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アリスのお家 2017年10月
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アリスのお家

創作お話作ってます。。。

たっくん家(ち) #605 『募金の呼び掛け①』

#605 『募金の呼び掛け①』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ

ゲスト・・・『心臓に不安がある』ともっぱら噂されている強欲で有名な超大物政治家  極悪人





ある日・・・


たっくんが街角で、たっくん家(ち)地域の鎮守様(ちんじゅ・さま)の壊れ掛けた神殿修復のための募金の呼び掛けをしていた。
そこをたまたま強欲で有名な超大物政治家、あの汚縄一郎(おなわ・いちろう)大先生が通り掛かった。
その一郎大先生にたっくんが声を掛けた。

「神様にご寄進下さ~い。 1円でも、100円でも、1,000円でも、いくらでも構いませ~ん。 どうぞ神様にご寄進下さ~い」

「フン。 オィ! 小僧!? オマエに金を渡すぐらいなら、直接神様に渡すわ!!」

「うん。 それでもいいよ。 だってオジサン、もうすぐだもんね」

「え!?」

「心臓病でさ」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~





ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#605 『募金の呼び掛け①』 お・す・ま・ひ







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たっくん家(ち) #604 『夫婦喧嘩①』

#604 『夫婦喧嘩①』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんパパ

パパの親友





ある日・・・


パパとその親友が馴染みの飲み屋で一杯やっていた。
するとパパが、

「ハァ~」

ため息を吐いた。

「どうした、ため息なんか吐いて?」

「否、な。 今朝、出掛けに女房と言い合っちゃってさ」

「またかよ?」

「あぁ。 このところ毎日(まいんち)さ」

「いっその事、別れちまったらどうなんだ?」

「俺だって別れたいさ。 でも、うちのヤツ相手に、他所(よそ)のような訳には行かないんだ」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#604 『夫婦喧嘩①』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #603 『パンツ』

#603 『パンツ』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子





ある日・・・


たっくんがお友達のヨッチャンとお医者さんごっこをしていた。
徐(おもむろ)にたっくんがパンツを脱ぐと、たっくんの・・子供のくせにスッゲー凛々しい・・あの“あべのハルカス”が『パォーン!!』といきり立っていた。
それを見てヨッチャンが言った。

「凄いねたっくん!? ゾウさんみたいだね。 パォーンって」

「うん。 ヨッチャン用のゾウさんさ。 パォーンって」

「じゃぁ、アタシもパンツ脱ぐね」

「うぅん。 ヨッチャンは脱がなくてもいいよ。 代わりに、今噛んでるガムを吐き出して」

「あ、そっかー!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#603 『パンツ』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #602 『タクシードライバー』

#602 『タクシードライバー』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

たっくんママ







ママはいつの間にかタクシーの運チャンになっていた。


ある日・・・


客として一人のスケベそうなオッサンが乗った。
おっさがママに行く先を告げた。

「とにかく早く! 一万円でヤレル女のいる所へ行ってくれ!! 俺はもう我慢できねぇんだ!!」

「タクシー代五千円掛かっちゃうわよ。 それに時間も」

「それでいいからとっと行けー!!」

「なら、その一万五千円ですぐ出来るわよ、ここなら」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#602 『タクシードライバー』 お・す・ま・ひ







たっくん家(ち) #601 『超カッチョイイ姿』

#601 『超カッチョイイ姿』




【登場人物】

たっくん・・・日本の素直な男の子

ゲスト・・・超大物政治家の大先生

ヨッチャン・・・たっくんのお友達の女の子





ある日・・・


日本が世界に誇る超大物政治家であらせられる元日本国総理大臣、我らがあの菅直人(かん・ちょくと)大先生がレストランに食事にやって来た。
すると、たまたまそこに来ていたたっくんが目ざとく大先生を見つけ、大先生のテーブルに近付いて来てこう言った。

「あの~。 貴方は日本が世界に誇る超大物政治家であらせられる元日本国総理大臣、我らがあの菅直人(かん・ちょくと)大先生ですよね」

「あぁ! そうだ!! ワタシは日本が世界に誇る超大物政治家であらせられる元日本国総理大臣の菅直人(かん・ちょくと)大先生だ!! 少年! 良く分かってるじゃないか!?」

「はい。 だからこうして挨拶に来ました。 お願いもありますので」

「ウム。 中々感心、感心。 で。 その願いとは?」

「はい。 今、僕、ガールフレンドのヨッチャンとここに来ているんですが、そのヨッチャンに僕の超カッチョイイ姿、見せたいんです。 それで大先生に僕たちのテーブルに挨拶に来て欲しいんです。 『やー、たっくん。元気かい?』って言って」

「ウム、分かった。 そういう事か。 なら少年、君は席に戻っていなさい。 すぐに行くから」

「はい。 有難うございます」

「ウム」

たっくんが席に戻るとすぐに大先生がやって来て、言われたとおりにこう言った。

「やー、たっくん。 元気かい?」

「煩(うるさ)いな~! 直人!! 今、いいところなんだ!! 後にしてくれ!!」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#601 『超カッチョイイ姿』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #801 『韓国の歴史 ②』

