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アリスのお家 2018年02月
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アリスのお家

創作お話作ってます。。。

たっくん家(ち) #743 『脂分(あぶら・ぶん)』

#743 『脂分(あぶら・ぶん)』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

担任の先生

超大物ゲスト





ある日・・・


授業中に担任の先生がたっくんに問題を出した。

「母乳にはどうして脂分が含まれているんだろうか~? この問題、どうかな~? たっくん分かるかな~?」

「ハ~ィ!  分かりま~す!!」

「そうか~? 分かるか~? じゃぁ、答えてごらん」

「ハ~ィ! 油が切れた人からは出ないからで~す!! あの人みたいな」

そう答えてたっくんが、ナゼかその日たっくんの教室に授業参観に来ていた、いつも干からびた喉(のど)を長~く伸ばして国会でキーキー言っている、レンコン罠侵盗元盗主を指差した。

「お!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#743 『脂分(あぶら・ぶん)』 お・す・ま・ひ







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たっくん家(ち) #742 『意識不明』

#742 『意識不明』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

病院関係者





ある日・・・


たっくん家に、


(リーン、リーン、リーン、リーン、リーン、・・・)


電話が掛かって来た。
受話器を、


(ガチャ!!)


ママが取って、

「はい」

出ると、先方が聞いて来た。

「もしもし、たっくん家ですか~?」

「そうだヶど、アンタ誰?」

「ハィ!! ○○病院の者ですが、先ほどご主人が交通事故に遭われ、意識不明の重体です」

「そう~。 意識不明?」

「ハィ!!」

「だったら、今夜の夕食、何がいいか聞けないわね」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#742 『意識不明』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #741 『ホットドッグ ①』

#741 『ホットドッグ ①』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子





ある日・・・


お使いから帰って来たママにたっくんが言った。

「ねぇ、ママ~?」

「な~に、たっくん?」

「ママがいない間に、僕、ヨッチャンと一緒にお料理したんだよ」

「こんにちは。 お邪魔してま~す」

たっくんの横にいたヨッチャンが、ママにそう挨拶した。

「あら、ヨッチャン!? いらっしゃい。 で。 たっくん、何作ったの?」

「ホットドック」

「へ~、そう~。 凄いじゃな~い」

「うん。 凄いでしょ、ママ」

「えぇ。 ところでたっくん? 番犬のタマの首輪が外れてたヶど・・・。 タマ、知らない?」

「だから、ホットドック作ったって言ったでしょ」

「え!?」

「・・・」

「・・・」

「だから、ホットドック作ったって」

「ウ~ム」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#741 『ホットドッグ ①』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #740 『ママ似?++』

#740 『ママ似?++』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

たっくんパパ





ある日・・・


たっくんがママに聞いた。

「ねぇ、ママ~?」

「な~に、たっくん?」

「何で僕はママに似てないの?」

「そんな事ないわよ、ソックリよ。 整形前のママに」

「だったら、パパにも似てないのは何で?」

「ホントのパパじゃないからよ」

「フ~ン」

「え!?」(パパ)

「じゃぁ、ホントのパパは?」

「さぁ?」

「・・・」(たっくん)

「・・・」(パパ)




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#740 『ママ似?++』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #739 『ママ似?+』

#739 『ママ似?+』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

たっくんパパ





ある日・・・


たっくんがママに聞いた。

「ねぇ、ママ~?」

「な~に、たっくん?」

「何で僕はママに似てないの?」

「そんな事ないわよ、ソックリよ。 整形前のママに」

「だったら、パパにも似てないのは何で?」

「ホントのパパじゃないからよ」

「フ~ン」

「え!?」(パパ)




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#739 『ママ似?+』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #738 『ママ似?』

#738 『ママ似?』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ





ある日・・・


たっくんがママに聞いた。

「ねぇ、ママ~?」

「な~に、たっくん?」

「何で僕はママに似てないの?」

「そんな事ないわよ、ソックリよ。 整形前のママに」

「フ~ン」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#738 『ママ似?』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #737 『アルコール+』

