進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #370 『ジェントルマン』
2017-06-30
#370 『ジェントルマン』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
議長
野駄目 姦蛇蛙鰭 佳彦(のだめ・かんたあびれ・よしひこ)・・・国会で飼ってるカバ
他
ある日・・・
野駄目 姦蛇蛙鰭 佳彦(のだめ・かんたあびれ・よしひこ)カバ先生の演説中に、
「又、マニフェスト違反かー!! このカバー!!」
と叫んだ議員がいた。
その議員はナゼかポチだった。
それを聞き、
「事もあろうに、内閣総理大臣を “カバ” 呼ばわりするとは・・・。 ジェントルマンに対して礼を欠く行為である。 議員は発言に注意するように」
議長が議長席からポチを窘(たしな)めた。
すると、カバ先生を指差してポチが議長に聞いた。
「ジェントルマン? ソイツがかぁ?」
「そうです」
「ソイツがジェントルマン・・・な?」
「そうです」
「良し分かった。 んなら、議長?」
「ん!?」
「ジェントルマンをカバと呼んじゃいけねぇなら、カバをジェントルマンと呼ぶのもいけねぇんか?」
「否、それは議員の自由だ」
「おぅ、そうけぇ。 良し!!」
「ならば、先ほどの非礼を総理に謝りたまえ」
「おぅ、分かった」
ここでポチがカバ先生を見た。
「オゥ!! さっきは 『カバ』 な~んつって悪かったな、ジェントルマン」
「・・・」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#370 『ジェントルマン』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
議長
野駄目 姦蛇蛙鰭 佳彦(のだめ・かんたあびれ・よしひこ)・・・国会で飼ってるカバ
他
ある日・・・
野駄目 姦蛇蛙鰭 佳彦(のだめ・かんたあびれ・よしひこ)カバ先生の演説中に、
「又、マニフェスト違反かー!! このカバー!!」
と叫んだ議員がいた。
その議員はナゼかポチだった。
それを聞き、
「事もあろうに、内閣総理大臣を “カバ” 呼ばわりするとは・・・。 ジェントルマンに対して礼を欠く行為である。 議員は発言に注意するように」
議長が議長席からポチを窘(たしな)めた。
すると、カバ先生を指差してポチが議長に聞いた。
「ジェントルマン? ソイツがかぁ?」
「そうです」
「ソイツがジェントルマン・・・な?」
「そうです」
「良し分かった。 んなら、議長?」
「ん!?」
「ジェントルマンをカバと呼んじゃいけねぇなら、カバをジェントルマンと呼ぶのもいけねぇんか?」
「否、それは議員の自由だ」
「おぅ、そうけぇ。 良し!!」
「ならば、先ほどの非礼を総理に謝りたまえ」
「おぅ、分かった」
ここでポチがカバ先生を見た。
「オゥ!! さっきは 『カバ』 な~んつって悪かったな、ジェントルマン」
「・・・」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#370 『ジェントルマン』 お・す・ま・ひ
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進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #369 『 The 芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事登場!!』
2017-06-30
#369 『 The 芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事登場!!』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの殆(ほとん)ど主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の後輩刑事でオマケ1号 愛称/芹ちゃん
二浦信輔(にうら・しんすけ)・・・痛身の同僚刑事でオマケ2号 愛称・・・なし
ある日・・・
気が付けば当ブログ 『相方』 のいつのまにか殆(ほとん)ど主役になっていたあの警視庁捜査一課、我らが痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事が同僚の刑事、芹沢刑事(せりざわ・けいじ)と二浦信輔(にうら・しんすけ)の見守る中、いつものように苦虫を噛み潰したような鬼の形相で真剣にある事件の容疑者、有栖川呑屋コマルを取り調べていた。
だが、
そんな痛身の執拗な尋問を、いつものようにのらりくらりとコマルははぐらかしていた。
こんな感じで。
「オィ! 貴様ー!!」
「はい」
「素直に吐いたらどうだ!?」
「ゲロを?」
「え!?」
「・・・」
「ウ~ム」
このやり取りを見るに見かねて痛身の後輩、芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事が横から嘴(くちばし)を入れて来た。
芹沢がコマルに言った。
「な~。 もぅ~。 いい加減口を割ったらどうなのさ。 オマエがやったんだろ? な。 分かってんだぜ」
これを聞き、コマルが真顔で言い返した。
「よ!? 初登場!? 痛身さんのイエスマンのセリちゃん」
「な、何言ってやがんだ、コイツ」
「だってさ。 セリちゃんったらさ。 いつだってこの痛身刑事の後追いで、 『はいはい』 っき、言わねぇじゃん」
「そ、そんな事ぁない!!」
「うんにゃ、ある!!」
「ない!!」
「ある!!」
「ない!!」
「ある!!」
「ない!!」
ここで一瞬、コマルと芹沢がにらみ合った。
「・・・」
「・・・」
先に口を開いたのはコマルだった。
「あのさ~。 セリちゃん」
「何だ!?」
「セリちゃんったら、一体オイラが何遍(なんべん)ここ来たと思ってる?」
「ん!?」
「そのたんび、いっつもセリちゃん。 『はいはい』 言うだヶだったじゃん」
「クッ!?」
「だからイエスマンのセリちゃん」
「あああ、あのな~。 おおお、俺だってたまにゃぁ、ノーって言う時もあらぁ!!」
「へ~。 あ、そう?」
「あ、あぁ」
「それってどんな時?」
「そそそ、それはだな~」
「うん」
「そそそ、それは、その~。 せせせ、先輩がだな~」
「うん」
「せせせ、先輩がー!! その~」
「うん」
「『ノー!!』 って言った時だーーー!!」
「・・・」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#369 『 The 芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事登場!!』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの殆(ほとん)ど主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の後輩刑事でオマケ1号 愛称/芹ちゃん
二浦信輔(にうら・しんすけ)・・・痛身の同僚刑事でオマケ2号 愛称・・・なし
ある日・・・
気が付けば当ブログ 『相方』 のいつのまにか殆(ほとん)ど主役になっていたあの警視庁捜査一課、我らが痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事が同僚の刑事、芹沢刑事(せりざわ・けいじ)と二浦信輔(にうら・しんすけ)の見守る中、いつものように苦虫を噛み潰したような鬼の形相で真剣にある事件の容疑者、有栖川呑屋コマルを取り調べていた。
だが、
そんな痛身の執拗な尋問を、いつものようにのらりくらりとコマルははぐらかしていた。
こんな感じで。
「オィ! 貴様ー!!」
「はい」
「素直に吐いたらどうだ!?」
「ゲロを?」
「え!?」
「・・・」
「ウ~ム」
このやり取りを見るに見かねて痛身の後輩、芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事が横から嘴(くちばし)を入れて来た。
芹沢がコマルに言った。
「な~。 もぅ~。 いい加減口を割ったらどうなのさ。 オマエがやったんだろ? な。 分かってんだぜ」
これを聞き、コマルが真顔で言い返した。
「よ!? 初登場!? 痛身さんのイエスマンのセリちゃん」
「な、何言ってやがんだ、コイツ」
「だってさ。 セリちゃんったらさ。 いつだってこの痛身刑事の後追いで、 『はいはい』 っき、言わねぇじゃん」
「そ、そんな事ぁない!!」
「うんにゃ、ある!!」
「ない!!」
「ある!!」
「ない!!」
「ある!!」
「ない!!」
ここで一瞬、コマルと芹沢がにらみ合った。
「・・・」
「・・・」
先に口を開いたのはコマルだった。
「あのさ~。 セリちゃん」
「何だ!?」
「セリちゃんったら、一体オイラが何遍(なんべん)ここ来たと思ってる?」
「ん!?」
「そのたんび、いっつもセリちゃん。 『はいはい』 言うだヶだったじゃん」
「クッ!?」
「だからイエスマンのセリちゃん」
「あああ、あのな~。 おおお、俺だってたまにゃぁ、ノーって言う時もあらぁ!!」
「へ~。 あ、そう?」
「あ、あぁ」
「それってどんな時?」
「そそそ、それはだな~」
「うん」
「そそそ、それは、その~。 せせせ、先輩がだな~」
「うん」
「せせせ、先輩がー!! その~」
「うん」
「『ノー!!』 って言った時だーーー!!」
「・・・」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#369 『 The 芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事登場!!』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #368 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part5 』
2017-06-30
#368 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part5 』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの殆(ほとん)ど主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の後輩刑事でオマケ1号 愛称/芹ちゃん
二浦信輔(にうら・しんすけ)・・・痛身の同僚刑事でオマケ2号 愛称・・・なし
ある日・・・
気が付けば当ブログ 『相方』 のいつのまにか殆(ほとん)ど主役になっていたあの警視庁捜査一課、我らが痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事が同僚の刑事、芹沢刑事(せりざわ・けいじ)と二浦信輔(にうら・しんすけ)の見守る中、いつものように苦虫を噛み潰したような鬼の形相で真剣にある事件の容疑者、有栖川呑屋コマルを取り調べていた。
だが、
そんな痛身の執拗な尋問を、いつものようにのらりくらりとコマルははぐらかしていた。
こんな感じで。
「オィ! 貴様ー!!」
「はい」
「素直に吐いたらどうだ!?」
「ゲロを?」
「え!?」
「・・・」
「ウ~ム」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#368 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part5 』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの殆(ほとん)ど主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の後輩刑事でオマケ1号 愛称/芹ちゃん
二浦信輔(にうら・しんすけ)・・・痛身の同僚刑事でオマケ2号 愛称・・・なし
ある日・・・
気が付けば当ブログ 『相方』 のいつのまにか殆(ほとん)ど主役になっていたあの警視庁捜査一課、我らが痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事が同僚の刑事、芹沢刑事(せりざわ・けいじ)と二浦信輔(にうら・しんすけ)の見守る中、いつものように苦虫を噛み潰したような鬼の形相で真剣にある事件の容疑者、有栖川呑屋コマルを取り調べていた。
だが、
そんな痛身の執拗な尋問を、いつものようにのらりくらりとコマルははぐらかしていた。
こんな感じで。
「オィ! 貴様ー!!」
「はい」
「素直に吐いたらどうだ!?」
「ゲロを?」
「え!?」
「・・・」
「ウ~ム」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#368 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part5 』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #367 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part4 』
2017-06-30
#367 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part4 』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの殆(ほとん)ど主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の子分のオマケ刑事 愛称/芹ちゃん
ある日・・・
気が付けば、当ブログ 『相方』 のいつのまにか殆(ほとん)ど主役になっていたあの警視庁捜査一課、我らが痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事がいつものように苦虫を噛み潰したような鬼の形相で真剣に自分のデスクに広げた地図を見つめ、
「ウ~ム」
唸っていた。
そこへ後輩の芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事がやって来て、痛身に声を掛けた。
「先輩!?」
痛身が顔を上げた。
「ん!?」
「さっきから何、ウ~ンウ~ン唸ってんっすか~?」
「いゃ、な」
「はい」
「今度の休みに東京ディズニーランド行こうと思ってんだヶどな」
「はい」
「いっくら探しても、場所が見(み)っかんねぇんだ。 もう一時間以上も探してんだヶどもよ」
これを聞き、芹沢が痛身の見ている地図をチェックした。
そして言った。
「先輩!?」
「ん!?」
「これじゃダメっすよ」
「ん!? これじゃダメとは?」
「だって、これ・・・。 東京都の地図じゃないっすか」
「それがどうしてダメなんだ? ァア~ン」
「だって、先輩、東京ディズニーランド行きたいんでしよ?」
「おぅ。 だからさっきからこの地図で場所探してんじゃねぇか」
「だからダメなんすってば」
「ダ~メだー? ダ~メだとー? ゴラァ!! なんでダメなんだー!? ァア~ン」
「だって東京ディズニーランドは千葉にあんすっから・・・」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#367 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part4 』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの殆(ほとん)ど主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の子分のオマケ刑事 愛称/芹ちゃん
ある日・・・
気が付けば、当ブログ 『相方』 のいつのまにか殆(ほとん)ど主役になっていたあの警視庁捜査一課、我らが痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事がいつものように苦虫を噛み潰したような鬼の形相で真剣に自分のデスクに広げた地図を見つめ、
「ウ~ム」
唸っていた。
そこへ後輩の芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事がやって来て、痛身に声を掛けた。
「先輩!?」
痛身が顔を上げた。
「ん!?」
「さっきから何、ウ~ンウ~ン唸ってんっすか~?」
「いゃ、な」
「はい」
「今度の休みに東京ディズニーランド行こうと思ってんだヶどな」
「はい」
「いっくら探しても、場所が見(み)っかんねぇんだ。 もう一時間以上も探してんだヶどもよ」
これを聞き、芹沢が痛身の見ている地図をチェックした。
そして言った。
「先輩!?」
「ん!?」
「これじゃダメっすよ」
「ん!? これじゃダメとは?」
「だって、これ・・・。 東京都の地図じゃないっすか」
「それがどうしてダメなんだ? ァア~ン」
「だって、先輩、東京ディズニーランド行きたいんでしよ?」
「おぅ。 だからさっきからこの地図で場所探してんじゃねぇか」
「だからダメなんすってば」
「ダ~メだー? ダ~メだとー? ゴラァ!! なんでダメなんだー!? ァア~ン」
「だって東京ディズニーランドは千葉にあんすっから・・・」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
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メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#367 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part4 』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #366 『 The 香山理科(かやま・りか) ― 後編 ―』
2017-06-30
#366 『 The 香山理科(かやま・りか) ― 後編 ―』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
香山理科(かやま・りか)・・・陸橋(りっきよう)大学教授 危地害度であの鳩山ポッポ先生嫁の向こうを張る出自の超怪しい、誰が見ても自身が精神科医に掛る必要のある精神科医(らしい?)