#801 『韓国の歴史 ②』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

田原アリス・・・ポチの飼い主

図書館の司書





ある日・・・


アリスが図書館で本を探していた。
韓国の歴史を調べるのに必要な本だった。
どこにあるのか分からないので司書に聞いた。

「あの~。 済みませ~ん」

「はい。 何でしょう?」

「韓国の歴史を調べたいんですヶどぉ、その関係の本ってどこにありますかぁ?」

「韓国の歴史ですかぁ?」

「はい」

「だったら、一番奥のファンタジーのコーナーにありますよ。 もしそこになければ、後はフィクションのコーナーですかねぇ」

「あの~。 そのどっちにもなかったんですヶどぉ」

「そうですかぁ。 とすると・・・。 ウ~ム。 そうですねぇ。 だとすると、他にありそうなのは・・・。 ウ~ム。 そうですねぇ、趣味・雑学のコーナーぐらいでしょうかねぇ。 そこになければ残念ながらうちには置いていませんね」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#801 『韓国の歴史 ②』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #800 『韓国の歴史 ①』

#800 『韓国の歴史 ①』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

田原アリス・・・ポチの飼い主

図書館の司書





ある日・・・


アリスが図書館で本を探していた。
韓国の歴史を調べるのに必要な本だった。
どこにあるのか分からないので司書に聞いた。

「あの~。 済みませ~ん」

「はい。 何でしょう?」

「韓国の歴史を調べたいんですヶどぉ、その関係の本ってどこにありますかぁ?」

「韓国の歴史ですかぁ?」

「はい」

「だったら、一番奥のファンタジーのコーナーにありますよ」

「え!?」

「そこになければ、後はフィクションのコーナーですかねぇ」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#800 『韓国の歴史』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #799 『記憶術』

#799 『記憶術』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ある日・・・


「ルンルンルン・・・」

コマルがルンルンしながら歩いていた。
ポチと出会った。

「オゥ! ポチ!!」

「オゥ! コマル!! どした? やけに嬉しそうじゃねぇか。 なんか良い事あったんか?」

「あぁ、大ありよ」

「なんだ? どしたんだ?」

「それがよ~」

「おぅ」

「オイラ、記憶術マスターしちまったのよ」

「へ~。 記憶術をな」

「あぁ。 で。 スッゲー記憶力良くなっちまったもんでな。 んで、ルンルンしてたんよ」

「フ~ン。 ソイツぁ、良(い)かったな。 でも、どこでマスターしたんだ」

「あぁ。 此間(こないだ)買った記憶力がぁ・・・。 ん? ぇえーっと? ん? ・・・。 記憶力がなんとかって本読んでだ」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#799 『記憶術』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #798 『リタイア』

#798 『リタイア』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ポチはいつの間にか外科医になっていた。
しかも誰もが認める名医として世界中にその名が知れ渡り、神の手を持つネコと謳(うた)われ、称賛されるまでになっていた。


ある日・・・


コマルがポチに聞いた。

「なぁ、ポチ~?」

「ん!?」

「あの噂ホントかぁ?」

「何の噂だぁ?」

「うん。 ポチがリタイアしたっていう噂」

「え!? 何だ!? 皆(みんな)もう知ってのか?」

「あぁ。 知ってるぜ。 で?」

「ん!? 『で?』 とは・・・?」

「あぁ。 次の仕事どうすんだ?」

「次の仕事?」

「あぁ」

「次の仕事っ・・・。 俺様、車のタイヤ交換しただヶだぜ」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#798 『リタイア』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #797 『銀行口座』

#797 『銀行口座』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

銀行の窓口の女性行員

支店長







ある日・・・


ポチがアリスのお家の近くの銀行にやって来た。
整理番号券を引き、順番を待った。
その日は五十日(ご・とお・び)だったので店内は大変混雑していた。
そのため待つ事30分。
漸(ようや)くポチの番が来た。
長く待たされてチョッとイライラしながらポチが窓口に行き、女性行員に言った。

「オゥ! オメェ!!」

「はい」

「ここに俺様の口座作りてぇんだがよ、どうすりゃい?」

「身分証明書はお持ちですか?」

「ん!? 身分証明書?」

「はい。 健康保険証ですとか運転免許証とか・・・。 お客さまのご身分を証明出来る公的証明書です。 それが必要になります」

「ぅんにゃ、そんなもんは持ってねぇ。 なんつっても俺様、ネコだからな。 そんなもんはな~んもね」

「でしたら申し訳ございませんが、お作り致しかねます」

「え!? お作り致しかねます?」

「はい。 法律で」

「法律で?」

「はい。 法律で口座を作る時には身分証明証の提示が義務付けられております」

「んな事言わねぇで作ってくれよ~。 な。 頼まぁ」

「そんな事言われましても、ムリなものはムリです。


つ、ま、り、・・・


『無理ーーー!! 無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』


です」

「んな事言うなよ。 な」

「ムリです」

ここでポチが切れた。

「良いじゃねぇか、口座作るぐれぇ!! んなもんなくっても!!」

「ダメです


つ、ま、り、・・・


『駄目ーーー!! 駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』


です」

「ぁんだとー!? 俺様はただ、このクソ銀行にクソ口座作ってやろーって言ってるだヶなのに、なんで素直に作ろうとしねぇんだ!? アァ~ン。 このクソ尼(あま)ー!!」