#737 『アルコール+』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ







ある日・・・


たっくんがママと一緒にテレビを見ていた。
教養番組をやっていて、その日はアルコールの性質についての解説だった。
解説者が言った。

「アルコールを管理する時はキチンと密閉しなければなりません。 というのもアルコールは蒸発するからです」

これを聞いたたっくん、何かを悟って叫んだ。

「だからだったんだね!!」

「何が?」

「アルコール飲んだからだったんだね、パパ、蒸発したの」

「違うわよ。 パパ、蒸発なんかしてないわよ」

「え!? だったらどこ行っちゃったの? 三年前、お酒飲んでママと喧嘩した後、いなくなっちゃったじゃない?」

「いぃえ~。 パパならチャンとこのお家にいて、お庭の木の根っこの下で眠っているわ」

「あ、そう?」

「えぇ、そう」

「フ~ン。 だったら、起こして上げなきゃ。 三年間も眠ってるんでしょ?」

「いいのよ、あのままで」

「何で?」

「起こすってたっくん簡単に言うヶど、掘り起こすの大変なのよ」

「そんなに大変?」

「えぇ。埋める時、どれだけ大変だったか。 それはそれは大変な思いしちゃったの」

「だったら、ソッとしといて上げよっか」

「そう~。 『触らぬ神に祟りなし!!』ってね。 アハハハハ」

「だね。 アハハハハ」

「アハハハハ」

「アハハハハ」

 ・・・

「アハハハハ」




おしまい。。。




かかかかか。。。




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#737 『アルコール+』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #736 『アルコール』

#736 『アルコール』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ







ある日・・・


たっくんがママと一緒にテレビを見ていた。
教養番組をやっていて、その日はアルコールの性質についての解説だった。
解説者が言った。

「アルコールを管理する時はキチンと密閉しなければなりません。 というのもアルコールは蒸発するからです」

これを聞いたたっくん、何かを悟って叫んだ。

「だからだったんだね!!」

「何が?」

「アルコール飲んだからだったんだね、パパ、蒸発したの」

「違うわよ。 パパ、蒸発なんかしてないわよ」

「え!? だったらどこ行っちゃったの? 三年前、お酒飲んでママと喧嘩した後、いなくなっちゃったじゃない?」

「いぃえ~。 パパならチャンとこのお家にいて、お庭の木の根っこの下で眠っているわ」

「あ、そう?」

「えぇ、そう」

「そうだったんだ」

「そうよ~」

「フ~ン」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#736 『アルコール』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #735 『エンゲージリング』

#735 『エンゲージリング』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

たっくんパパ





ママとパパが結婚した時・・・


ママがエンゲージリングを右手薬指にはめた。
それを見てパパが言った。

「エンゲージリングは左手の薬指だよ」

「いいのよ、これで」

「何で?」

「早くアナタに出世して欲しいから」

「ん!? どういう事?」

「決まってるでしょ!! アタシが、いつまでもこんな安物で我慢出来ると思ってるの?」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#735 『エンゲージリング』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #734 『非処女』

#734 『非処女』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子





ある日・・・


たっくんがママに聞いた。

「ねぇ、ママ~? 非処女ってどうすればなるの~?」

「まぁ、たっくん!? 何でそんな事聞くの?」

「うん。 さっき、ガッコでヨッチャンがね、『アタシもう非処女なんだ』って言ったから」

「そう~。 ヨッチャンがね?」

「うん」

「だったらもう、ヨッチャンと遊んじゃダメよ」

「何で?」

「結婚前に非処女になるような、そんなふしだらな子と遊んだらろくな事がないからよ」

「でも、ママも非処女だったんでしょ? パパがそう言ってたよ」

「だからパパで我慢しなきゃ、ならなくなっちゃったのよ」

「フ~ン」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#734 『非処女』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #733 『クリスマスプレゼント Pattern2++』

#733 『クリスマスプレゼント Pattern2++』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子

スペシャルゲスト・・・???