田原アリス・・・ポチの飼い主
小壁蝨真汚子(こだに・まおこ)・・・自分の周りの空気を全く読めない、ピンボケで有名な自称ニュースキャスターの勘違いアホ女 今回は友情出演 いずれ当ブログのジョークで主役を張る予定
他
「ギュッ!!」
香山理科(かやま・りか)がポチの尻尾を踏ん付けてしまったのだ。
それも思いっ切り。
驚きと痛さのため
「シャーーー!!」
ポチが理科を威嚇した。
そしてこれが画面に映し出されてしまった。
生放送ならではのハプニングだ。
たまたま食事をしながらこれを見ていたアリスが、
「ポロッ!!」
持っていた箸を落とし、そのままどうなる事かと画面を食い入るように見つめた。
スタジオ内には緊張感がひた走っている。
この状況に全く対応出来ず、ただひたすら狼狽(うろた)えるだけのあのお茶目な勘違いアホ司会者、小壁蝨真汚子(こだに・まおこ)。
ただオロオロする以外何も出来ない。
その場では、ポチと理科がにらみ合っていた。
すると、
「スッ」
コマルがポチと理科の間に分って入った。
「まぁまぁ、理科さん落ち着いて落ち着いて」
と、先ず理科に。
次に、カメラの前でポチにこう言った。
「ポチもそんなにいきり立たないで、落ち着けよ」
「んな事言ってもよー。 このアマー!! 俺様の尻尾、踏み付けやがったんだぞ」
「それって、手でかぁ?」
「んにゃ違う。 足でだ」
「なら、良かったじゃねぇか」
「何でだ?」
「だって足でだったんろ~。 理科さんがオマエの尻尾踏んだの?」
「お、おぅ」
「だから良かったんだ」
「ん!? どういう事だ?」
「足でだったから、いてぇだヶで済んだんだ」
ここでコマルが理科を指差した。
そして続けた。
「もしコイツの手に掛かってみろ~」
「ん!? もしコイツの手に掛かってみろ~? もしコイツの手に掛かってみろだぁ~?」
「あぁ、そうだ。 もしこんなヤツの手になんぞ掛かってみろ~」
「・・・」
「こ~んな怪しい医者の手に掛かるんだ。 命がいくつあったって、足りゃしねぇじゃねぇか~」
「お!?」
これにはアリスを初め、視聴者全員納得したのだった。
「ウムウム」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#366 『 The 香山理科(かやま・りか) ― 後編 ―』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
香山理科(かやま・りか)・・・陸橋(りっきよう)大学教授 危地害度であの鳩山ポッポ先生嫁の向こうを張る出自の超怪しい、誰が見ても自身が精神科医に掛る必要のある精神科医(らしい?)
田原アリス・・・ポチの飼い主
小壁蝨真汚子(こだに・まおこ)・・・自分の周りの空気を全く読めない、ピンボケで有名な自称ニュースキャスターの勘違いアホ女 今回は友情出演 いずれ当ブログのジョークで主役を張る予定
他
「ギュッ!!」
香山理科(かやま・りか)がポチの尻尾を踏ん付けてしまったのだ。
それも思いっ切り。
驚きと痛さのため
「シャーーー!!」
ポチが理科を威嚇した。
そしてこれが画面に映し出されてしまった。
生放送ならではのハプニングだ。
たまたま食事をしながらこれを見ていたアリスが、
「ポロッ!!」
持っていた箸を落とし、そのままどうなる事かと画面を食い入るように見つめた。
スタジオ内には緊張感がひた走っている。
この状況に全く対応出来ず、ただひたすら狼狽(うろた)えるだけのあのお茶目な勘違いアホ司会者、小壁蝨真汚子(こだに・まおこ)。
ただオロオロする以外何も出来ない。
その場では、ポチと理科がにらみ合っていた。
すると、
「スッ」
コマルがポチと理科の間に分って入った。
「まぁまぁ、理科さん落ち着いて落ち着いて」
と、先ず理科に。
次に、カメラの前でポチにこう言った。
「ポチもそんなにいきり立たないで、落ち着けよ」
「んな事言ってもよー。 このアマー!! 俺様の尻尾、踏み付けやがったんだぞ」
「それって、手でかぁ?」
「んにゃ違う。 足でだ」
「なら、良かったじゃねぇか」
「何でだ?」
「だって足でだったんろ~。 理科さんがオマエの尻尾踏んだの?」
「お、おぅ」
「だから良かったんだ」
「ん!? どういう事だ?」
「足でだったから、いてぇだヶで済んだんだ」
ここでコマルが理科を指差した。
そして続けた。
「もしコイツの手に掛かってみろ~」
「ん!? もしコイツの手に掛かってみろ~? もしコイツの手に掛かってみろだぁ~?」
「あぁ、そうだ。 もしこんなヤツの手になんぞ掛かってみろ~」
「・・・」
「こ~んな怪しい医者の手に掛かるんだ。 命がいくつあったって、足りゃしねぇじゃねぇか~」
「お!?」
これにはアリスを初め、視聴者全員納得したのだった。
「ウムウム」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#366 『 The 香山理科(かやま・りか) ― 後編 ―』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #365 『 The 香山理科(かやま・りか) ― 前編 ―』
2017-06-30
#365 『 The 香山理科(かやま・りか) ― 前編 ―』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
香山理科(かやま・りか)・・・陸橋(りっきよう)大学教授 危地害度であの鳩山ポッポ先生嫁の向こうを張る出自の超怪しい、誰が見ても自身が精神科医に掛る必要のある精神科医(らしい?)
小壁蝨真汚子(こだに・まおこ)・・・自分の周りの空気を全く読めない、ピンボケで有名な自称ニュースキャスターの勘違いアホ女 今回は友情出演 いずれ当ブログのジョークで主役を張る予定
他
ある日・・・
某テレビ局が 『喋る天才ニャンコ・ポチの秘密』 と銘打った生特番を企画した。
司会は、あのお茶目な勘違いアホ女の小壁蝨真汚子(こだに・まおこ)。
主役は勿論、ポチ。
そのポチを徹底解剖するために、我らが愉快な自称精神科医、あの香山理科(かやま・りか)が、そしてポチの友人兼、検証内容の証人として有栖川呑屋コマルが、共にスタジオに呼ばれていた。
その番組のプロデューサー、スポンサー、そして全関係者達の見守る中、番組は大した盛り上がりも見せずに粛々として進んだ。
というより、収まりがつかなくなりつつあった。
というのも香山理科が余りにもおバカ過ぎ、ポチに対する質問が頓珍漢(とんちんかん)で全く要領を得ていないのみならず、更に運の悪い事に、この番組の司会者が理科に輪を掛けたおバカで、且つ、ピンボケ司会で有名なあの小壁蝨真汚子(こだに・まおこ)だっただけに、愈々以って(いよいよ・もって)収集がつかなくなってしまっていたのだった。
次第にプロデューサーやスポンサー、そして関係者達がイライラし始めた。
しかし生放送だけに打つ手なし。
徐々にスタジオ内が不穏な空気に包まれて行った。
ポチもコマルもその空気を読み、落ち着かない雰囲気になっていた。
が!?
理科だけは全くそれに気付く事なく、相も変わらず頓珍漢な質問をポチにぶつけ続けていた。
又、真汚子は真汚子で理科同様、否、もっと悪い事に、本質的に周りの空気を読むという能力が欠如しているため番組をキチンとナビゲートする事など望むべくもなかった。
― そしてCMタイム突入 ―
画面がCMに切り替わるや否やプロデューサーが理科と真汚子の二人を手招きして呼び付け、質問内容を厳しく指導した。
ポチはポチで緊張を和らげようとスタジオ内を小走りに走り回っていた。
コマルもそのポチを追っかけ回して緊張を解(ほぐ)そうとしていた。
― そしてCMタイム終了 ―
ポチ、コマル、理科、そして真汚子がそれぞれ元の位置に戻ろうとしていた。
だが、その時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハプニングが起こった。
つづく
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
香山理科(かやま・りか)・・・陸橋(りっきよう)大学教授 危地害度であの鳩山ポッポ先生嫁の向こうを張る出自の超怪しい、誰が見ても自身が精神科医に掛る必要のある精神科医(らしい?)
小壁蝨真汚子(こだに・まおこ)・・・自分の周りの空気を全く読めない、ピンボケで有名な自称ニュースキャスターの勘違いアホ女 今回は友情出演 いずれ当ブログのジョークで主役を張る予定
他
ある日・・・
某テレビ局が 『喋る天才ニャンコ・ポチの秘密』 と銘打った生特番を企画した。
司会は、あのお茶目な勘違いアホ女の小壁蝨真汚子(こだに・まおこ)。
主役は勿論、ポチ。
そのポチを徹底解剖するために、我らが愉快な自称精神科医、あの香山理科(かやま・りか)が、そしてポチの友人兼、検証内容の証人として有栖川呑屋コマルが、共にスタジオに呼ばれていた。
その番組のプロデューサー、スポンサー、そして全関係者達の見守る中、番組は大した盛り上がりも見せずに粛々として進んだ。
というより、収まりがつかなくなりつつあった。
というのも香山理科が余りにもおバカ過ぎ、ポチに対する質問が頓珍漢(とんちんかん)で全く要領を得ていないのみならず、更に運の悪い事に、この番組の司会者が理科に輪を掛けたおバカで、且つ、ピンボケ司会で有名なあの小壁蝨真汚子(こだに・まおこ)だっただけに、愈々以って(いよいよ・もって)収集がつかなくなってしまっていたのだった。
次第にプロデューサーやスポンサー、そして関係者達がイライラし始めた。
しかし生放送だけに打つ手なし。
徐々にスタジオ内が不穏な空気に包まれて行った。
ポチもコマルもその空気を読み、落ち着かない雰囲気になっていた。
が!?