「ク、クソ尼~!? クソ尼ですって~!?」

今度は女子行員が切れた。
見かねて支店長がすっ飛んで来た。
ポチを見下し、鬼のような形相でポチを怒鳴り付けた。

「オィ! オマエ!! ネコの分際で生意気だ!! 他のお客様の迷惑だ!! とっとと出ってくれ!!」

「あぁ、分かった!! 言われなくても出てってやらー!! な~んだこんなクソ銀行!! フン。 こないだベガスで儲けた100億。 家ん中置いとくのも不用心だからってんで、オメェんトコに口座作って入れとこうと思ってたんだが、もう頼まねぇ!! 余所(よそ)にすらぁ!! フン」

そうポチが言葉を吐き捨てて、外に出ようとした。


す、る、と、・・・


背後から超キモ~イ猫撫で声(ねこなでごえ)がした。

「あ、あの~。 お、お客様~」

「ん!?」

ポチが振り返った。
たった今、鬼のような形相でポチを怒鳴り付けた支店長がニコニコペコペコしながらポチを見つめていた。
そして揉み手をしながら、見事なまでの手のひら返しの猫撫で声(ねこなでごえ)でポチにこう言った。

「さ、先程は窓口のクソ尼が大変失礼を致しました。 よ、宜しければ奥で当クソ銀行のクソ口座のお話など。 はい」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#797 『銀行口座』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #796 『つまんないもん』

#796 『つまんないもん』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ

鳩山ポッポ先生・・・バカ  『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』





恐妻家で知られる我らがお茶目なアホ、あの菅直人(かん・ちょくと)大先生。


そんな大先生がある日・・・


鳩山ポッポ先生とお喋りをしていた。
話が配偶者の事に及んだ。
ポッポ先生がぼやいた。

「此間(こないだ)、家(うち)の女房の目につまんないもんが入っちゃってさぁ。 目医者、連れてったら5,000円も払わされたんだぜ。 やんなっちゃうよなぁ、つったく~」

これを聞き、大先生もぼやいた。

「5,000円ならまだいいよ。 家も此間(こないだ)、女房の目につまんないもんが入っちゃってさぁ。 1,000,000円も払わされたんだぜ」

「え!? 1,000,000円も?」

「うん」

「何が入ったんだ?」

「ダイヤの指輪」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#796 『つまんないもん』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #795 『バナナ』

#795 『バナナ』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ある日・・・


ポチとコマルが、バナナを食べながら仲良くお喋りをしていた。
アリスがポチに聞いた。

「な~、ポチ。 オマエ、知ってたか~?」

「何をだ?」

「バナナの事」

「バナナの事?」

「あぁ。 バナナってさぁ。 日本じゃ食べるの人間だヶど、東南アジアじゃゾウだって」

「フ~ン、それでか」

「ん!? 何がだぁ?」

「おぅ。 日本じゃ優秀なのは人間だが、東南アジアじゃゾウなのは」

「お!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#795 『バナナ』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #794 『入院』

#794 『入院』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人

田原アリス・・・ポチの飼い主





ポチはいつの間にか外科医になっていた。
しかも誰もが認める名医として世界中にその名が知れ渡り、神の手を持つネコと謳(うた)われ、称賛されるまでになっていた。


ある日・・・


ポチの勤務している病院にコマルが入院した。
原因不明の難病だった。
日に日に衰弱して行くコマル。
そんなコマルをアリスが見舞った。

「どう、コマル? 調子は?」

「うん。 あんまし良くね」

「そう。 早く良くなるといいね」

「う、うん。 なれるんだったらな」

「ダイジョブだよ、なれるよ、絶対。 ポチが付いてるもん。 あのポチが」

「う、うん。 あぁ、そうだな。 ポチが付いててくれてるもんな」

「そうだよ」


そ、こ、へ、・・・


(ガラッ!!)


病室の扉を開け、ポチが入って来た。

「オゥ! アリス!? 来てたんか?」

「うん」

ポチがコマルを見た。

「どうだ、コマル? 気分は?」

「ウ~ン。 あんまし良くね」

「そっかー」

「うん」

「実はなコマル」

「ん!? なんだ?」

「オメェに良(い)い知らせと、悪(わり)ぃ知らせとがあんだがどうする? 聞くか?」

「悪ぃのは聞きたくねぇ。 良いのだヶ教えてくれ」

「おぅ、そうか。 分かった。 んじゃ、良い方な」

「うん」

「あのなぁ、コマル。 たった今終わった研究者会議の結果なぁ」

「うん」

「今、オメェの掛ってる病気の病名になぁ」

「うん」

「オメェの名前を付ける事が決まったぞ」

「え!? ホントか?」

「おぅ。 ホントだ」

「んなら、悪(わり)ぃ方は?」

「おぅ。 ソイツぁ、な」

「うん」

「その名前が付くのはなぁ、オメェが死んだ時だ」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#794 『入院』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #793 『宇宙時代』