ある日・・・


冬休み明けにヨッチャンがたっくんに聞いた。

「ねぇ、たっくん?」

「な~に、ヨッチャン?」

「クリスマスプレゼントもらえた?」

「うぅん。 もらえなかった、今年はね。 でも、来年は分かんないな」

「どういう事?」

「パパ次第なんだ」

「何で?」

「サンタさんがパパのお願い叶えてくれたらね。 そしたら来年はもらえそうなんだ」

「たっくんのパパ、サンタさんに何をお願いしたの?」

「お仕事」

「フ~ン。 たっくんのパパのお願い叶うといいね」

「でも、ママのお願いが叶った方が確実かな」

「え!? たっくんのママは何をお願いしたの?」

「パパの生命保険金」

「フ~ン。 だったらそれ、叶うといいね」

「それがね~。 叶いそうなんだ」

「どういう事?」

「夕べパパ、暴漢に襲われちゃってね、今重体なんだ」

「え!? そうなんだ!?」

「うん。 もうダメみたいだよ」

「あぁ、そう~?」

「だから来年はプレゼントもらえそうなんだ。 今からワクワクさ。 アハハハハ」

「良かったじゃない、たっくん。 アハハハハ」

「うん。 ありがとう、ヨッチャン。 アハハハハ」

「アハハハハ」

「アハハハハ」


丁度その時・・・


「ご臨終です」


(チ~~~ン)


「アハハハハ」

「アハハハハ」


その頃・・・


その日は、ここんトコ毎日(まいんち)のように放映されているテレビドラマ『相方』のある日だった。
画面の中の取調室ではいつものように鬼の形相をした当ブログ『相方』の超主役、あの警視庁捜査一課の鬼刑事、痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事が相変わらず凄みを利かせ、たっくんママを子分のオマケ刑事の芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事と共に『暴行殺人』の容疑で取り調べていた。

当ブログ『相方』脇役の警視庁特命係・杉下卑怯(すぎした・ひきょう)警部や同じく特命係の冠城亘(かんむりじろ・わたる)ペーペーお回り、警視庁鑑識課の米沢牛守(よねざわぎゅう・まもる)巡査部長、そしていつも苦虫を噛み潰したような表情をしている内村漢字(うちむら・かんじ)警視庁刑事部長の4人がマジックミラー越しに見守る中、痛身刑事が両手で一発、


(バン!!)


激しく机を叩き、怒鳴り付けるようにしてたっくんママを尋問した。

「オィ! 貴様ー!! 何で亭主を殴り殺したー!? エェ~!? 何でだー!?」

「決まってるじゃん! 保険金目当てよ!!」

「『決まってるじゃん! 保険金目当てよ!!』だ~? 『決まってるじゃん! 保険金目当てよ!!』だと~!?」

「えぇ、そうよ」

「知らねぇのかー!? アンタな~、生命保険金はな~、殺した人間はもらえねぇの。 分かる~? 民法第891条でな~。 こー、ろー、しー、たー、人間はー、もらえねぇ~~~の」

「分かってるわよ、そのぐらい」

「なのに殺したのか~!?」

「そうよ。 受取人、息子だから」

「え!?」

「・・・」

「・・・」

「うー、けー、とー、りー、人はー、むー、すー、こー、のー、たっくん、だー、かー、らー。 チャ~んと考えた上での行動よ」

「・・・」

「・・・」

「ウム。 計画通り」

「ウ~ム」




【注】

民法第891条
・・・次に掲げる者は、相続人となることができない。

 一 故意に被相続人又は相続について先順位若しくは同順位にある者を死亡するに至らせ、又は至らせようとしたために、刑に処せられた者

   ― 以下略 ―



痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの超主役  警視庁捜査一課の熱血鬼刑事  愛称/イタミン
http://00comaru.blog.fc2.com/?q=%E7%97%9B%E8%BA%AB%E6%86%B2%E4%B8%80%EF%BC%88%E3%81%84%E3%81%9F%E3%81%BF%E3%83%BB%E3%81%91%E3%82%93%E3%81%84%E3%81%A1%EF%BC%89

芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の子分のオマケ刑事  愛称/芹ちゃん

杉下卑怯(すぎした・ひきょう)・・・警視庁特命係警部

冠城亘(かんむりじろ・わたる)・・・元法務省キャリア官僚  現在ペーペーお回り

米沢牛守(よねざわぎゅう・まもる)・・・警視庁鑑識課の超敏腕巡査部長

内村漢字(うちむら・かんじ)・・・警視庁刑事部長  警視長




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#733 『クリスマスプレゼント Pattern2++』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #732 『クリスマスプレゼント Pattern2+』

#732 『クリスマスプレゼント Pattern2+』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子