理科だけは全くそれに気付く事なく、相も変わらず頓珍漢な質問をポチにぶつけ続けていた。
又、真汚子は真汚子で理科同様、否、もっと悪い事に、本質的に周りの空気を読むという能力が欠如しているため番組をキチンとナビゲートする事など望むべくもなかった。
― そしてCMタイム突入 ―
画面がCMに切り替わるや否やプロデューサーが理科と真汚子の二人を手招きして呼び付け、質問内容を厳しく指導した。
ポチはポチで緊張を和らげようとスタジオ内を小走りに走り回っていた。
コマルもそのポチを追っかけ回して緊張を解(ほぐ)そうとしていた。
― そしてCMタイム終了 ―
ポチ、コマル、理科、そして真汚子がそれぞれ元の位置に戻ろうとしていた。
だが、その時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ハプニングが起こった。
つづく
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #364 『お悩み Part2』
2017-06-28
#364 『お悩み Part2』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
ある日・・・
「ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ・・・」
アリスが新品の男物のお洒落なジャケットを持って、必死こいて悩んでいた。
ポチがアリスの傍に寄って聞いた。
「オゥ! アリス!! オメェ、さっきから何、 『ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ・・・』 唸ってんだ?」
「うん。 あのね。 明日、コマルのお誕生日だよね」
「あ!? そっかー!? そうだったよな」
「うん。 そうだよ」
「で!?」
「うん。 だから、プレゼントにね。 このジャケットをさ。 宅急便で送ろっかなって、思ってんだヶどさ」
「宅急便で?」
「うん」
「そんなもん、直(じか)に手渡しすりゃいいじゃねぇか」
「それじゃぁ、つまんないでしょ」
「つまんねぇか?」
「うん。 ドッキリの方がいいじゃん」
「ウム。 まぁ。 そう言ゃ、そうだな」
「うん。 だから宅急便で送ろうと思ってんだヶどさ。 チョッと問題が」
「ん!? 問題!? 問題って?」
「うん。 チョッとね。 チョッとボタンが重くって。 で。 このボタンどうしよっかなって・・・」
「あぁ。 そんな事か」
「うん」
「なら、簡単じゃねぇか」
「え!? なんかいい方法ある~?」
「あぁ、あるぜ。 大ありだー」
「ど、どうすればいいの? 教えて」
「おぅ。 あのな~。 ボタンが重いんだろ?」
「うん」
「だったら、そのボタン取りゃぁいいんだ」
「あぁ。 それならわたしも考えたんだヶどさ。 取ったボタン、どうしよっかなって」
「そんなの簡単じゃねぇか」
「え!? どうすればいい?」
「ポケットに入れときゃいい」
「あ!? そっか」
「おぅ」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#364 『お悩み Part2』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
ある日・・・
「ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ・・・」
アリスが新品の男物のお洒落なジャケットを持って、必死こいて悩んでいた。
ポチがアリスの傍に寄って聞いた。
「オゥ! アリス!! オメェ、さっきから何、 『ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ・・・』 唸ってんだ?」
「うん。 あのね。 明日、コマルのお誕生日だよね」
「あ!? そっかー!? そうだったよな」
「うん。 そうだよ」
「で!?」
「うん。 だから、プレゼントにね。 このジャケットをさ。 宅急便で送ろっかなって、思ってんだヶどさ」
「宅急便で?」
「うん」
「そんなもん、直(じか)に手渡しすりゃいいじゃねぇか」
「それじゃぁ、つまんないでしょ」
「つまんねぇか?」
「うん。 ドッキリの方がいいじゃん」
「ウム。 まぁ。 そう言ゃ、そうだな」
「うん。 だから宅急便で送ろうと思ってんだヶどさ。 チョッと問題が」
「ん!? 問題!? 問題って?」
「うん。 チョッとね。 チョッとボタンが重くって。 で。 このボタンどうしよっかなって・・・」
「あぁ。 そんな事か」
「うん」
「なら、簡単じゃねぇか」
「え!? なんかいい方法ある~?」
「あぁ、あるぜ。 大ありだー」
「ど、どうすればいいの? 教えて」
「おぅ。 あのな~。 ボタンが重いんだろ?」
「うん」
「だったら、そのボタン取りゃぁいいんだ」
「あぁ。 それならわたしも考えたんだヶどさ。 取ったボタン、どうしよっかなって」
「そんなの簡単じゃねぇか」
「え!? どうすればいい?」
「ポケットに入れときゃいい」
「あ!? そっか」
「おぅ」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
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「ケケケケケ!!」
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#364 『お悩み Part2』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #363 『お悩み Part1』
2017-06-28
#363 『お悩み Part1』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
ある日・・・
「ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ・・・」
アリスが必死こいて悩んでいた。
ポチがアリスの傍に寄って聞いた。
「オゥ! アリス!! オメェ、さっきから何、 『ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ・・・』 唸ってんだ?」
「うん。 あのね。 今、田舎のお爺ちゃんとお婆ちゃんにお手紙書いてるんだヶどさ。 お爺ちゃんもお婆ちゃんもどっちももう年で、目が悪いのね」
「おぅ」
「だから、お手紙書いても二人とも早く読めないんだ」
「ん!? で?」
「うん。 だから二人にチャ~ンと読んでもらうには、どしたらいいかなって考えてたんだ」
「な~んだ。 そんな事か~」
「うん」
「なら、簡単じゃねぇか」
「え!? なんかいい方法ある~?」
「あぁ、あるぜ。 大ありだー」
「ど、どうすれば良いの? 教えて」
「おぅ。 あのな~。 二人とも目ー悪くて、字ー読むのユ~~~ックリなんだろ?」
「うん」
「だったらオメェも、字ーユ~~~ックリ書きゃぁいいんだ」
「あ!? そっかー!?」
「おぅ」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#363 『お悩み Part1』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
ある日・・・
「ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ・・・」
アリスが必死こいて悩んでいた。
ポチがアリスの傍に寄って聞いた。
「オゥ! アリス!! オメェ、さっきから何、 『ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ウ~~~ン。 ・・・』 唸ってんだ?」
「うん。 あのね。 今、田舎のお爺ちゃんとお婆ちゃんにお手紙書いてるんだヶどさ。 お爺ちゃんもお婆ちゃんもどっちももう年で、目が悪いのね」
「おぅ」
「だから、お手紙書いても二人とも早く読めないんだ」
「ん!? で?」
「うん。 だから二人にチャ~ンと読んでもらうには、どしたらいいかなって考えてたんだ」
「な~んだ。 そんな事か~」
「うん」
「なら、簡単じゃねぇか」
「え!? なんかいい方法ある~?」
「あぁ、あるぜ。 大ありだー」
「ど、どうすれば良いの? 教えて」
「おぅ。 あのな~。 二人とも目ー悪くて、字ー読むのユ~~~ックリなんだろ?」
「うん」
「だったらオメェも、字ーユ~~~ックリ書きゃぁいいんだ」
「あ!? そっかー!?」
「おぅ」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#363 『お悩み Part1』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #362 『とある支那竹の雄叫び!?』
2017-06-28
#362 『とある支那竹の雄叫び!?』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
とある支那竹
ある日・・・
一匹の支那竹がほざいた。
「南京大虐殺は本当にあったアルー!! ニポン人は中国人をアリのごとく殺したアルー!! ニポン人は許せないアルー!!」
即座にポチがこれに反応した。
「お!? 生き証人現るってか!? オメェ、ホントに見たんか、日本人が支那竹殺すとこ?」
これを聞き、自信たっぷりにその支那竹がほざいた。
「あぁ、その通りアルー!! 確かに我は見たアルー!! テレビの抗日ドラマで毎日(まいんち)見てるアルーーーーー!!!!!」
「バーカ!!」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#362 『とある支那竹の雄叫び!?』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
とある支那竹
ある日・・・
一匹の支那竹がほざいた。
「南京大虐殺は本当にあったアルー!! ニポン人は中国人をアリのごとく殺したアルー!! ニポン人は許せないアルー!!」
即座にポチがこれに反応した。
「お!? 生き証人現るってか!? オメェ、ホントに見たんか、日本人が支那竹殺すとこ?」
これを聞き、自信たっぷりにその支那竹がほざいた。
「あぁ、その通りアルー!! 確かに我は見たアルー!! テレビの抗日ドラマで毎日(まいんち)見てるアルーーーーー!!!!!」
「バーカ!!」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
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ゴ~~~ン
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メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#362 『とある支那竹の雄叫び!?』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #361 『睡眠薬』
2017-06-28
#361 『睡眠薬』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
ある日・・・
コマルとアリスが仲良くお喋りをしていた。
アリスが聞いた。
「あのね、コマル?」
「ん!?」
「アタシさぁ、この頃、寝付き悪くってぇ・・・。 中々寝付けないんだ」
「いつからだ?」
「ウ~ン。 ここ一週間ぐらいかなぁ」
「フ~ン。 一週間ぐれぇかぁ」
「うん」
「医者行ったんか?」
「うぅん。 まだ」
「行った方がいんじゃね?」
「・・・」
「どした?」
「うん。 行ってもいんだヶどぉ・・・」
「歯切れ悪(わり)ぃなぁ」
「うん。 だってさ。 お医者さん行ったら多分、睡眠薬出されると思うんだ」
「あぁ。 多分、そうなるだろうな」
「だから行きたくないの」
「何でだ?」
「だって噂じゃ、睡眠薬ってさ。 飲み過ぎると中毒んなるって言うでしょ、だから。 睡眠薬、処方されんの怖いから」
「あぁ、そうか。 そんな事心配してんのか」
「うん」
「なら、ぜ~んぜん心配要らねぇぜ」
「え!? 心配要らない」
「おぅ。 でーじょぶだ。 チョッとぐれぇ飲み過ぎたからって、ぜってー中毒なんかにゃならん」
「ホント?」
「おぅ。 睡眠薬に中毒なし。 10年間、た~っぷり眠れた日だって、毎日(まいんち)欠かさず飲んでるオイラが言うんだから間違いねぇ」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#361 『睡眠薬』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
ある日・・・
コマルとアリスが仲良くお喋りをしていた。
アリスが聞いた。
「あのね、コマル?」
「ん!?」
「アタシさぁ、この頃、寝付き悪くってぇ・・・。 中々寝付けないんだ」
「いつからだ?」
「ウ~ン。 ここ一週間ぐらいかなぁ」
「フ~ン。 一週間ぐれぇかぁ」
「うん」
「医者行ったんか?」
「うぅん。 まだ」
「行った方がいんじゃね?」
「・・・」
「どした?」
「うん。 行ってもいんだヶどぉ・・・」