#793 『宇宙時代』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ある日・・・


ポチとコマルが仲良くテレビを見ていた。
日本のみならず、世界中に感動を与えたあの 『はやぶさ』 のニュースをやっていた。
それを見てポチが言った。

「良(い)かったな。 『はやぶさ』 に予算四倍増だってよ」

「あぁ、ホントだ。 こんなナイスな計画。 ジャンジャンやってほしいよな」

「おぅ、そうだぜ。 そん通りだぜ」

「ヶど、これの予算仕分けしたバカがいたっけな」

「おぅ。 蓮根つったけー? 名前」

「あぁ。 そう言ゃぁ、そんな名前だったな。 あの成り済ましの襟立て支那竹女」

「おぅ」

「でもよ~、ポチ」

「ん?」

「いつか来んのかなぁ、宇宙旅行が出来ちまう時代?」

「おぅ。 来んじゃねぇのか、待ってりゃ、その内」

「だよ、な」

「おぅ」

「でも、どうせ来んなら、オレらが生きてるうちに来てほしいよな」

「あぁ、そうだな~。 ヶど、ソイツぁ、どうかな。 ソイツぁ、やっぱムリかも分かんねぇな。


つ、ま、り、・・・


『無理ーーー!! 無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』


かも分かんねぇな」

「あぁ。 多分な」

「でもよ~、コマル」

「ん?」

「宇宙旅行はムリでもよ~。


つ、ま、り、・・・


『無理ーーー!! 無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』


でもよ~。 地球一周3時間な~んて時代は来るかもな」

「え、何!? 地球一周3時間?」

「おぅ」

「その心は?」

「おぅ。 地球一周すんのに1時間。 家と空港の往復に2時間だ」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#793 『宇宙時代』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #792 『総理の資質』

#792 『総理の資質』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ

司会者





ある日・・・


久しぶりに我らが菅直人(かん・ちょくと)大先生がテレビの討論番組に出ていた。
アベノミクスに関する討論だった。
大先生が口角泡を飛ばしながら安倍首相を批判した。

「大体、安倍さんには総理の資質が欠けているんです!!」

司会者が聞いた。

「それは? 具体的に何が欠けているんですか?」

「決まってるでしょ!!」

「え!? あ。 はぁ? で、何が?」

「それはね」

「はい」

「先ず第一にだね。 下から上がって来た情報を正しく分析する高度な情報処理能力ね。 そして、それに基づいて問題を素早く解決するために必要な強い決断力。 更に、それらから学んだ経験値全部を蓄積するための優秀な記憶力。 それとだねぇ・・・。 ぇえーっと、あとなんだったっヶかな。 ぇえーっと。 情報処理能力に決断力、それに優秀な記憶力と来て~・・・。 ぇえーっと、あとは・・・。 何だったかな~。 ぇえーっと・・・。 優秀な記憶力と来て~。 ぇえーっと、何だったかな~。 ぇえーっと・・・」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#792 『総理の資質』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #791 『世界キツネ狩り大会』

#791 『世界キツネ狩り大会』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

ヱゲレスの女王陛下







「捕鯨は残酷だー!! だから止めろー!!」

などとほざくくせに、自国ではキツネ狩りを楽しむ実にふざけたヱゲレス人。


ある日・・・


そのヱゲレスで女王陛下主催の、

『世界キツネ狩り大会』

が開催された。
これには錚々(そうそう)たるメンバーが参加した。

次のメンバーだ。

先ず、開催国のヱゲレスからはMI6きっての腕利きエージェント、777事(なな・なな・せぶん・こと)ジェームズ・ホント。
メリケンからはCIAを代表してニーサン・ハント。
オロシャからは怪僧ラスト・プーチン。
お隣中国からは、文化大革命でお馴染のあの大量殺人鬼・毛沢豚(もう・たくとん)。
   ・
   ・
   ・
といった具合だ。
最後に我が日本国からは、ポチがこれに参戦した。
制限時間は1時間だった。


そして・・・


女王陛下の、

「 Ready, ... Steady, ... Go! (位置について~。 よ~い。 ドン)」

の掛け声と共に、参加者が一斉に森に入った。


― 1時間後 ―


結果が発表された。
こうだった。

ジェームス・ホント・・・スカ

ニーサン・ハント・・・スカ

ラスト・プーチン・・・スカ

毛沢豚(もう・たくとん)・・・スカ

   ・
   ・
   ・

と!?