ある日・・・


冬休み明けにヨッチャンがたっくんに聞いた。

「ねぇ、たっくん?」

「な~に、ヨッチャン?」

「クリスマスプレゼントもらえた?」

「うぅん。 もらえなかった、今年はね。 でも、来年は分かんないな」

「どういう事?」

「パパ次第なんだ」

「何で?」

「サンタさんがパパのお願い叶えてくれたらね。 そしたら来年はもらえそうなんだ」

「たっくんのパパ、サンタさんに何をお願いしたの?」

「お仕事」

「フ~ン。 たっくんのパパのお願い叶うといいね」

「でも、ママのお願いが叶った方が確実かな」

「え!? たっくんのママは何をお願いしたの?」

「パパの生命保険金」

「フ~ン。 だったらそれ、叶うといいね」

「それがね~。 叶いそうなんだ」

「どういう事?」

「夕べパパ、暴漢に襲われちゃってね、今重体なんだ」

「え!? そうなんだ!?」

「うん。 もうダメみたいだよ」

「あぁ、そう~?」

「だから来年はプレゼントもらえそうなんだ。 今からワクワクさ。 アハハハハ」

「良かったじゃない、たっくん。 アハハハハ」

「うん。 ありがとう、ヨッチャン。 アハハハハ」

「アハハハハ」

「アハハハハ」


丁度その時・・・


「ご臨終です」


(チ~~~ン)


「アハハハハ」

「アハハハハ」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#732 『クリスマスプレゼント Pattern2+』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #731 『クリスマスプレゼント Pattern2』

#731 『クリスマスプレゼント Pattern2』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子





ある日・・・


冬休み明けにヨッチャンがたっくんに聞いた。

「ねぇ、たっくん?」

「な~に、ヨッチャン?」

「クリスマスプレゼントもらえた?」

「うぅん。 もらえなかった、今年はね。 でも、来年は分かんないな」

「どういう事?」

「パパ次第なんだ」

「何で?」

「サンタさんがパパのお願い叶えてくれたらね。 そしたら来年はもらえそうなんだ」

「たっくんのパパ、サンタさんに何をお願いしたの?」

「お仕事」

「フ~ン。 たっくんのパパのお願い叶うといいね」

「でも、ママのお願いが叶った方が確実かな」

「え!? たっくんのママは何をお願いしたの?」

「パパの生命保険金」

「フ~ン」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#731 『クリスマスプレゼント Pattern2』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #730 『クリスマスプレゼント Pattern1』

#730 『クリスマスプレゼント Pattern1』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子





冬休み明けのある日・・・


ヨッチャンがたっくんに聞いた。

「ねぇ、たっくん?」

「な~に、ヨッチャン?」

「クリスマスプレゼントもらえた?」

「うぅん。 もらえなかった」

「何で?」

「ママがね、サンタさん脅し付けて自分の分のプレゼント、先にゲットしちゃったからさ」

「へ~。 何ゲットしたの?」

「パパの生命保険金」

「フ~ン」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#730 『クリスマスプレゼント Pattern1』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #729 『離婚率』

#729 『離婚率』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

たっくんパパ





ある日・・・


そんな事は何年ぶりだったろうか?
たっくん家でママとパパが、長閑(のどか)にお喋りをしていた。
ママが言った。

「アタシの出身校って・・・。 離婚率がね、異様に高いらしいのよ」

「へ~? 何で?」

「何回も何回も、繰り返し何回も、離婚する人が何人かいるんだって」

「フ~ン」

「アタシは少ししかしてないヶどね」

「え!?」

「ホンの10回しか」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#729 『離婚率』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #728 『アソコの毛 Scene2』

#728 『アソコの毛 Scene2』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんパパ

パパの同僚

ナゾの女





その時・・・


パパたちの背後に一人のナゾの女の姿が。
そしてその女はこう言った。

「フフフフフ。 そうかしら。 フフフフフ」

「・・・」

「・・・」

「フフフフフ」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#727~728 『アソコの毛 Scene1~2』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #727 『アソコの毛 Scene1』

#727 『アソコの毛 Scene1』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんパパ

パパの同僚





ある日・・・


たっくんパパが同僚と行き付けの飲み屋で一杯やっていた。
同僚が言った。

「女の性欲はアソコの毛が白くなるまで続くらしいぞ」

「そうか~。 なら、アソコの毛が白くなるまで待てば、やっとうちのヤツも浮気を止めるんだな」

「え!?」


その時・・・




つづく







たっくん家(ち) #726 『じゅく Scene3』

#726 『じゅく Scene3』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子





(ピーポー、ピーポー、ピーポー、・・・)