「歯切れ悪(わり)ぃなぁ」
「うん。 だってさ。 お医者さん行ったら多分、睡眠薬出されると思うんだ」
「あぁ。 多分、そうなるだろうな」
「だから行きたくないの」
「何でだ?」
「だって噂じゃ、睡眠薬ってさ。 飲み過ぎると中毒んなるって言うでしょ、だから。 睡眠薬、処方されんの怖いから」
「あぁ、そうか。 そんな事心配してんのか」
「うん」
「なら、ぜ~んぜん心配要らねぇぜ」
「え!? 心配要らない」
「おぅ。 でーじょぶだ。 チョッとぐれぇ飲み過ぎたからって、ぜってー中毒なんかにゃならん」
「ホント?」
「おぅ。 睡眠薬に中毒なし。 10年間、た~っぷり眠れた日だって、毎日(まいんち)欠かさず飲んでるオイラが言うんだから間違いねぇ」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#361 『睡眠薬』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #360 『イワシの頭』
2017-06-28
#360 『イワシの頭』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
鳩山ポッポ・・・バカ 『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』
ある日・・・
ポチが定食屋で500円の 『イワシ定食』 を美味そうに食べていた。
そこへ我らがお茶目なバカ、あの鳩山ポッポ先生が入って来た。
座れるかどうかを確認するため、ポッポ先生がグルッと店内を見回した。
するとテーブル席で一人で、否、一匹で定食を食べているポチの姿が目に入った。
店主に焼肉定食を注文し、ポチの前に座った。
無視してポチが食べていると、不意にポッポ先生が話し掛けて来た。
「なぁ、ポチ」
「ん!?」
ポチが顔を上げ、ホントはチャ~ンと知っていたのだが、然(さ)も今気付いたというフリをして言った。
「オゥ! ポッポか!!」
「あぁ」
「いつからいたんだ? そこ?」
「たった今、座ったとこだ」
「おぅ。 そうかい」
「あぁ」
「で!? 俺様に何か用か?」
「否、何。 ここ入ったらたまたまオマエがいたもんでな。 それでここ座ったまでだ」
「フ~ン。 そうかい」
ポチが又、残りを食べ始めた。
イワシの頭だけを残して骨まで綺麗に平らげた。
その残ったイワシの頭(あたま)を油紙に包み、ビニール袋に収めた。
その仕種を黙って見ていたポッポ先生が再び話し掛けて来た。
「なぁ、ポチ」
「ん!?」
「オマエは何でそんなに頭がいいんだ? ネコのくせに」
「そりゃオメェ、イワシ食うからよ」
「え!? イワシ食うから!?」
「おぅ」
「・・・」
「特にこのイワシのお頭(かしら)食うと効果覿面(こうかてきめん)よ」
「え!? そ、それはホントか?」
「あぁ。 ホントだ。 ウソ言ってどうする」
「な、なら、そのイワシのお頭!! お、俺に売ってくれ!!」
「ダ~メだ」
「何で?」
「コイツぁ、俺様の今夜の夜食だからだ」
「そ、そんなケチくせぇ事言わねぇで。 な。 売ってくれよ!! な。 頼む!! この通りだ」
ポッポ先生がポチを拝むようにして言った。
「チッ。 しようがねぇ、ヤッチャなぁ。 仕方ねぇ」
「う、売ってくれるんか?」
「おぅ。 でも、安くねぇぞ」
「い、幾らだ?」
「1000円だ」
「良し! 買ったー!! 1000円ならいい。 買いだ」
「良し!! なら、売ってやらー」
そう言って、ポチがイワシの頭の入ったビニール袋をポッポ先生の出した1000円札と交換した。
ポッポ先生が袋の中から油紙に包まれたイワシの頭を取り出すとすぐ、ポチの見ている目の前でそれにむしゃぶりついた。
一気に、食い尽し、
「ゴクリ!!」
と飲み込んだ。
その瞬間・・・
『ハッ!!』
ポッポ先生がある事に気が付いた。
「オィ! ポチ!!」
「ん!? なんだ?」
「オマエ、酷いじゃないか」
「何がだ?」
「良~く考えたら、1000円も出しゃぁ、魚屋でイワシなんて幾らでも買えるだろ~」
「ホレ見ろ!! 効果覿面(こうか・てきめん)だー!!」
「あ!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#360 『イワシの頭』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
鳩山ポッポ・・・バカ 『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』
ある日・・・
ポチが定食屋で500円の 『イワシ定食』 を美味そうに食べていた。
そこへ我らがお茶目なバカ、あの鳩山ポッポ先生が入って来た。
座れるかどうかを確認するため、ポッポ先生がグルッと店内を見回した。
するとテーブル席で一人で、否、一匹で定食を食べているポチの姿が目に入った。
店主に焼肉定食を注文し、ポチの前に座った。
無視してポチが食べていると、不意にポッポ先生が話し掛けて来た。
「なぁ、ポチ」
「ん!?」
ポチが顔を上げ、ホントはチャ~ンと知っていたのだが、然(さ)も今気付いたというフリをして言った。
「オゥ! ポッポか!!」
「あぁ」
「いつからいたんだ? そこ?」
「たった今、座ったとこだ」
「おぅ。 そうかい」
「あぁ」
「で!? 俺様に何か用か?」
「否、何。 ここ入ったらたまたまオマエがいたもんでな。 それでここ座ったまでだ」
「フ~ン。 そうかい」
ポチが又、残りを食べ始めた。
イワシの頭だけを残して骨まで綺麗に平らげた。
その残ったイワシの頭(あたま)を油紙に包み、ビニール袋に収めた。
その仕種を黙って見ていたポッポ先生が再び話し掛けて来た。
「なぁ、ポチ」
「ん!?」
「オマエは何でそんなに頭がいいんだ? ネコのくせに」
「そりゃオメェ、イワシ食うからよ」
「え!? イワシ食うから!?」
「おぅ」
「・・・」
「特にこのイワシのお頭(かしら)食うと効果覿面(こうかてきめん)よ」
「え!? そ、それはホントか?」
「あぁ。 ホントだ。 ウソ言ってどうする」
「な、なら、そのイワシのお頭!! お、俺に売ってくれ!!」
「ダ~メだ」
「何で?」
「コイツぁ、俺様の今夜の夜食だからだ」
「そ、そんなケチくせぇ事言わねぇで。 な。 売ってくれよ!! な。 頼む!! この通りだ」
ポッポ先生がポチを拝むようにして言った。
「チッ。 しようがねぇ、ヤッチャなぁ。 仕方ねぇ」
「う、売ってくれるんか?」
「おぅ。 でも、安くねぇぞ」
「い、幾らだ?」
「1000円だ」
「良し! 買ったー!! 1000円ならいい。 買いだ」
「良し!! なら、売ってやらー」
そう言って、ポチがイワシの頭の入ったビニール袋をポッポ先生の出した1000円札と交換した。
ポッポ先生が袋の中から油紙に包まれたイワシの頭を取り出すとすぐ、ポチの見ている目の前でそれにむしゃぶりついた。
一気に、食い尽し、
「ゴクリ!!」
と飲み込んだ。
その瞬間・・・
『ハッ!!』
ポッポ先生がある事に気が付いた。
「オィ! ポチ!!」
「ん!? なんだ?」
「オマエ、酷いじゃないか」
「何がだ?」
「良~く考えたら、1000円も出しゃぁ、魚屋でイワシなんて幾らでも買えるだろ~」
「ホレ見ろ!! 効果覿面(こうか・てきめん)だー!!」
「あ!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
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#360 『イワシの頭』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #359 『アメリカのキャピタル』
2017-06-28
#359 『アメリカのキャピタル』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
メリケンのテレビクルー
ある日・・・
秋葉原のホコ天でメリケンのテレビクルーが街頭インタビューをやっていた。
そこをたまたまポチとアリスとコマルが通り掛った。
透(す)かさずこの二人と一匹に、インタビュアーがマイクを向けた。
片言の日本語で聞いた。
「アメ~リカのキャピタル、分かりますか~?」
先ず、アリスが答えた。
「アメ~リカのキャピタル? キャピタルって確か、 『首都』 って、意味だったからぁ・・・。 ントー。 ・・・。 あ、そうだ!? ワシントン」
それを踏まえてコマルが答えた。
「キャピタルって、 『頭文字』 の事じゃねぇのか? だったら、 『A』 だぜ」
最後はポチだった。
が!?
ポチは答えず、逆にインタビュアーに聞き返した。
「なーに~? キャピタル~? キャピタルだと~?」
「イェ~ス」
「キャピタルって・・・。 いってぇ、ぜんてぇ、どんな樽だ?」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
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#359 『アメリカのキャピタル』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
メリケンのテレビクルー
ある日・・・
秋葉原のホコ天でメリケンのテレビクルーが街頭インタビューをやっていた。
そこをたまたまポチとアリスとコマルが通り掛った。
透(す)かさずこの二人と一匹に、インタビュアーがマイクを向けた。
片言の日本語で聞いた。
「アメ~リカのキャピタル、分かりますか~?」
先ず、アリスが答えた。
「アメ~リカのキャピタル? キャピタルって確か、 『首都』 って、意味だったからぁ・・・。 ントー。 ・・・。 あ、そうだ!? ワシントン」
それを踏まえてコマルが答えた。
「キャピタルって、 『頭文字』 の事じゃねぇのか? だったら、 『A』 だぜ」
最後はポチだった。
が!?
ポチは答えず、逆にインタビュアーに聞き返した。
「なーに~? キャピタル~? キャピタルだと~?」
「イェ~ス」
「キャピタルって・・・。 いってぇ、ぜんてぇ、どんな樽だ?」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
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#359 『アメリカのキャピタル』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #358 『東京スカイツリー見物』
2017-06-28
#358 『東京スカイツリー見物』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
菅直人(かん・ちよくと)・・・アホ 元・日本国総理大臣 の!? 大先生
鳩山ポッポ・・・バカ 『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』
汚縄一郎(おなわ・いちろう)・・・極悪人
他
ある日・・・
我らがあのお茶目な難破3兄弟で悪党三人衆、即ち、菅直人(かん・ちよくと)大先生、ポッポ先生、極悪人・汚縄一郎(おなわ・いちろう)がヘリコプターに乗って、東京スカイツリーを見物しにやって来た。
大先生が言った。
「あれが今話題の東京スカイツリーか~」
ポッポ先生が言った。
「今日はいい天気だ~」
極悪人・汚縄が言った。
「見ろ!! 人がゴミのようだ!!」
この汚縄の言葉を聞き、大先生がヘリのガラス越しに下を見て言った。
「こっから1万円札落としたら、何が起こるかな~。 きっと拾ったヤツ、ラッキーって思ってハッピーな気分になっちゃうよな」
この大先生の言葉を聞き、ポッポ先生がヘリのガラス越しに下を見て言った。
「1万円札1枚だとたったの一人だヶだろ、ラッキーでハッピーなの。 だから俺なら1000円札10枚にするな。 そうすりゃ、10人がラッキーでハッピーだ~」
このポッポの言葉を聞き、汚縄がヘリのガラス越しに下を見て言った。
「2人ともな~に言ってやがる。 あんなゴミみてぇなヤツらにゃぁ、100円玉で十分だ。 そうすりゃぁ、100円玉100枚で100匹のゴミ共がラッキーでハッピーだ~」
この汚縄の言葉を聞き、そのヘリの操縦士のポチが言った。
「ゼニじゃなくってオメェら落としゃぁ、1億3千万人がラッキーでハッピーだ~」
「え!?」
「え!?」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#358 『東京スカイツリー見物』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
菅直人(かん・ちよくと)・・・アホ 元・日本国総理大臣 の!? 大先生
鳩山ポッポ・・・バカ 『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』
汚縄一郎(おなわ・いちろう)・・・極悪人
他
ある日・・・
我らがあのお茶目な難破3兄弟で悪党三人衆、即ち、菅直人(かん・ちよくと)大先生、ポッポ先生、極悪人・汚縄一郎(おなわ・いちろう)がヘリコプターに乗って、東京スカイツリーを見物しにやって来た。
大先生が言った。
「あれが今話題の東京スカイツリーか~」
ポッポ先生が言った。