全員スカだった。

そして最後にポチが森から出て来た。
獰猛な狼に変身したあの狼男(おおかみ・おとこ)を担(かつ)いでいた。

『ハッ!?』

女王陛下を筆頭にその場にいた者達全員が息を呑んで見つめる中、全身傷だらけでスッカリ脅(おび)え切った様子の狼男が言った。

「わ、分かった、分かりましたよ。 す、素直に白状します。 わ、わたしはキツネです。 ホ、ホントにキツネです。 だ、だからもうこれ以上苛めないで下さい」

「・・・」

「・・・」

「・・・」

 ・・・

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#791 『世界キツネ狩り大会』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #790 『38度を超えると』

#790 『38度を超えると』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ





― 38度を超えると ―


日本人・・・頭がボンヤリする。


キムチ・・・戦争が始まる。




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#790 『38度を超えると』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #789 『進行性難聴の患者』

#789 『進行性難聴の患者』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

進行性難聴の患者





ポチはいつの間にか外科医になっていた。
しかも誰もが認める名医として世界中にその名が知れ渡り、神の手を持つネコと謳(うた)われ、称賛されるまでになっていた。


ある日・・・


ポチの病院に進行性難聴の患者が入院した。
たったの一日で聴力を失ったのだ。
これには流石のポチも手の打ちようがなかった。
仕方がないのでその旨、事情を患者に説明して退院させる事になった。


その退院当日・・・


患者がポチに相談した。
携帯電話が鳴っても聞こえなくて困っているという内容だった。
ポチが携帯にはバイブレーター機能がある事を紙に書いて説明し、その機能が使えるように設定して患者に返した。
患者は痛く喜んだ。
そしてポチに別れを告げ部屋を出ようとした時、携帯のバイブレーターが作動した。
患者がそれに気付き、電話に出た。
だが、すぐに不機嫌になった。
そしてポチに携帯を差し出し、大声で怒鳴り付けた。

「アンタがバイブレーター機能をオンにした所為(せい)で、相手の声が聞こえなくなったじゃないか!!」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#789 『進行性難聴の患者』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #788 『転落事故』

#788 『転落事故』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ある日・・・


ポチとコマルが仲良くテレビを見ていた。
丁度ニュースをやっていて、アナウンサーが原稿を読み上げた。

「臨時ニュースをお伝え致します。 本日、午前9時丁度に韓国不山(ブサン)におきまして、満員の大型観光バスが崖から転覆し、乗客全員の死亡が確認されました」

ここで画面がバスが転覆するシーンに切り替わった。

「この映像はたまたまその場にいた目撃者が撮影した映像です。 今の所、原因はまだハッキリ致しておりません。 続報が入り次第お伝え致します。 尚、乗客は全員韓国人で、日本人はいなかった模様です」

これを見て、

「チッ!!」

ポチが舌打ちをした。
それを不審に思ったコマルが聞いた。

「どした、ポチ? 舌打ちなんかして」

「これがしねぇで、いられるかってんだ!!」

「ん!? 何でだぁ? 良かったじゃねぇか、全員韓国人で。 それも満員」

「ってこたぁ、オメェ、気が付かなかったってこったな?」

「何にだぁ?」

「バスん中だ」

「え!? バスん中?」

「おぅ」

「バスん中がどしたって?」

「おぅ。 アナウンサーのヤツぁ、満員だな~んてほざいてやがったヶどもよ~」

「うん」

「座席が一個、空いていやがったんだ!!」

「え!? 一個、空いてた!? ホントに一個、空いてたんか?」

「おぅよ」

「ソイツぁ、残念だったなぁ」

「おぅ。 スッゲェ残念だ」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#788 『転落事故』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #787 『調査捕鯨』

#787 『調査捕鯨』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

ポチと飲み屋で知り合った本場モンのアメカス(アメリカ人の蔑称)





お隣、韓国では偶然クジラが網に掛るらしい。
それも日本の捕獲量の二倍も。


ある日・・・


飲み屋で知り合った本場モンのアメカス(アメリカ人の蔑称)が、口角泡を飛ばしながらポチを怒鳴り付けた。

「日本の調査捕鯨な~んぞ、絶対認めんぞー!!」

「何でだ?」

「クジラは人間並みに知能が高いんだ!! だからだ!!」

「でもなぁ。 日本の二倍も網に掛けてる国だってあんだぞ」

「どこの国だ?」

「韓国だ」

「なーに~? 韓国~? 韓国だと~?」

「あぁ、そうだ」

「なら、そりゃ、きっと偶然だ!!」

「え!?」

「アイツらが知能の高いクジラを、狙って捕れるわきゃねぇ!!」(キリッ!!)

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#787 『調査捕鯨』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #786 『張り紙』

#786 『張り紙』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

田原アリス・・・ポチの飼い主

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ある日・・・


コマルがションボリと俯(うつむ)き勝(が)ちに歩いていた。
アリスと出会った。
アリスが声を掛けた。

「あらっ、コマル!?」

コマルが顔を上げた。

「おぅ、アリス!?」

「どしたの? 元気ないね」

「あぁ。 家(うち)のイヌのタマが三日前にいなくなったっきり、帰ってこねぇんだ」

「フ~ン。 張り紙してみた?」

「してね」

「してみたら」

「そんな事しても意味ねぇだろ」

「なんで?」

「だってタマ。 字~、読めねぇから」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#786 『張り紙』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #785 『白と黒』