一台の救急車が通り過ぎて行った。




おしまい。。。




かかかかか。。。




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#724~6 『じゅく Scene1~3』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #725 『じゅく Scene2』

#725 『じゅく Scene2』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

一匹のアメカス





一匹のゴリラマッチョなアメカスが飛び出して来て喚きまくった。

「ホワイ!? ジャパニーズ・ピーポー!?」


するとそこを・・・




つづく







たっくん家(ち) #724 『じゅく Scene1』

#724 『じゅく Scene1』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

変な外人





ある日・・・


日本語を勉強中の外国人が、たっくんに話し掛けて来た。

「パードン? ミー、慶應義塾通ってま~す。 学習塾で英語教えてま~す。 ミーの彼女、津田塾で~す。 だから、『じゅく』、何となくわかりま~す。 バット!? 『新宿』、意味分かりませ~ん。 どんな『じゅく』ですか~?」

「新しいじゅくだよ」

「オー!? サンキュウ・ベーリー・マッチ!!」


その時・・・




つづく







たっくん家(ち) #723 『ペット+』

#723 『ペット+』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

たっくんパパ

ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子





ある日・・・


パパがママに聞いた。

「なぁ、ママ~。 ママはペット、飼った事があるかい?」

「えぇ。 あるわよ」

「そう。 じゃぁ、話が早い。 ペット、飼わないか?」

「もう、飼ってるわ」

「え!?」

「何で、パパと結婚したと思ってる?」

「・・・」

このやり取りを、たまたまその日遊びに来ていたヨッチャンが聞いていた。
そしてたっくんに言った。

「たっくんパパって、ママのペットだったんだ」

「うぅん。違うよ。 ママと僕のさ」

「フ~ン」

「・・・」(パパ)




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#723 『ペット+』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #722 『ペット』

#722 『ペット』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

たっくんパパ





ある日・・・


パパがママに聞いた。

「なぁ、ママ~。 ママはペット、飼った事があるかい?」

「えぇ。 あるわよ」

「そう。 じゃぁ、話が早い。 ペット、飼わないか?」

「もう、飼ってるわ」

「え!?」

「・・・」

「・・・」

「フフフ」

「・・・」(タラ~)




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#722 『ペット』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #721 『ニセ医者+』

#721 『ニセ医者+』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

たっくんパパ





ある日・・・


たっくんがママと一緒にテレビを見ていると、ニセ医者逮捕のニュースをやっていた。
それを見てママが思わず叫んだ。

「あら、やだ!? コイツ、アタシの幼馴染じゃん!?」

「え!? この人、ママの幼馴染だったんだ」

「そうよ。 良く一緒に遊んだもんよ。 お医者んさんごっこして。 でも、まだそのクセが抜けてなかったのね~。 いい年して」

「へ~?」

「でもコイツ、全然ダメだったのよね~」

「どういう事?」

「入れて来ても、擦(こす)るどころか、掠(かす)んのが精一杯だったのよ。 小さ過ぎて」

「フ~ン」

「でも、懐かしいな~。 ・・・。 そうだ!? 今度コイツが出所して来たら、久しぶりに掠らせてみるか」

「面白そうだね、ママ。 おっきく成ってるといいね」

「そうね。 でもきっとダメよ」

「何で?」

「アタシのアソコもおっきく成ってるから。 アハハハハ」

「あ、そっかー!? アハハハハ」

「アハハハハ」

「アハハハハ」

 ・・・

「アハハハハ」

「・・・」(パパ)




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#721 『ニセ医者+』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #720 『ニセ医者』

#720 『ニセ医者』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ





ある日・・・


たっくんがママと一緒にテレビを見ていると、ニセ医者逮捕のニュースをやっていた。
それを見てママが思わず叫んだ。

「あら、やだ!? コイツ、アタシの幼馴染じゃん!?」

「え!? この人、ママの幼馴染だったんだ」

「そうよ。 良く一緒に遊んだもんよ。 お医者んさんごっこして。 でも、まだそのクセが抜けてなかったのね~。 いい年して」

「へ~?」

「でもコイツ、全然ダメだったのよね~」

「どういう事?」

「入れて来ても、擦(こす)るどころか、掠(かす)んのが精一杯だったのよ。 小さ過ぎて」

「フ~ン」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#720 『ニセ医者』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #719 『長年の苦しみ』