「今日はいい天気だ~」
極悪人・汚縄が言った。
「見ろ!! 人がゴミのようだ!!」
この汚縄の言葉を聞き、大先生がヘリのガラス越しに下を見て言った。
「こっから1万円札落としたら、何が起こるかな~。 きっと拾ったヤツ、ラッキーって思ってハッピーな気分になっちゃうよな」
この大先生の言葉を聞き、ポッポ先生がヘリのガラス越しに下を見て言った。
「1万円札1枚だとたったの一人だヶだろ、ラッキーでハッピーなの。 だから俺なら1000円札10枚にするな。 そうすりゃ、10人がラッキーでハッピーだ~」
このポッポの言葉を聞き、汚縄がヘリのガラス越しに下を見て言った。
「2人ともな~に言ってやがる。 あんなゴミみてぇなヤツらにゃぁ、100円玉で十分だ。 そうすりゃぁ、100円玉100枚で100匹のゴミ共がラッキーでハッピーだ~」
この汚縄の言葉を聞き、そのヘリの操縦士のポチが言った。
「ゼニじゃなくってオメェら落としゃぁ、1億3千万人がラッキーでハッピーだ~」
「え!?」
「え!?」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
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メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#358 『東京スカイツリー見物』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #357 『御池山クレーター』
2017-06-28
#357 『御池山クレーター』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
ある日・・・
ポチとアリスが長野県は飯田市にある御池山にハイキングに行った。
有名な御池山クレーターの遊歩道を歩いていた。
この御池山クレーターは、日本で唯一確認されたクレーターだった。
そのクレーターの案内板を見てポチがアリスに聞いた。
「オゥ! アリス!!」
「ん?」
「ここに書いてあるこのクレーターって、一体なんだぁ?」
「あぁ、それね」
「おぅ」
「あのね、ポチ。 ポチは隕石(いんせき)って知ってる?」
「おぅ。 知ってるぜ。 宇宙から地球に降って来た石の事だろ」
「ウン。 知ってたね。 そうだよ」
「で!? その隕石がどしたって~?」
「ウン。 あのね、クレーターってね。 むか~し、おっきな隕石が地球にぶつかって出来た穴の事なんだよ」
「へ~。 そっかー」
「ウン」
「でも、どんくれぇの大きさの隕石だったんだ?」
ここでアリスが案内板をチェックした。
「フムフム。 『このクレーターは二万~三万年前、直径45メートルの小惑星がこの御池山に衝突してできたと推測されて・・・』 か。 この看板だと、直径が45メートルの小惑星だって」
「フ~ン。 直径45メートルかぁ」
「ウン」
「な~んか想像付かねぇな」
「そうだね。 想像付かないね」
ここでポチが足元を見た。
そしてチョッとホッとして言った。
「でもよぅ、ラッキーだったじゃねぇか」
「え!? ラッキー? 何がぁ?」
「この道だー!! この遊歩道!! 何ともなってねぇじゃねぇか」
「ん!? この遊歩道がどうかした?」
「だってよ。 この遊歩道が何ともなってねぇつーこたぁよ~。 その隕石、ギリギリここ避けたってこったろ~?」
「あ!? そっかー!?」
「な」
「ウン」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#357 『御池山クレーター』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
ある日・・・
ポチとアリスが長野県は飯田市にある御池山にハイキングに行った。
有名な御池山クレーターの遊歩道を歩いていた。
この御池山クレーターは、日本で唯一確認されたクレーターだった。
そのクレーターの案内板を見てポチがアリスに聞いた。
「オゥ! アリス!!」
「ん?」
「ここに書いてあるこのクレーターって、一体なんだぁ?」
「あぁ、それね」
「おぅ」
「あのね、ポチ。 ポチは隕石(いんせき)って知ってる?」
「おぅ。 知ってるぜ。 宇宙から地球に降って来た石の事だろ」
「ウン。 知ってたね。 そうだよ」
「で!? その隕石がどしたって~?」
「ウン。 あのね、クレーターってね。 むか~し、おっきな隕石が地球にぶつかって出来た穴の事なんだよ」
「へ~。 そっかー」
「ウン」
「でも、どんくれぇの大きさの隕石だったんだ?」
ここでアリスが案内板をチェックした。
「フムフム。 『このクレーターは二万~三万年前、直径45メートルの小惑星がこの御池山に衝突してできたと推測されて・・・』 か。 この看板だと、直径が45メートルの小惑星だって」
「フ~ン。 直径45メートルかぁ」
「ウン」
「な~んか想像付かねぇな」
「そうだね。 想像付かないね」
ここでポチが足元を見た。
そしてチョッとホッとして言った。
「でもよぅ、ラッキーだったじゃねぇか」
「え!? ラッキー? 何がぁ?」
「この道だー!! この遊歩道!! 何ともなってねぇじゃねぇか」
「ん!? この遊歩道がどうかした?」
「だってよ。 この遊歩道が何ともなってねぇつーこたぁよ~。 その隕石、ギリギリここ避けたってこったろ~?」
「あ!? そっかー!?」
「な」
「ウン」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#357 『御池山クレーター』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #356 『ホンダシビック』
2017-06-28
#356 『ホンダシビック』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
神様
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
ある日・・・
久しぶりに神様がポチの所へ車を借りに来た。
たまたま遊びに来ていたコマルの車を貸す事になった。
コマルの車はホンダの 『シビック』。
それを神様に貸した。
すると、
「ヒャッ、ホーーー!!」
神様は相変わらずだった。
しかし、そんな神様も信号だけはチャ~ンと守った。
信号待ちしている時、ふと神様が足下を見た。
神様の足下に、クシャクシャに丸められたスーパーのレシートが無造作に落ちていた。
神様がそれを拾って広げると、こう印字されていた。
―― トンカツベントウ
―― マルゲリータピザ
―― ベーコンピザ
―― ナス1袋
―― グレープルビー
―― イチゴ
―― ニンジン
―― ブルームキュウリ
・・・
・・・
・・・
―― ホンダシビック
これの一番下を見て、神様は思った。
『ほぅ~。 ホンダシビック。 フ~ン。 この頃はスーパーでも車を売るんか? 知らんかったゎ、ワシ』
と、
“本だし ビックサイズ”
の略字を見て。。。
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#356 『ホンダシビック』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
神様
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
ある日・・・
久しぶりに神様がポチの所へ車を借りに来た。
たまたま遊びに来ていたコマルの車を貸す事になった。
コマルの車はホンダの 『シビック』。
それを神様に貸した。
すると、
「ヒャッ、ホーーー!!」
神様は相変わらずだった。
しかし、そんな神様も信号だけはチャ~ンと守った。
信号待ちしている時、ふと神様が足下を見た。
神様の足下に、クシャクシャに丸められたスーパーのレシートが無造作に落ちていた。
神様がそれを拾って広げると、こう印字されていた。
―― トンカツベントウ
―― マルゲリータピザ
―― ベーコンピザ
―― ナス1袋
―― グレープルビー
―― イチゴ
―― ニンジン
―― ブルームキュウリ
・・・
・・・
・・・
―― ホンダシビック
これの一番下を見て、神様は思った。
『ほぅ~。 ホンダシビック。 フ~ン。 この頃はスーパーでも車を売るんか? 知らんかったゎ、ワシ』
と、
“本だし ビックサイズ”
の略字を見て。。。
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#356 『ホンダシビック』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #355 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part2 』
2017-06-28
#355 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part2 』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの超主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の子分のオマケ刑事 愛称/芹ちゃん
相方・杉下卑怯(すぎした・ひきよう)・・・警視庁特命係警部
相方・神戸 集 (こうべ・たかる)・・・スペシャルゲスト 元特命係 今は何やってるか不明
相方・亀谷魔薫(かめや・まかおる))・・・スペシャルゲスト 元特命係 今は何やってるか不明
他
ある日・・・
その日は、ここんトコ毎日(まいんち)のように放映されているテレビドラマ『相方』のある日だった。
画面の中の取調室ではいつものように鬼の形相をした当ブログ『相方』の超主役、あの警視庁捜査一課の鬼刑事、痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事が相変わらず凄みを利かせ、 “超超超ーーー! 大大だーーーい天才!! の!? 有栖川呑屋コマル大先生” を子分のオマケ刑事の芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事と共に『大丸(たいまる)デパートでの万引き犯の廉(かど)』 で取り調べていた。
相方準主役の特命係・杉下卑怯(すぎした・ひきよう)警部や元特命係で本日のスペシャルゲストの神戸 集 (こうべ・たかる)、同じく亀谷魔薫(かめや・まかおる)達がマジックミラー越しに見守る中、痛身刑事が両手で一発、
「バン!!」
激しく机を叩き、怒鳴り付けるようにしてコマルを尋問した。
「オィ! 貴様ー!!」
「はい」
「なんでここ来たか、分かってのかぁ? ァア~ン?」
「はい。 分かってます」
「なら、素直にここ来た訳、吐いちまえ!!」
「はい。 素直に吐きます」
「お、おぅ。 い、いつになく聞分けがいいじゃねぇか」
「はい」
「良し!! なら、言ってみろ」
「はい。 オイラがここ来た訳は・・・」
「ウム」
「それはオイラの足が遅かったからです」
「え!? 足が遅かったから?」
「はい。 足が遅かったからです」
「違うだろー!! 誰がそんな事聞いたー?」
「刑事さん」
「え!?」
「刑事さん」
「あ、あ、あのな~。 オ、オ、オマエ、警察舐めとんのかー!?」
「いいぇ、そんなもん舐めてません。 舐める気もないし」
「・・・」
「・・・」
「だ!? だったら、本当の事言えー!!」
「はい。 ホントの事言います」
「おぅ」
「オイラの足が遅かったからです」
「クッ!? オ、オ、オ、オマオマオマ・・・」
「あれっ!? どしたんですか刑事さん? プルプルして? お顔も真っ赤だし」
「クッ!? オ、オ、オ、オマオマオマ・・・」
ここで痛身刑事がばつが悪そうに、
「チラッ!!」
鏡を見た。
その鏡は当然、マジックミラーになっていて、特命係の杉下卑怯(すぎした・ひきよう)警部達が反対側から覗いていた。
その杉下達の見えない視線を意識しながら痛身刑事が両手で一発、
「バン!!」
激しく机を叩き、続けた。
「なら、それがどういう事だかキチンと説明してみろー!!」
「足が遅かった事、ですか?」
「そうに決まってんだろー!!」
「はい。 キチンと説明します」
「おぅ」
「追っかけられた時、オイラよっか店員の方が足速くって。 そんでつかまっちゃって、今ここ」
「・・・」
「・・・」
「ウ~ム」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#355 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part2 』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの超主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の子分のオマケ刑事 愛称/芹ちゃん
相方・杉下卑怯(すぎした・ひきよう)・・・警視庁特命係警部
相方・神戸 集 (こうべ・たかる)・・・スペシャルゲスト 元特命係 今は何やってるか不明
相方・亀谷魔薫(かめや・まかおる))・・・スペシャルゲスト 元特命係 今は何やってるか不明
他
ある日・・・