#785 『白と黒』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

日本通の黒っぽいメリケン人







ある日・・・


日本語が堪能で、ニッポン大好きで、日本通の黒っぽいメリケン人が日本に旅行に来た。
ホテルに入り、キットカットをかじりながら古い日本のビデオを見ていた。
お笑い番組のビデオだった。
今は一緒には活動していないオセロの中島と松嶋が出ていた。
自己紹介をするため、それぞれがこう言った。

「黒い方の中島で~す」

「白い方の松嶋で~す」

これを見てその黒っぽいメリケン人は思った。

『どっちも黄色じゃん』




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#785 『白と黒』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #784 『フィフティ、フィフティ』

#784 『フィフティ、フィフティ』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ある日・・・


当ブログ管理人の有栖川呑屋コマルがお見合いをした。
結果が気になったポチが聞いた。

「どうだった、具合は? 上手く行きそうか?」

「ウ~ン。 ま。 フィフティ、フィフティってトコかな」

「ん!? それは?」

「あぁ。 オイラは行ったんだヶど、相手が来なかったんだ」

「え!?」

「そんでフィフティ、フィフティ」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#784 『フィフティフィフティ』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #783 『木の股』

#783 『木の股』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ

鳩山ポッポ御大(おんたい)・・・バカ  『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』





ある日・・・


アホの直人(ちょくと)大先生とバカのポッポ御大(おんたいい)がキャンプをした。
飯盒(はんごう)を火に掛けるため木の股が二本必要だったので、手分けして一本ずつ探す事にした。
一時間後、二人とも手ぶらで帰って来た。
大先生がぼやいた。

「いや~、参ったよ~。 木の股はいくらでもあったんだが、どれもみ~んな下向きで上向きのが一本もないんだ」

「君もか」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#783 『木の股』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #782 『切断』

#782 『切断』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人





ポチはいつの間にか外科医になっていた。
しかも誰もが認める名医として世界中にその名が知れ渡り、神の手を持つネコと謳(うた)われ、称賛されるまでになっていた。


ある日・・・


「ウ~ン。 ウ~ン。 ウ~ン。 ・・・」

ポチが頭を抱えていた。
そこへコマルがやって来た。
ポチのその様子を見て、コマルが聞いた。

「どした、ポチ? 何悩んでんだ?」

「おぅ。 コマルか~」

「うん」

「それなんだがよ~。 実はな」

「あぁ」

「俺様が今抱えてる患者なんだヶどな」

「あぁ」

「事故で受けた傷口のな、組織が壊疽(えそ)しちまっててよ~。 片腕切断しなきゃなんねぇんだ」

「フ~ン。 それでかぁ」

「否、な。 それだヶじゃねぇんだ」

「ん!? つーと?」

「おぅ。 その患者、腕だヶじゃなくって心臓も悪(わり)ぃんだ。 だから腕切んなきゃなんねぇ、な~んつったらきっと心臓、おかしくなっちまうんじゃねぇかと思ってな。 そんでだ」

「そっかー。 オマエも色々大変なんだな」

「おぅ」

「でもよ~。 そういう事なら上手い手があるぜ」

「ん!? 上手い手?」

「うん」

「どんな?」

「それはな」

「おぅ」

「心臓取っ替えてから腕切りゃいい」

「・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#782 『切断』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #781 『精神病院』

#781 『精神病院』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

精神病院の院長先生

女性看護師







ポチはいつの間にか外科医になっていた。
しかも誰もが認める名医として世界中にその名が知れ渡り、神の手を持つネコと謳(うた)われ、称賛されるまでになっていた。


ある日・・・


ポチが精神病院を見学しに行った。
そして、院長先生に病院内を案内してもらっていた。
すると一人の男性患者が、

「ワォー!! ワォー!! ワォー!!」

と大声で叫んでいた。
その患者を指差して院長先生が言った。

「彼は自分が狼男だと思っているんです。 だからああやって、一日中遠吠えをしているんです」

「フ~ン。 狼男なぁ」

「はい」

暫く歩いていると、

「ウゥー!! ウゥー!! ウゥー!! ゥウゥ~~~~~!!!!!」

と叫んでいる女がいた。
その患者を指差して院長先生が言った。

「彼女は自分が救急車だと思い込んでいるんです。 だからああやって、一日中サイレンを鳴らしているんです」

「フ~ン。 救急車なぁ」

「はい」

又、暫く行くと、

「ピーポ~。 ピーポ~。 ピーポ~。 ・・・」

と大声を張り上げている男がいた。
その患者を指差して院長先生が言った。

「あの人は自分がパトカーだと信じ込んでいるんです。 だからああやって、一日中 『ピーポ~。 ピーポ~。 ピーポ~』 と言っているんです」

「フ~ン。 こんだぁ、パトカーなぁ」

「はい」

こんな事が何度か繰り返された。


そ、こ、へ、・・・


「院長先せーーーぃ!!!!!」

大声を上げ、女性看護師がすっ飛んで来た。
そして院長先生に言った。

「あぁ、良かったー!! 見つかってー!! 随分探しましたよ院長先生ー!! ダメでしょ、こんな所にいちゃぁ。 さ。 早く病室戻りましょうね」

って。

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#781 『精神病院』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #780 『新成人』

