~~~く分かる。


ある日・・・


そんな直人大先生に電話が掛かって来た。
女の声だった。

「もしもし、菅直人(かん・ちょくと)大先生ですか?」

「あぁ。 そうだが。 君は?」

「はい。 アナタのお子さんを誘拐した者です」

「え!? ワタシの子供を?」

「はい」

「ワタシの子供って。 もうみんな立派な大人だぞ。 それをか?」

「いいえ。 赤ん坊です」

「アハハハハ。 誰だか知らんがこんな性質(たち)の悪いイタズラ電話は止めるんだな。 ワタシを誰だと思っている。 ワタシは元日本国プライムミニスターの菅直人(かん・ちょくと)大先生だぞ。 そんな真似してると警察呼んじゃうぞ。 アハハハハ。 第一、誘拐した場所はどこかね?」

「ワタシのお腹の中です」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1064 『誘拐(ゆうかい)』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1063 『街頭インタビュー』

#1063 『街頭インタビュー』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人







ある日・・・


コマルが東京は原宿の竹下通りを歩いていると、ある支那豚(しな㌧)のテレビクルーが取材に来ていて、盛んに街頭インタビューをやっていた。
コマルもそのインタビューを受けた。
インタビュアーがコマルに聞いた。

「インタビューしてもいいアルか?」

「構わねぇよ」

「だったら聞くアルね? 答えるヨロシ」

「おk」

「この頃、中国と日本。 関係冷え込んでるアルヶど、アナタは中国は好きアルか?」

「うん。 大好きだよ」

「そ、それは、ホ、ホント、アルか?」

「うん。 料理はね」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。






「ケケケケケ!!」











#1063 『街頭インタビュー』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1062 『結婚な~んて』

#1062 『結婚な~んて』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

鳩山ポッポ虫先生・・・バカ  『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』

お笑い番組の司会者

鳩山辛(はとやま・からし)・・・鳩山ポッポ虫先生嫁  迷言「お天道さまパクパク」  で!?  お馴染み  の!?  虫先生に輪を掛けた危地害女

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ





国会議員を強制引退させられた我らがお茶目なバカ、あの鳩山ポッポ虫先生。
どうやら何もする事がなく、毎日が暇で暇で仕方がないらしい。
もっともポッポ虫先生の場合、総理大臣の時から全く何もせず暇ではあったが・・・直人(ちょくと)大先生と一緒で。


ある日・・・


ポッポ虫先生が久しぶりに人前に姿を現していた。
テレビに出ていたのだ。
それはお笑い番組だった。
司会者が虫先生に話を振った。

「あの~、虫先生」

「はい、何でしょう?」

「失礼ですが、虫先生はご結婚してらっしゃいましたょね」

「はい。 しておりますが。 それが何か?」

「えぇ。 ご結婚なさってる虫先生にこんな事をお聞きするのもなんなんですが。 女性を見て、 『あぁ。 こんな事なら結婚な~んてしてなきゃ良かった』 などと思う事はありますか?」

「勿論、ありますよ」

「え!? ありますか?」

「はい。 あります」

「どんな時ですか?」

「女房を見た時です」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1062 『結婚な~んて』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1061 『朝立・世界ぎふし発見!/まともな・・・』

#1061 『朝立・世界ぎふし発見!/まともな・・・』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

田原アリス・・・ポチの飼い主

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人

臭野仁(くさの・ひとし)・・・フリー・アナウンサーでスーパークイズマスター  TVのクイズ番組 『朝立・世界ぎふし発見!』 の司会者 





ある日・・・


ポチとアリスとコマルがテレビのクイズ番組 『朝立・世界ぎふし発見!』 に解答者として出演していた。
その番組の看板アナウンサーでスーパークイズマスターの臭野仁(くさの・ひとし)がその3人に聞いた。

「皆さんは 『韓国人』 はご存知ですょね、韓国人」

「おぅ。 知ってるぜ」

「はい。 アタシも」

「うん。 オイラも」

ポチ、アリス、コマルの順に答えた。

「宜しい。 それでは幽霊はどうでしょう? 幽霊」

「おぅ。 知ってるぜ」

「はい。 アタシも」

「うん。 オイラも」

「宜しい。 それでは問題です。 いいですか。 良~く聞いて下さい。 宜しいですね。 それでは問題です。 まともな韓国人と!? もう一度言いますね。 まー、とー、もー、なー、カー、ンー、コー、ク―、ジー、ンー、とー!? 幽霊にもしも共通点があるとするなら、果たしてそれは何でしょうか? ハィ!! これが問題です。 それではまずポチさんから」

「え!? 俺様?」

「はい。 そうです」

「そーヶ~? まともな韓国人と幽霊の共通点ねぇ。 ウ~ム。 ・・・。 ねぇ!!」

「え!? 『ねぇ!!』?」

「おぅ」

「という事は。 ポチさんのお答は 『ない』 で宜しいですか?」

「おぅ。 いいぜ。 構わねぇぜ」

「そうですか。 分かりました。 ポチさんのお答は 『ない』 という事で。 ハィ!! それでは次はアリスさん。 アリスさんのお答は?」

「はい。 ワタシも思い付かないから、ポチと一緒で 『ない』 です」

「そうですか。 アリスさんもポチさんと一緒で 『ない』 がお答ですか?」

「はい」

「宜しい。 分かりました。 それでは最後にコマルさん。 コマルさんのお答は?」

「うん。 実はオイラも 『ない』 って言いたいんだヶど~。 それじゃぁつまんねぇから~。 んとー」

コマルがチョッと考えた。

す、る、と、


(ピッコーーーーーン!!)