その日は、ここんトコ毎日(まいんち)のように放映されているテレビドラマ『相方』のある日だった。
画面の中の取調室ではいつものように鬼の形相をした当ブログ『相方』の超主役、あの警視庁捜査一課の鬼刑事、痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事が相変わらず凄みを利かせ、 “超超超ーーー! 大大だーーーい天才!! の!? 有栖川呑屋コマル大先生” を子分のオマケ刑事の芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事と共に『大丸(たいまる)デパートでの万引き犯の廉(かど)』 で取り調べていた。
相方準主役の特命係・杉下卑怯(すぎした・ひきよう)警部や元特命係で本日のスペシャルゲストの神戸 集 (こうべ・たかる)、同じく亀谷魔薫(かめや・まかおる)達がマジックミラー越しに見守る中、痛身刑事が両手で一発、
「バン!!」
激しく机を叩き、怒鳴り付けるようにしてコマルを尋問した。
「オィ! 貴様ー!!」
「はい」
「なんでここ来たか、分かってのかぁ? ァア~ン?」
「はい。 分かってます」
「なら、素直にここ来た訳、吐いちまえ!!」
「はい。 素直に吐きます」
「お、おぅ。 い、いつになく聞分けがいいじゃねぇか」
「はい」
「良し!! なら、言ってみろ」
「はい。 オイラがここ来た訳は・・・」
「ウム」
「それはオイラの足が遅かったからです」
「え!? 足が遅かったから?」
「はい。 足が遅かったからです」
「違うだろー!! 誰がそんな事聞いたー?」
「刑事さん」
「え!?」
「刑事さん」
「あ、あ、あのな~。 オ、オ、オマエ、警察舐めとんのかー!?」
「いいぇ、そんなもん舐めてません。 舐める気もないし」
「・・・」
「・・・」
「だ!? だったら、本当の事言えー!!」
「はい。 ホントの事言います」
「おぅ」
「オイラの足が遅かったからです」
「クッ!? オ、オ、オ、オマオマオマ・・・」
「あれっ!? どしたんですか刑事さん? プルプルして? お顔も真っ赤だし」
「クッ!? オ、オ、オ、オマオマオマ・・・」
ここで痛身刑事がばつが悪そうに、
「チラッ!!」
鏡を見た。
その鏡は当然、マジックミラーになっていて、特命係の杉下卑怯(すぎした・ひきよう)警部達が反対側から覗いていた。
その杉下達の見えない視線を意識しながら痛身刑事が両手で一発、
「バン!!」
激しく机を叩き、続けた。
「なら、それがどういう事だかキチンと説明してみろー!!」
「足が遅かった事、ですか?」
「そうに決まってんだろー!!」
「はい。 キチンと説明します」
「おぅ」
「追っかけられた時、オイラよっか店員の方が足速くって。 そんでつかまっちゃって、今ここ」
「・・・」
「・・・」
「ウ~ム」
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ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#355 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事 Part2 』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #354 『超豪華客船・ダイパニック号 -その4-』
2017-06-28
#354 『超豪華客船・ダイパニック号 -その4-』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
「これが夢なら起こさねぇでくれ!!」
これがポチの願いだった。
だが、その時・・・
「ポチ起きなさーぃ!!」
アリスに起こされた。
「はい、ミルク。 ポチの大好きなホットミルク、シュガー入りだよ」
アリスがそう言って、
「カチャ!!」
ポチの鼻先にミルクの入ったポチ皿を置いた。
「ウッ、ウ~~~ン」
一声呻って、ポチが目を明けた。
そぅ・・・
ポチは夢を見ていたのだ。
中国と韓国がこの地球上から・・・
人も家も土地も・・・
完全に消え去るという・・・
それはそれは・・・
とてもとても・・・
清々(すがすが)しく・・・
それでいて・・・
と~~~っても素敵な・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・夢を。。。
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
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#354 『超豪華客船・ダイパニック号 -その4-』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
田原アリス・・・ポチの飼い主
「これが夢なら起こさねぇでくれ!!」
これがポチの願いだった。
だが、その時・・・
「ポチ起きなさーぃ!!」
アリスに起こされた。
「はい、ミルク。 ポチの大好きなホットミルク、シュガー入りだよ」
アリスがそう言って、
「カチャ!!」
ポチの鼻先にミルクの入ったポチ皿を置いた。
「ウッ、ウ~~~ン」
一声呻って、ポチが目を明けた。
そぅ・・・
ポチは夢を見ていたのだ。
中国と韓国がこの地球上から・・・
人も家も土地も・・・
完全に消え去るという・・・
それはそれは・・・
とてもとても・・・
清々(すがすが)しく・・・
それでいて・・・
と~~~っても素敵な・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・夢を。。。
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#354 『超豪華客船・ダイパニック号 -その4-』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #353 『超豪華客船・ダイパニック号 -その3-』
2017-06-28
#353 『超豪華客船・ダイパニック号 -その3-』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
中国人
韓国人
「韓国を消し去るアルー!! この地球上から人も家も土地もぜ~んぶ消し去るアルー!!」
これには、
「え!?」
「え!?」
「え!?」
ポチも韓国人も天使さえも驚いた。
天使が中国人に聞き返した。
「ホントにそれでいいんだな?」
「勿論、いいアルー!!」
「ウム」
天使が頷いた。
そして言った。
「良し!! 韓国と韓国人は消した」
「ホ、ホント、アルか~?」
「あぁ、ホントだ」
これを聞き、
「う、う、嬉しいアルー」
中国人は満足そうにホルホルしていた。
最後はポチだった。
天使がポチに聞いた。
「オマエは? オマエの望みを言ってみろ」
ポチが天使に聞き返した。
「ホントに中国、韓国、それに中国人、韓国人も消えたんか?」
「あぁ、消えた」
「この世界から完全にか?」
「あぁ、そうだ。 完全にだ」
「人も家も土地も全部か?」
「あぁ、そうだ。 その全部だ。 既に地図にも載ってはいない。 残っているのは願い事をかなえる関係で消す事が出来なかった、ここにいるこの二人だヶだ」
そう言って天使がポチと一緒にいる中国人と韓国人を指差した。
「そっかー。 残ってんのはコイツらだヶかぁ」
「あぁ、そうだ。 分かったか?」
「お、おぅ。 分かった」
「なら、オマエの望みを言え」
「そっかー。 あの鬱陶しい中国と韓国が地図の上にもねぇのか~」
「あぁ、そうだ。 分かったら早く願いを言え」
「なら、俺様の願いはこうだ!!」
そう言ってポチが願い事を天使に告げた。
こぅ・・・
つづく
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
中国人
韓国人
「韓国を消し去るアルー!! この地球上から人も家も土地もぜ~んぶ消し去るアルー!!」
これには、
「え!?」
「え!?」
「え!?」
ポチも韓国人も天使さえも驚いた。
天使が中国人に聞き返した。
「ホントにそれでいいんだな?」
「勿論、いいアルー!!」
「ウム」
天使が頷いた。
そして言った。
「良し!! 韓国と韓国人は消した」
「ホ、ホント、アルか~?」
「あぁ、ホントだ」
これを聞き、
「う、う、嬉しいアルー」
中国人は満足そうにホルホルしていた。
最後はポチだった。
天使がポチに聞いた。
「オマエは? オマエの望みを言ってみろ」
ポチが天使に聞き返した。
「ホントに中国、韓国、それに中国人、韓国人も消えたんか?」
「あぁ、消えた」
「この世界から完全にか?」
「あぁ、そうだ。 完全にだ」
「人も家も土地も全部か?」
「あぁ、そうだ。 その全部だ。 既に地図にも載ってはいない。 残っているのは願い事をかなえる関係で消す事が出来なかった、ここにいるこの二人だヶだ」
そう言って天使がポチと一緒にいる中国人と韓国人を指差した。
「そっかー。 残ってんのはコイツらだヶかぁ」
「あぁ、そうだ。 分かったか?」
「お、おぅ。 分かった」
「なら、オマエの望みを言え」
「そっかー。 あの鬱陶しい中国と韓国が地図の上にもねぇのか~」
「あぁ、そうだ。 分かったら早く願いを言え」
「なら、俺様の願いはこうだ!!」
そう言ってポチが願い事を天使に告げた。
こぅ・・・
つづく
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #352 『超豪華客船・ダイパニック号 -その2-』
2017-06-28
#352 『超豪華客船・ダイパニック号 -その2-』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
中国人
韓国人
天使
韓国人は誰も考えもしなかった願い事をした。
ソイツはこう言ったのだ。
「中国を消し去るニダー!! この地球上から人も家も土地もぜ~んぶ消し去るニダー!!」
これには、
「え!?」
「え!?」
「え!?」
ポチも中国人も天使さえも驚いた。
天使が韓国人に聞き返した。
「ホントにそれでいいんだな?」
「勿論、いいニダー!!」
「ウム」
天使一言頷き、そして言った。
「良し!! 中国と中国人は消した」
「ホ、ホント、ニカ~?」
「あぁ、本当だ」
これを聞き、
「う、う、嬉しいニダー」
韓国人は満足そうにホルホルしていた。
だが、
これを目の当たりにして、収(おさ)まらないのが中国人だった。
天使がまだ自分を指名していないにも拘(かかわ)らず、その中国人は願い事を叫んでいた。
こぅ・・・
つづく
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
中国人
韓国人
天使
韓国人は誰も考えもしなかった願い事をした。
ソイツはこう言ったのだ。
「中国を消し去るニダー!! この地球上から人も家も土地もぜ~んぶ消し去るニダー!!」
これには、
「え!?」
「え!?」
「え!?」
ポチも中国人も天使さえも驚いた。
天使が韓国人に聞き返した。
「ホントにそれでいいんだな?」
「勿論、いいニダー!!」
「ウム」
天使一言頷き、そして言った。
「良し!! 中国と中国人は消した」
「ホ、ホント、ニカ~?」
「あぁ、本当だ」
これを聞き、
「う、う、嬉しいニダー」
韓国人は満足そうにホルホルしていた。
だが、
これを目の当たりにして、収(おさ)まらないのが中国人だった。
天使がまだ自分を指名していないにも拘(かかわ)らず、その中国人は願い事を叫んでいた。
こぅ・・・
つづく
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #351 『超豪華客船・ダイパニック号 -その1-』
2017-06-28
#351 『超豪華客船・ダイパニック号 -その1-』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
中国人
韓国人
他
ある日・・・
ポチは超豪華客船・ダイパニック号に乗って優雅な世界一周旅行を楽しんでいた。
ところが、途中、嵐に遭いダイパニック号が難破してしまった。
しかし、ポチは運良く救命ボートに乗る事が出来た。
そしてそのボートには、ポチの他にもう二名同乗者がいた。
一人は中国人、もう一人は韓国人だった。
ポチとその二人は波に身を任せ、水も食料もない中、救助が来るのをひたすら待たねばならなかった。
だが、この面子(めんつ)だ。
仲良くするなど到底(とうてい)ムリ。
つー、まー、りー、・・・
「無理ーーー!! 無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
特に中国人と韓国人は一触即発、あわや取っ組み合いの喧嘩になりそうなほど反目しあってしまった。
幾らポチが間を取り成しても、最早、修復不能な所まで来てしまっていた。
その日の夜、ポチと残りの二人の合計3人は空腹、不安、疲れ、などなどなど・・・、のためボートの中でウトウトしていた。
すると突然、
この3人の目の前に天使が姿を現した。
この予想外の出来事に3人とも一気に眠気が吹っ飛び、おめめパッチリとなった。
そのおめめパッチリの3人に天使が言った。
「オメデトゥ! 諸君!!」
「え!?」
「え!?」
「え!?」
3人は一斉に驚いた。