#780 『新成人』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人

テレビ局のレポーター







とある成人式会場にて・・・


コマルが今年二十歳になり、成人式の案内が来た。
一生に一度の事なので、一張羅(いちょうら)のスーツに身を包みそそくさと会場に向かった。
知った顔の連中と旧交を温めている内に無事式典も終了した。
その帰りしな、

「あの~。 済いませ~ん」

式典の取材に来ていたテレビ局のレポーターに呼び止められた。

「ん!?」

振り返ったコマルにレポーターがマイクを向けた。

「チョッと宜しいですか?」

「ん!? 何!?」

「はい。 こちら 『みのもんちっちの昼ズバッ!』 という番組なんですヶどぉ、新成人になったお気持ちを伺いたいんですが、答えて頂けますか~?」

「いいヶど。 これって生放送?」

「はい。 そうです」

「あ。 そう」

コマルがニッコリ笑ってカメラマンのカメラに向け、ピースサインを出した。
そして言った。

「オ~ィ!! ポチ~!! アリス~!! 見てっかぁ。 オイラ、今、テレビに映ってんぞ~」

慌ててレポーターがコマルを制止した。

「あ、あの~。 そ、そのような事はしないで頂けますかぁ」

「え!? ダメ?


つ、ま、り、・・・


『駄目ーーー!! 駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』


ダメ?」

「は、はい。 ダ、ダメです。


つ、ま、り、・・・


『駄目ーーー!! 駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目駄目ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!』


です」

「あ。 そう」

「はい」

「じゃ、何を言えばいい?」

「新成人になった抱負を」

「新成人になった抱負かぁ」

「はい。 そうです。 新成人になった抱負をお願いします」

「えっとー。 そうだなぁ。 ま。 新成人になった事だし」

「はい。 なった事だし」

「だから今日から酒とタバコを」

「はい。 今日から酒とタバコを」

「うん。 キッパリ止めようと思う」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#780 『新成人』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #779 『家政婦の与太』

#779 『家政婦の与太』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

家政婦の与太

加藤怪菜(かとう・あやな)・・・元ドリフターズの加藤御茶(かとう・おちゃ)の女房





遺産目当ての結婚とネット上で揶揄されている加藤御茶(かとう・おちゃ)と加藤怪菜(かとう・あやな) 負債  夫妻。
そんな加藤御茶の家に家政婦の与太が派遣された。


ある日・・・


既に、棺桶に半分足を突っ込んでいる加藤御茶の女房の怪菜が、与太の掃除の仕方が気に入らなかったのか大声で与太を怒鳴り付けた。

「階段はワックスで、ピッカピカのツルッツルにしとけって、いつも言ってるでしょ!!」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#779 『家政婦の与太』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #778 『世界ぎふし発見!/コンピュータ・ウイルス』

#778 『世界ぎふし発見!/コンピュータ・ウイルス』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

田原アリス・・・ポチの飼い主

有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人

臭野仁(くさの・ひとし)・・・フリー・アナウンサーでスーパークイズマスター  TVのクイズ番組 『世界ぎふし発見!』 の司会者

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ





ある日・・・


ポチとアリスとコマルがテレビのクイズ番組 『世界ぎふし発見!』 に解答者として出演していた。
その番組の看板アナウンサーでスーパークイズマスターの臭野仁(くさの・ひとし)が一通りポチ達を紹介し終わった。
それからもう一人、その日のスペシャル・ゲストの紹介をした。

「本日はもう御一方(おひとかた)スペシャル・ゲストをお招き致しております。 どうぞ拍手を以(もっ)てお迎え下さい。 元日本国総理大臣、菅直人(かん・ちょくと)さんです。 どうぞ~」


(パチパチパチパチパチ・・・)


スタジオ内で申し訳程度のささやかな拍手が、ディレクターの指示で起こった。
シラ~っとした視線を全く意に介さず、大先生がにこやかな笑顔でスタジオに入って来た。
そして与えられた自分の席に着いた。
大先生が席に着くとすぐ、臭野が大先生に聞いた。

「菅さんはクイズはお得意ですか?」

胸を張って直人が答えた。

「勿論!!」

「そうですか」

「あぁ。 ワタシはクイズと原子力は得意なんだ」

「クイズと原子力は?」

「あぁ。 得意中の得意さ」

「そうですか。 それは良かった。 それでは早速、問題に移りましょう」

そう言って臭野が本日の回答者のポチ、アリス、コマル、そしてもう一度、大先生の顔を見た。

「それでは問題です。 コンピュータに関する問題です。 皆さんは既にパーソナルコンピュータをお使いだと思いますが、コンピュータ・ウイルスが心配ですよね。 そこでコンピュータ・ウイルスからパソコンを守るにはどうしたら良いでしょうか? コレが本日の問題です」