ベーリイ・ナイスな答えが閃いた。
そして自信を持ってこう答えた。

「まともな韓国人も幽霊も、どっちもその存在を噂に聞いた事はあっヶど、実際に見た事はねぇ。 なんちって・・・。 やっぱそれじゃぁ、答えんなんねぇかな。 なるわきゃねぇょな。 カカカカカ」

「はい。 正解です」

「え!?」

「そうなんですね。 まともな韓国人を見た事があるという噂は確かにあります。 でも、実際にそれを見た人は誰もいないんですね。 幽霊と一緒で。 だからコマルさんが正解です。 ハ~ィ!? カカカカカ」

「・・・」

「・・・」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1061 『世界ぎふし発見!/まともな・・・』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1060 『ガス自殺』

#1060 『ガス自殺』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人

田原アリス・・・ポチの飼い主

芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・我らが 『相方』 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事の後輩刑事でオマケ1号  愛称・芹ちゃん





ポチはいつの間にか外科医になっていた。
しかも誰もが認める名医として世界中にその名が知れ渡り、神の手を持つネコと謳(うた)われ、称賛されるまでになっていた。


ある日・・・


ポチの病院に、ガス中毒になったコマルが担(かつ)ぎ込まれて来た。
原因はガスを使った自殺未遂。
それもポチたちの留守中、アリスのお家のダイニングルームで。
というのも、オール電化の家に下宿生活していたため、コマルのお部屋にはガスがなかったからだ。
幸い一命は取り止め、意識も回復した。
そのため我らがあのお茶目なオマケ刑事の芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事が、ポチ立会いの下、コマルに自殺未遂の理由を聞いていた。
どうやら失恋がその動機らしかった。
そこへアリスが血相変えて飛び込んで来た。
そして芹ちゃんを差し置いて、コマルに凄い勢いで話し掛けた。

「コココ、コマルったらー!? ななな、何て事をー!? ななな、何でガス自殺なんかー!?」

「し、心配掛けてゴメンな、アリス」

「ホホホ、ホントだょー!! ししし、心配だょー!? こここ、今月分のガス代!!」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1060 『ガス自殺』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1059 『金庫のカギ』

#1059 『金庫のカギ』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ある日・・・


コマルが長期の出張に出る事になった。
それも命の危険もある紛争地アフガン。
そのため貴重品を納めた金庫のカギの保管が心配だった。
だから一番信用のおけると思えた親友のポチに、そのカギを託すことにした。
コマルが言った。

「なぁ、ポチ」

「ん!?」

「悪(わり)ぃんだヶどもよ~。 このカギ、チョッと預かっててくんねぇかなぁ?」

「いいヶど、何でだぁ?」

「あぁ。 オイラ、仕事で長期出張しなきゃなんなくなっちまってよ~。 それも命の危険のあるあのアフガンだ。 だから貴重品の入った金庫が心配なんでな。 んで、一番信用のおけそうなオマエにこのカギ、預けとこうと思って」

「おぅ、そうヶぇ。 そういう事ヶぇ」

「あぁ。 頼めるか?」

「おぅ。 構わねぇぜ。 で!? 俺様このカギ、どうすりゃいい?」

「あぁ。 もしも、半年たってもオイラが帰って来なかったら、そのカギで金庫開けて、中身をオイラの親に届けて欲しんだ。 金庫ん中にゃぁ、オイラの全財産のよ~。 金の延べ板、株券、宝石類なんかがが入ってっからよ~。 頼まぁ」

「おぅ、分かった。 半年たったら開けんだな?」

「あぁ、そうだ!? それまではぜってー開けないでくれょな。 頼むな」

「オゥ! 任しとけ!!」


― その1時間後の羽田空港にて ―


ポチが血相変えて、羽田にまだいたコマルの下へ吹っ飛んで来た。

「オ~ィ!! コマルー!!」

「な、何だ、ポチか!? どした!? そんなに血相変えて!? 何か事件でも!?」

「否、そうじゃねぇんだ」

「だったら、何だ?」

「このカギ!? 違ってんぞ!!」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1059 『金庫のカギ』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #1058 『ウソップ寓話/斧 ②』

#1058 『ウソップ寓話/斧 ②』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人

湖の精霊





有栖川呑屋コマル的寓話 『ウソップ寓話』 より 『斧』





(ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!)