天使が続けた。
「諸君は、我が天国が主催する難破者百万人突破記念サービスに当選したのだ」
「え!?」
「え!?」
「え!?」
再び3人は驚いた。
そんな3人のリアクションなどどこ吹く風、天使が続けた。
「過去から現在に至るまでの難破者の総数が、諸君ら3人を加えると丁度百万人になったという訳だ。 よって、これを記念して百万人目の難破者に三つの願い事を叶える事になっていたのだが、この状況ではその百万人目が誰だか分からない。 従って、特例として、一人に付き一つの願い事をかなえてやる事とする。 何でも叶えてやるから言ってみろ。 先ずはオマエからだ」
そう言って天使は韓国人を指差した。
韓国人が天使に聞いた。
「何でも言う事を叶えてくれるニカ?」
「あぁ、そうだ。 何でもだ」
「どんな願いでも聞いてくれるニカ?」
「あぁ、どんな願いでもだ」
そのやり取りを見ながらポチは思った。
『きっとコイツは、韓国に帰りてぇって言うんだろうな』
中国人も略(ほぼ)同様の事を考えていた。
しか~~~し・・・
つづく
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
中国人
韓国人
他
ある日・・・
ポチは超豪華客船・ダイパニック号に乗って優雅な世界一周旅行を楽しんでいた。
ところが、途中、嵐に遭いダイパニック号が難破してしまった。
しかし、ポチは運良く救命ボートに乗る事が出来た。
そしてそのボートには、ポチの他にもう二名同乗者がいた。
一人は中国人、もう一人は韓国人だった。
ポチとその二人は波に身を任せ、水も食料もない中、救助が来るのをひたすら待たねばならなかった。
だが、この面子(めんつ)だ。
仲良くするなど到底(とうてい)ムリ。
つー、まー、りー、・・・
「無理ーーー!! 無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理ーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!」
特に中国人と韓国人は一触即発、あわや取っ組み合いの喧嘩になりそうなほど反目しあってしまった。
幾らポチが間を取り成しても、最早、修復不能な所まで来てしまっていた。
その日の夜、ポチと残りの二人の合計3人は空腹、不安、疲れ、などなどなど・・・、のためボートの中でウトウトしていた。
すると突然、
この3人の目の前に天使が姿を現した。
この予想外の出来事に3人とも一気に眠気が吹っ飛び、おめめパッチリとなった。
そのおめめパッチリの3人に天使が言った。
「オメデトゥ! 諸君!!」
「え!?」
「え!?」
「え!?」
3人は一斉に驚いた。
天使が続けた。
「諸君は、我が天国が主催する難破者百万人突破記念サービスに当選したのだ」
「え!?」
「え!?」
「え!?」
再び3人は驚いた。
そんな3人のリアクションなどどこ吹く風、天使が続けた。
「過去から現在に至るまでの難破者の総数が、諸君ら3人を加えると丁度百万人になったという訳だ。 よって、これを記念して百万人目の難破者に三つの願い事を叶える事になっていたのだが、この状況ではその百万人目が誰だか分からない。 従って、特例として、一人に付き一つの願い事をかなえてやる事とする。 何でも叶えてやるから言ってみろ。 先ずはオマエからだ」
そう言って天使は韓国人を指差した。
韓国人が天使に聞いた。
「何でも言う事を叶えてくれるニカ?」
「あぁ、そうだ。 何でもだ」
「どんな願いでも聞いてくれるニカ?」
「あぁ、どんな願いでもだ」
そのやり取りを見ながらポチは思った。
『きっとコイツは、韓国に帰りてぇって言うんだろうな』
中国人も略(ほぼ)同様の事を考えていた。
しか~~~し・・・
つづく
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #350 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事』
2017-06-28
#350 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの超主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の子分のオマケ刑事 愛称/芹ちゃん
相方・杉下卑怯(すぎした・ひきよう)・・・警視庁特命係警部
相方・神戸 集 (こうべ・たかる)・・・スペシャルゲスト 元特命係 今は何やってるか不明
相方・亀谷魔薫(かめや・まかおる))・・・スペシャルゲスト 元特命係 今は何やってるか不明
他
ある日・・・
その日は、ここんトコ毎日(まいんち)のように放映されているテレビドラマ『相方』のある日だった。
画面の中の取調室ではいつものように鬼の形相をした当ブログ『相方』の超主役、あの警視庁捜査一課の鬼刑事、痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事が相変わらず凄みを利かせ、 “超超超ーーー! 大大だーーーい天才!! の!? 有栖川呑屋コマル大先生” を子分のオマケ刑事の芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事と共に『大丸(たいまる)デパートでの万引き犯の廉(かど)』 で取り調べていた。
相方準主役の特命係・杉下卑怯(すぎした・ひきよう)警部や元特命係で本日のスペシャルゲストの神戸 集 (こうべ・たかる)、同じく亀谷魔薫(かめや・まかおる)達がマジックミラー越しに見守る中、痛身刑事が両手で一発、
「バン!!」
激しく机を叩き、怒鳴り付けるようにしてコマルを尋問した。
「オィ! 貴様ー!!」
「はい」
「素直に罪を認めたらどうだ!! ァア~ン?」
「『素直に罪を認めたらどうだ!! ァア~ン?』 な~んて言われても、オイラ、罪なんか犯してねぇし」
「な~にー。 罪なんか犯してねぇ? 罪なんか犯してねぇだと~?」
「うん」
「な~にをほざきやがるー!! こっちにゃぁ、目撃者がいるんだ!!」
「目撃者が?」
「あぁ、そうだ!! 目撃者がだ!! オマエが万引きする所を見た者が3人もな!!」
「3人?」
「あぁ、そうだ!! 3人だ!!」
「なら、オイラの勝ちだね」
「な~にー。 オマエの勝ち~? オマエの勝ちだと~?」
「うん」
「なんでこんな事で、オマエが勝ったり負けたりするんだ?」
「だって、オイラがやったの見たの、全部でた~ったの3人なんでしょ?」
「あぁ、そうだ!!」
「なら、あっこに一杯いたその3人以外はだ~れも見ちゃいない。 つまり、3対一杯。 だからオイラの勝ち。 ね」
「え!?」
「ね」
「・・・」
「・・・」
「ウ~ム」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#350 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
痛身憲一(いたみ・けんいち)・・・当ブログ『相方』シリーズの超主役 警視庁捜査一課の熱血鬼刑事 愛称/イタミン
芹沢刑事(せりざわ・けいじ)・・・痛身の子分のオマケ刑事 愛称/芹ちゃん
相方・杉下卑怯(すぎした・ひきよう)・・・警視庁特命係警部
相方・神戸 集 (こうべ・たかる)・・・スペシャルゲスト 元特命係 今は何やってるか不明
相方・亀谷魔薫(かめや・まかおる))・・・スペシャルゲスト 元特命係 今は何やってるか不明
他
ある日・・・
その日は、ここんトコ毎日(まいんち)のように放映されているテレビドラマ『相方』のある日だった。
画面の中の取調室ではいつものように鬼の形相をした当ブログ『相方』の超主役、あの警視庁捜査一課の鬼刑事、痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事が相変わらず凄みを利かせ、 “超超超ーーー! 大大だーーーい天才!! の!? 有栖川呑屋コマル大先生” を子分のオマケ刑事の芹沢刑事(せりざわ・けいじ)刑事と共に『大丸(たいまる)デパートでの万引き犯の廉(かど)』 で取り調べていた。
相方準主役の特命係・杉下卑怯(すぎした・ひきよう)警部や元特命係で本日のスペシャルゲストの神戸 集 (こうべ・たかる)、同じく亀谷魔薫(かめや・まかおる)達がマジックミラー越しに見守る中、痛身刑事が両手で一発、
「バン!!」
激しく机を叩き、怒鳴り付けるようにしてコマルを尋問した。
「オィ! 貴様ー!!」
「はい」
「素直に罪を認めたらどうだ!! ァア~ン?」
「『素直に罪を認めたらどうだ!! ァア~ン?』 な~んて言われても、オイラ、罪なんか犯してねぇし」
「な~にー。 罪なんか犯してねぇ? 罪なんか犯してねぇだと~?」
「うん」
「な~にをほざきやがるー!! こっちにゃぁ、目撃者がいるんだ!!」
「目撃者が?」
「あぁ、そうだ!! 目撃者がだ!! オマエが万引きする所を見た者が3人もな!!」
「3人?」
「あぁ、そうだ!! 3人だ!!」
「なら、オイラの勝ちだね」
「な~にー。 オマエの勝ち~? オマエの勝ちだと~?」
「うん」
「なんでこんな事で、オマエが勝ったり負けたりするんだ?」
「だって、オイラがやったの見たの、全部でた~ったの3人なんでしょ?」
「あぁ、そうだ!!」
「なら、あっこに一杯いたその3人以外はだ~れも見ちゃいない。 つまり、3対一杯。 だからオイラの勝ち。 ね」
「え!?」
「ね」
「・・・」
「・・・」
「ウ~ム」
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ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
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「ケケケケケ!!」
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#350 『 The 痛身憲一(いたみ・けんいち)刑事』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #349 『疫病神』
2017-06-27
#349 『疫病神』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
汚縄一郎(おなわ・いちろう)・・・極悪人
菅直人(かん・ちよくと)・・・アホ 元・日本国総理大臣 の!? 大先生
鳩山ポッポ・・・バカ 『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』
野駄目 姦蛇蛙鰭 佳彦(のだめ・かんたあびれ・よしひこ)・・・国会が飼ってるカバ
ある日・・・
今回の検察審査会による裁判のストレスからか?
それとも党員資格回復の裏工作のためにあるいはか?
あるいは菅直人(かん・ちよくと)大先生、ポッポ先生、そして野駄目 姦蛇蛙鰭 佳彦(のだめ・かんたあびれ・よしひこ)カバ先生ら、汚縄自身に負けず劣らずの極悪人達と顔を合わせまくらねばならなかった所為(せい)か?
終に、あの汚縄一郎(おなわ・いちろう)が入院してしまった。
この事を知った大先生、ポッポ先生、そしてカバ先生の悪党3匹が建前上義理で、毎日、汚縄を見舞った。
しか~~~し、
そんな心にもない事がいつまでも続くはずがなかった。
毎日が、1日置き、2日置き、3日置きと、次第に見舞う回数が減って行った。
そして1ヵ月後には全く来なくなってしまった。
それに呼応するかのように、汚縄の健康状態がどんどん回復していった。
やがて汚縄が退院した。
― その退院の日 ―
汚縄が偶然ポチと出会った。
ポチが声を掛けた。
「オゥ! 汚縄!! 久しぶりだぜ」
「な~んだ、誰かと思えばポチ、オマエかぁ」
汚縄が仏頂面(ぶっちようづら)でそう言い返した。
「まぁ、そんなやな顔すんなゃ」
「フン」
「ところでオメェ、入院してたって噂があったんだヶどホントか?」
「あぁ、ホントだ。 たった今、退院して来た所だ」
「そいつぁ、オメデトよ」
「ケッ。 オマエにそんな事言われてもな・・・」
「まぁ、そう言うな」
「フン」
「で!? もういいんか?」
「何がだ?」
「出歩いても」
「あぁ。 もう完治したからな」
「そっかー。 完治したんかぁ」
「まぁな」
「つー事は、疫病神が離れたって訳か?」
「あぁ、そうだ」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#349 『疫病神』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
汚縄一郎(おなわ・いちろう)・・・極悪人
菅直人(かん・ちよくと)・・・アホ 元・日本国総理大臣 の!? 大先生
鳩山ポッポ・・・バカ 『立てば災厄 座れば害悪 知能程度は鳩ポッポ』
野駄目 姦蛇蛙鰭 佳彦(のだめ・かんたあびれ・よしひこ)・・・国会が飼ってるカバ
ある日・・・
今回の検察審査会による裁判のストレスからか?
それとも党員資格回復の裏工作のためにあるいはか?
あるいは菅直人(かん・ちよくと)大先生、ポッポ先生、そして野駄目 姦蛇蛙鰭 佳彦(のだめ・かんたあびれ・よしひこ)カバ先生ら、汚縄自身に負けず劣らずの極悪人達と顔を合わせまくらねばならなかった所為(せい)か?