これを聞き、

「オゥ!!」

真っ先にポチが手を上げた。

「ハィ!! ポチさん!!」

「おぅ。 コンピュータ・ウイルスからパソコンを守るにゃぁ」

「はい。 コンピュータ・ウイルスからパソコンを守るには?」

「カスペルスキーをいれりゃぁ、良い」

「ホゥ~。 なるほどなるほど、カスペルスキーを? あのセキュリティソフトのカスペルスキーを?」

「おぅ」

「そうですか。 ポチさんはカスペルスキーをお使いなんですね?」

「オゥ! そうだ!!」

「ハィ!! 分かりました」

すると、次はアリスだった。

「アタシは、ノートンを入れれば良いと思います」

「ホゥ~。 なるほどなるほど、ノートンを? あのセキュリティソフトのノートンを?」

「はい」

「そうですか。 アリスさんはノートンをお使いなんですね?」

「はい」

「ハィ!! 分かりました」

更に、コマルがこれに続いた。

「オイラは・・・。 ンとー。 やっぱ、ウイルスバスターかな」

「ホゥ~。 コマルさんはウイルスバスターですか? やはりウイルスバスターをお使いで?」

「うん」

「そうですか。 分かりました。 それでは最後に、菅元総理。 お答えをお願いします」

その問い掛けに徐(おもむろ)に大先生が答えた。

「ウイルスが心配なんだろ?」

「はい」

「だったら原子力と一緒で簡単だ」

「ホゥ~。 原子力と一緒で簡単?」

「ウム」

「どうすれば?」

「ウム。 パソコンを綺麗に消毒すりゃ良い」

「え!?」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#778 『世界ぎふし発見!/コンピュータ・ウイルス』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #777 『死因』

#777 『死因』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

閻魔大王

鳩山ポッポ・・・バカ  元・某国総理大臣・鳩山由紀夫と呼ばれる事もある

菅直人(かん・ちょくと)・・・アホ

汚縄一郎(おなわ・いちろう)・・・極悪人





ある日・・・


鳩山ポッポ、菅直人(かん・ちょくと)、汚縄一郎(おなわ・いちろう)の3匹が死んだ。
当然、生前の悪行が祟(たた)って地獄に落ちた。
そして閻魔大王の前に引きずり出された。
閻魔大王がポッポ達にそれぞれの死因を聞いた。

先ず、ポッポが答えた。

「はい。 つい出来心で裕福そうな家の庭に忍び込み、家の中を覗き込んでいたらいきなりに上の階からタンスを投げ付けられ、それが頭に当たり。 はい。 それが死因です」

次に、直人が答えた。

「女房が庭に怪しい奴を見つけ、 『泥棒ー!? 泥棒ー!?』 と叫ぶので部屋の中にあったタンスをその泥棒に投げ付けたら、その後ナゼか女房が烈火の如く怒り狂い、包丁で刺されました」

最後に汚縄が答えた。

「私(わたくし)は、ただ、そのタンスの中に入っていただヶだったんですが・・・」




ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#777 『死因』 お・す・ま・ひ







進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #776 『エンジントラブル』

#776 『エンジントラブル』




【登場人物】

ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ

菅直人(かん・ちょくと)大先生・・・アホ  前・某国総理大臣のトンマお遍路







ある日・・・


「僕は原子力には詳しいんだ!!」

で!?

お馴染の我らがお茶目なアホ、あの菅直人(かん・ちょくと)大先生が、メリケンの原子力状況視察のためジェット機に乗った。
だが、
そろそろメリケン大陸という所まで来た時、突然そのジェット機の4基あるエンジンの内の一基付近から爆発音が起こった。
すぐに機長からアナウンスがあった。

「機長です。 只今、この機のエンジン一基にトラブルが発生し停止致しましたが、飛行に支障はございませんのでご安心下さい。 但し、目的地到着には1時間ほどの遅れが見込まれます。 何卒、ご理解下さいますようお願い申し上げます」


― その5分後 ―


再び、そのジェットの別のエンジン付近から爆発音が起こった。
すぐに機長からアナウンスがあった。

「機長です。 只今、この機のエンジンもう一基にトラブルが発生し停止致しましたが、飛行に支障はございませんのでご安心下さい。 但し、目的地到着には2時間半ほどの遅れが見込まれます。 何卒、ご理解下さいますようお願い申し上げます」


― その又、5分後 ―


三度(みたび)、そのジェットの更に別のエンジン付近から爆発音が起こった。
すぐに機長からアナウンスがあった。

「機長です。 只今、この機のエンジンの更に一基にトラブルが発生し停止致しましたが、飛行に支障はございませんのでご安心下さい。 但し、目的地到着には6時間ほどの遅れが見込まれます。 何卒、ご理解下さいますようお願い申し上げます」


すると・・・


突然、大先生が立ち上がって大声で喚(わめ)き散らした。

「一体この機はどうなってるんだ!? もし最後の一基が止まりでもしてみろ、いつ目的地に着けるか、分からないじゃないかぁ!!」





ピュ~~~~~~~~~~




ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~

ドドンガ ドーーーン

チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン

ゴ~~~ン

カァカァカァ





メデタシメデタシ。。。





「ケケケケケ!!」











#776 『エンジントラブル』 お・す・ま・ひ







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