#719 『長年の苦しみ』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子





ある日・・・


ヨッチャンが診察を受けに行った病院で、たっくんと鉢合わせした。

「あ!? たっくん!? たっくんもどっか悪いの?」

「うぅん、違う。 パパが・・・」

「パパがどうかしたの?」

「うん。 たった今、やっと長年の苦しみからね、解放されたんだ」

「え!? た、たっくんのパパ、し、死んじゃったの?」

「うぅん。 ママが」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#719 『長年の苦しみ』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #718 『新建材』

#718 『新建材』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

たっくんパパ





ある日・・・


「あー、ぁ~。 だから嫌だったのよ~」

ママがボヤいていた。
これを不審に思ったたっくんが聞いた。

「どしたの、ママ? 何かあったの?」

「“どしたの”も“こしたの”もないわよ。 だから家を買うんなら、こんな古臭い、木ばっかりで出来てるんじゃなくて、小さくても新建材をふんだんに使った家にしたかったのよ」

「何で? このお家、古いヶど立派な木、一杯使ってて僕は好きだったよ。 今日の火事で全部燃えちゃったヶど・・・」

「だからなのよ!! 見なさい! たっくん!! 全焼したのに有毒ガスのヤツ、一つも出やしない!!」

「何でそれが嫌なの?」

「分かんない子ねー!! 有毒ガスが出てれば火災保険金だけじゃなくって、生命保険金も入ったでしょ!! 折角パパが病気で寝込んでる時に燃えたんだからー!!」

「あ!? そっかー!?」

「ね」

「うん」

「・・・」(パパ)




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#718 『新建材』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #717 『ウリスト教の国 ②』

#717 『ウリスト教の国 ②』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

一匹の㌧





我らがお茶目な隣国、その名は大㌧民国。
その大㌧民国は『ウリスト教の国』らいしい。


ある日・・・


一匹の㌧がそれを誇らしげに語っていた。
こんな感じで。

「ウリは毎日聖書を読みー! 日曜日に教会へ行くのを欠かした事はないニダー!! だからウリはー! 立派なウリスト教徒ニダー!!」
それを聞いていたたっくんがその㌧に言った。

「でもね、おじさん」

「ん!? 何ニカ?」

「ブタを飼ってる人が、毎日(まいんち)ブタ小屋に行ったからって、その人がブタにはなんないよね?」

「それはどういう意味ニカ?」

「ブタ小屋行けば分かるよ」

「そ、そうニカ?」

試しにその㌧が、作者に取ってと~っても都合良く、近くにあったブタ小屋に入って行った。


瞬間・・・


「ブヒー! ブヒーー!! ブヒーーー!!!」

ブタたちが飛び出して来た。
ブタたちはこう思っていたのだ。

『くっせーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』




おしまい。。。




モルゲッソヨ~~~!!!




かかかかか。。。




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#717 『ウリスト教の国 ②』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #716 『人類の祖先+』

#716 『人類の祖先+』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

スペシャルゲスト・・・ナゾのオッサン国会議員





ある日・・・


学校から帰って来たたっくんがママに聞いた。

「ねぇ、ママ~?」

「な~に、たっくん?」

「人類の祖先って、サルだったってホント?」

「さぁ? それはどうかな~?」

「学校の先生がそう言ってたよ」

「でもねぇ、たっくん。 あれ見てそう言える?」

そう言って、たまたまテレビの国会中継で大騒ぎしていた死胃(しい)と言ふ名のオッサンを、ママが指差した。
勿論、狂惨盗(きょうさんとう)委員長の。。。
それを見て、たっくんが言った。

「うん。 言えない。 ブタだったんだね」

「そうよ」

「ブヒー!!」




【注】

ブタのDNAは人類に近いらしい。。。(㌧スルよりも)




モルゲッソヨ~~~!!!