その湖の真ん中の水面が激しい轟音を上げ、みるみる盛り上がり、その盛り上がった水の中から、


(ジャン!!)


それはそれはとてもとても美しい妖精が現れたではあ~りませんか。
ふと見るとその妖精は右の手には金の斧、左の手には銀の斧を持っていました。
この予期せぬ精霊の出現に、

「お!?」

っと驚く有栖川呑屋コマル。
そのコマルに精霊が聞きました。

「オメェが落としたのはこの金の斧ですか? それともこの銀の斧ですか?」

「え!?」

「聞こえなかったようですね? では、もう一度聞きましょう。 オメェが落としたのはこの金の斧ですか? それともこの銀の斧ですか?」

これを聞き、逆にコマルが聞き返しました。

「アンタさぁ、何でオイラが斧落としたの知ってんの?」

「え!?」

「オイラが斧落としたの知ってんならさぁ。 それがここに落っこってんのも知ってるはずだょね」

「え!? ぇ、えぇ、まぁ」

「なのに何で、違う斧持って来てそんな事聞きくわけ?」

「え!? そ、それは・・・」

「しかも何で、そんなんに都合良く湖ん中に斧があんの?」

「え!? な、何でって!?」

「第一さぁ。 そんな金や銀の斧じゃさぁ、柔(やわ)過ぎちゃって使いもんなんねぇじゃん」

「そ、それは・・・」

「あ!? もしかしてアンタ、それでオイラの事試そうとしてた?」

「・・・」

「どうやら図星だったみたいだね」

「・・・」

「そういうの良くないと思うんだょなぁ。 アンタ、精霊でしょ?」

「は、はい」

「ダメじゃん。 精霊が人だますような事しちゃぁ」

「は、はい」

「もし、オイラが嘘吐いて、オイラの斧、その金だの銀だのって言ったら、アンタオイラをどうするつもりだった?」

「そ、それは、その~」

「嘘吐いたからってんで、罰当てるつもりだったんでしょ?」

「ぇ、えぇ~。 まぁ、そ、そうかと・・・」

「残念でした。 オイラ、嘘なんか吐かねぇよ」

「は、はい。 そ、そうみたいですね」

「うん。 分かりゃいんだ、分かりゃ」

「は、はい」

「で!? オイラの斧なんだヶどさぁ」

「はい」

「その金の方」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#1058 『ウソップ寓話/斧 ②』 お・す・ま・ひ







 | HOME |  古い記事へ »

文字サイズの変更

プロフィール

アリスのニャンコ

Author:アリスのニャンコ
ジョーク大好き お話作んの大好き な!? 銀河系宇宙の外れ、太陽系第三番惑星『地球』 の!? 住人 death 。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

政治 (0)
p.s. I love you (559)
アリスのお家 (111)
ショート・ショート・ショート「セピア色した白い本」 (103)
アリスのニャンコその名は“ポチ” (39)
『 Rick's Cafe Tokio 』 (19)
『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 (25)
未分類 (68)
『奥様は魔女っ娘』 (34)
『ミルキー・ウェイ』 (22)
『怨霊バスター・破瑠魔外道』 (150)
妖女 (378)
君に読む愛の物語 (50)
死人帖 (211)
進撃のポチ Part1 (511)
進撃のポチ Part2 (501)
進撃のポチ Part3 (1044)
進撃のポチ Part4 (47)
たっくん家(ち) Part1 (506)
たっくん家(ち) Part2 (322)
クスッと来たら管理人の勝ち (371)
男と女 (24)
深大寺 少年の事件簿 (85)
タイタン2011 (90)

ほうもんしゃ

えつらんしゃ

現在の閲覧者数:

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

designed by たけやん