かかかかか。。。




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#716 『人類の祖先+』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #715 『人類の祖先』

#715 『人類の祖先』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

スペシャルゲスト・・・ナゾのオッサン国会議員





ある日・・・


学校から帰って来たたっくんがママに聞いた。

「ねぇ、ママ~?」

「な~に、たっくん?」

「人類の祖先って、サルだったってホント?」

「さぁ? それはどうかな~?」

「学校の先生がそう言ってたよ」

「でもねぇ、たっくん。 あれ見てそう言える?」

そう言って、たまたまテレビの国会中継で大騒ぎしていた死胃(しい)と言ふ名のオッサンを、ママが指差した。
勿論、狂惨盗(きょうさんとう)委員長の。。。




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#715 『人類の祖先』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #714 『ノック』

#714 『ノック』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんパパ





その日は・・・


パパの休日だった。
そのため、日頃、少年野球チームで活躍しているたっくんと久しぶりに野球の練習をする事になり、たっくんのノックをパパが受ける事にした。
だが、何度たっくんがノックをしようとしても空振りするだけで、一向にバットに球が当たらない。
否、当たりそうな気配すらない。
痺れを切らせたパパがたっくんに聞いた。

「なぁ、たっくん。 チャンと野球の練習してるのか?」

「うん。 してるよ。 1日、3時間は」

「なのに何でバットにボールが当たんないんだ?」

「だって僕、ピッチャーだから」

「え!? ピッチャーだから?」

「うん。 僕、エースなんだ、大谷選手級の。 かかかかか」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#714 『ノック』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #713 『愚痴+』

#713 『愚痴+』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

スペシャルゲスト・・・レンコン元罠侵盗盗主





ある日・・・


たっくんママとレンコン先生がお喋りをしていた。
レンコン先生がママに愚痴った。

「つったく、あの怪蔑(あやな)が羨(うらや)ましいわ」

「怪蔑って?」

「知らないの? あの耄碌(もうろく)お笑いタレント爺(じじい)、加藤御茶(かとう・おちゃ)の女房よ」

「あぁ、アレ!? あの怪蔑がどしたの?」

「あの耄碌爺(もうろく・じい)さんもういい歳じゃん。 いつ逝(い)ってもおかしくないぐらいの」

「だから何なの?」

「チッ!? あったま悪いわねぇ!! い~ぃ。 あの爺さん逝ったら、怪蔑のヤツ、遺産独り占めよ~」

「まぁ、そうなるわねぇ」

「羨ましいじゃん! スッゴク!! それに引き換え、家(うち)の宿六(やどろく)、アタイより5歳年上のまだ54なのよ。 しかも毎日毎日(まいんち・まいんち)いっくらアタイがイビッても、元気溌剌(げんき・はつらつ)オロナミンC。 一向にくたばりそうもなし。 ったく、嫌んなっちゃうわよ」

「あぁ、そういう事ね。 だったらいいのがあるわよ。 アタシもその問題、これで解決したの」

そう言って、ママがレンコン先生に青酸カリを手渡した。

「え!?」

「速攻(即効)よ」

「・・・」

このやり取りが、たまたまたっくん家に遊びに来ていたヨッチャンの耳に入った。
ヨッチャンがたっくんに聞いた。

「ねぇ、たっくん?」

「な~に?」

「たっくんのパパの死因て?」

「毒殺。 3分で死んだよ、ピクピクって」

「見てたの?」

「うん。 ママと一緒に」

「へ~。 どんな感じで死んだの、たっくんのパパ? ヤッパリ、テレビで良く見るような感じ?」

「そうだね。 あんな感じだったよ。 初め、チョッとだけ苦しんで、泡吹いて。 でも、すぐ死んじゃったから、苦しいのは最初のチョッとだけさ。 だから良かったんじゃないかな? アハハハハ」

「うん。 そうだね。 チョッとだけなら我慢出来ちゃうもんね。 アハハハハ」

「アハハハハ」

「アハハハハ」

『そうか~。 チョッとだけか~』(レンコン先生)




【注】

加藤御茶(かとう・おちゃ)・・・年寄りのお笑いタレント 極めて評判の悪い若い女房をもらったため、苦労が絶えないと専(もっぱ)ら噂されている可哀そうなヤツ

加藤怪蔑(かとう・あやな)・・・加藤御茶の嫁 財産目当ての結婚と専ら噂されている

ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#713 『愚痴+』 お・す・ま・ひ







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