終に、あの汚縄一郎(おなわ・いちろう)が入院してしまった。
この事を知った大先生、ポッポ先生、そしてカバ先生の悪党3匹が建前上義理で、毎日、汚縄を見舞った。
しか~~~し、
そんな心にもない事がいつまでも続くはずがなかった。
毎日が、1日置き、2日置き、3日置きと、次第に見舞う回数が減って行った。
そして1ヵ月後には全く来なくなってしまった。
それに呼応するかのように、汚縄の健康状態がどんどん回復していった。
やがて汚縄が退院した。
― その退院の日 ―
汚縄が偶然ポチと出会った。
ポチが声を掛けた。
「オゥ! 汚縄!! 久しぶりだぜ」
「な~んだ、誰かと思えばポチ、オマエかぁ」
汚縄が仏頂面(ぶっちようづら)でそう言い返した。
「まぁ、そんなやな顔すんなゃ」
「フン」
「ところでオメェ、入院してたって噂があったんだヶどホントか?」
「あぁ、ホントだ。 たった今、退院して来た所だ」
「そいつぁ、オメデトよ」
「ケッ。 オマエにそんな事言われてもな・・・」
「まぁ、そう言うな」
「フン」
「で!? もういいんか?」
「何がだ?」
「出歩いても」
「あぁ。 もう完治したからな」
「そっかー。 完治したんかぁ」
「まぁな」
「つー事は、疫病神が離れたって訳か?」
「あぁ、そうだ」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#349 『疫病神』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #348 『ウ~ン、ウ~ン、ウ~ン、・・・』
2017-06-27
#348 『ウ~ン、ウ~ン、ウ~ン、・・・』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
ある日・・・
「ウ~ン、ウ~ン、ウ~ン、・・・」
コマルが首を抑えて、呻きながら歩いていた。
バッタリ、ポチと出会った。
ポチが聞いた。
「どしたコマル? 呻き声なんか上げて?」
「オゥ! ポチか!!」
「おぅ」
「いや~、今朝(けさ)っから首が痛くってよ~。 回んねぇんだ、ゼニと一緒で~」
「ん!? 今朝からかぁ?」
「あぁ」
「首が~?」
「あぁ」
「チッ。 ったく、しようのねぇヤッチャなぁ、ホンにオメェはよ~。 だ~から、俺様、いっつも言ってんだろ!!」
「・・・」
「ベッドから下りっ時は、足から下りろって」
「お、おぅ」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
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・
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#348 『ウ~ン、ウ~ン、ウ~ン、・・・』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
ある日・・・
「ウ~ン、ウ~ン、ウ~ン、・・・」
コマルが首を抑えて、呻きながら歩いていた。
バッタリ、ポチと出会った。
ポチが聞いた。
「どしたコマル? 呻き声なんか上げて?」
「オゥ! ポチか!!」
「おぅ」
「いや~、今朝(けさ)っから首が痛くってよ~。 回んねぇんだ、ゼニと一緒で~」
「ん!? 今朝からかぁ?」
「あぁ」
「首が~?」
「あぁ」
「チッ。 ったく、しようのねぇヤッチャなぁ、ホンにオメェはよ~。 だ~から、俺様、いっつも言ってんだろ!!」
「・・・」
「ベッドから下りっ時は、足から下りろって」
「お、おぅ」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#348 『ウ~ン、ウ~ン、ウ~ン、・・・』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #347 『マンション』
2017-06-27
#347 『マンション』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
他
この頃・・・
コマルは株で大儲けしてリッチになっていた。
都心の一等地に超高級マンションを持てる身分にまでなっていた。
しかもそのマンションですら、今では飽き足らなくさえなっていた。
そこでそのマンションを売っぱらい、新たに庭付き一戸建てを買う事にした。
早速、近所の不動産を呼び、売買の手配をしてもらう契約を交わした。
-次の日-
コマルが売る事に決めた自分のマンションの新聞の折込チラシを見た。
そのキャッチコピーを読むや否や、即座にコマルはその不動産屋に電話を入れた。
「あ!? もしもし、俺のマンションがこんなにいいなら、このマンション、俺が買うゎ!!」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
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#347 『マンション』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
他
この頃・・・
コマルは株で大儲けしてリッチになっていた。
都心の一等地に超高級マンションを持てる身分にまでなっていた。
しかもそのマンションですら、今では飽き足らなくさえなっていた。
そこでそのマンションを売っぱらい、新たに庭付き一戸建てを買う事にした。
早速、近所の不動産を呼び、売買の手配をしてもらう契約を交わした。
-次の日-
コマルが売る事に決めた自分のマンションの新聞の折込チラシを見た。
そのキャッチコピーを読むや否や、即座にコマルはその不動産屋に電話を入れた。
「あ!? もしもし、俺のマンションがこんなにいいなら、このマンション、俺が買うゎ!!」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#347 『マンション』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #346 『難破船』
2017-06-27
#346 『難破船』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
水夫
他
ナゼか・・・
ポチはパナマ船籍の豪華客船 “キング・エリザベス” の船長をしていた。
そして世界中を航行していたが、その船には世界中の超セレブ達が乗っていた。
そんなある日・・・
航行中にキング・エリザベスに火災が発生してしまった。
それも救命ボート設置場所付近から火が出ていた。
そのため救命ボートは使えず、逃げ道は救命具を付けて海に飛び込む以外、他にはなかった。
船内は大パニックになっていた。
ポチが乗客を速やかに海に飛び込ませるため、乗客全員に救命具を手渡し、民族別に方便を使って海に飛び込むように説得した。
その方が、この船からの脱出がよりスピーディに行われるだろうと判断したからだった。
先ず、アメリカ人に、
「今が、ヒーローになるチャンスだー!!」
次に、イギリス人に、
「紳士のお手本見せてみなー!!」
更に、ドイツ人に、
「ルールだ! 海に飛び込めー!!」
最後に日本人に、
「おぅ。 もうみ~んな飛び込んじまったぜー!!」
と、民族別にそう言って、手際良く全員海中に飛び込ませた。
残るは大阪人だけだった。
そしてポチは大阪人にはこう言った。
「おぅ、大阪人!! 阪神が優勝しちまったぞー!!」
って。
これで乗客は一人残らず海に飛び込んだ・・・はずだった。
だが、
水夫の一人がポチの所へ血相変えて駆け付けて来た。
「せ、船長ー!!」
「おぅ。 なんでぇ?」
「ま、まだ、な、中に韓国人のお客様が・・・」
「え!? 韓国人の客が?」
「は、はい」
「ウ~ム。 そうか?」
「は、はい」
ここでポチはチョッと考えた。
それから徐(おもむろ)に言った。
「韓国人ならいい」
「え!?」
「韓国人ならいい、放って置け」
「ナ、ナゼ?」
「ヤツらに海に飛び込まれると後が厄介だからだ」
「え!?」
「後から 『服が濡れたから補償と賠償しるー!!』 って言うに決まってんじゃねぇか」
「あ!? な~る(ほど)」
「分かったか?」
「は、はい」
「良し!! なら、俺様達も脱出すんぞ! 急げ!!」
「は、はい」
「ウム」
ここを以て終に、韓国人を除く乗員乗客全員がパナマ船籍の豪華客船 “キング・エリザベス” から脱出し、無事救助された。
そして・・・
「ブクブクブクブクブク・・・」
船は沈んだ。
韓国人と共に。
そのため補償と賠償請求はされなかった。
しか~~~し、
代わりに遺族が・・・
目玉が飛び出るぐらいの法外な額を・・・
請求して来た・・・
それも船会社にではなく・・・
ナゼか・・・
日本に。。。
「チョッパリはー!! 遺族にー!! 補償と賠償しるーーーーー!!!!!」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#346 『難破船』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
水夫
他
ナゼか・・・
ポチはパナマ船籍の豪華客船 “キング・エリザベス” の船長をしていた。
そして世界中を航行していたが、その船には世界中の超セレブ達が乗っていた。
そんなある日・・・
航行中にキング・エリザベスに火災が発生してしまった。
それも救命ボート設置場所付近から火が出ていた。
そのため救命ボートは使えず、逃げ道は救命具を付けて海に飛び込む以外、他にはなかった。
船内は大パニックになっていた。
ポチが乗客を速やかに海に飛び込ませるため、乗客全員に救命具を手渡し、民族別に方便を使って海に飛び込むように説得した。
その方が、この船からの脱出がよりスピーディに行われるだろうと判断したからだった。
先ず、アメリカ人に、
「今が、ヒーローになるチャンスだー!!」
次に、イギリス人に、
「紳士のお手本見せてみなー!!」
更に、ドイツ人に、
「ルールだ! 海に飛び込めー!!」
最後に日本人に、
「おぅ。 もうみ~んな飛び込んじまったぜー!!」
と、民族別にそう言って、手際良く全員海中に飛び込ませた。
残るは大阪人だけだった。
そしてポチは大阪人にはこう言った。
「おぅ、大阪人!! 阪神が優勝しちまったぞー!!」
って。
これで乗客は一人残らず海に飛び込んだ・・・はずだった。
だが、
水夫の一人がポチの所へ血相変えて駆け付けて来た。
「せ、船長ー!!」
「おぅ。 なんでぇ?」
「ま、まだ、な、中に韓国人のお客様が・・・」
「え!? 韓国人の客が?」
「は、はい」
「ウ~ム。 そうか?」
「は、はい」
ここでポチはチョッと考えた。
それから徐(おもむろ)に言った。
「韓国人ならいい」
「え!?」
「韓国人ならいい、放って置け」
「ナ、ナゼ?」
「ヤツらに海に飛び込まれると後が厄介だからだ」
「え!?」
「後から 『服が濡れたから補償と賠償しるー!!』 って言うに決まってんじゃねぇか」
「あ!? な~る(ほど)」
「分かったか?」
「は、はい」
「良し!! なら、俺様達も脱出すんぞ! 急げ!!」
「は、はい」
「ウム」
ここを以て終に、韓国人を除く乗員乗客全員がパナマ船籍の豪華客船 “キング・エリザベス” から脱出し、無事救助された。
そして・・・
「ブクブクブクブクブク・・・」
船は沈んだ。
韓国人と共に。
そのため補償と賠償請求はされなかった。
しか~~~し、
代わりに遺族が・・・
目玉が飛び出るぐらいの法外な額を・・・
請求して来た・・・
それも船会社にではなく・・・
ナゼか・・・
日本に。。。
「チョッパリはー!! 遺族にー!! 補償と賠償しるーーーーー!!!!!」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#346 『難破船』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #345 『約束 Part3』
2017-06-27
#345 『約束 Part3』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル少年・・・御幼少の頃の当ブログ管理人
他
その時・・・
隣りのベッドで寝ていたポチが、それまで見ていたポータブルテレビに映し出されている松岡獣造に向かって大声で怒鳴った。
「バッカ野郎ー!! どこ見てやがるー! ソイツは三振だろー!! オメェーは、三振とホームランの区別もつかねぇのかー!!」
「え!?」
「え!?」
「え!?」
・・・
「え!?」
『シ~~~ン』
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#345 『約束 Part3』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル少年・・・御幼少の頃の当ブログ管理人
他
その時・・・
隣りのベッドで寝ていたポチが、それまで見ていたポータブルテレビに映し出されている松岡獣造に向かって大声で怒鳴った。
「バッカ野郎ー!! どこ見てやがるー! ソイツは三振だろー!! オメェーは、三振とホームランの区別もつかねぇのかー!!」
「え!?」
「え!?」
「え!?」
・・・
「え!?」
『シ~~~ン』
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#345 『約束 Part3』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #344 『約束 Part2』
2017-06-27
#344 『約束 Part2』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル少年・・・御幼少の頃の当ブログ管理人
頭突一郎(ずつき・いちろう)・・・通称・イチロー 天才・現役大リーガー メリケンの架空の球団アリナーズ所属
松岡獣造(まつおか・じゅうぞう)・・・熱血漢スポーツコメンテーター 元プロテニスプレーヤー
他
「ホームラン!! ホームランです!! あわや東京ドームの天井を突き抜け、銀河の彼方に消えて行(ゆ)かんばかりの超特大の大大大、大ホームランです!!」
という声がスピーカーを通してスタジアム中に響き渡った。
声の主は熱血漢スポーツコメンテーターの、あの松岡獣造(まつおか・じゅうぞう)その人だった。
松岡もイチローとコマル少年の約束を聞き付け、その日スタジアムに取材を兼ねて来ていたのだ。
そしてイチローが見事ホームランを放ったら、それを今のようにマイクを通して世界中に実況する事になっていたのである。
この予想外の出来事に感激し、興奮した客たちによって東京ドームは地響きを立てて大揺れした。
そしてその日一番の拍手と歓声に包まれた。
それは勿論、単にこのスタジアムのみではなく世界中からもだった。
この松岡獣造の予想外の実況を聞き、イチローとコマル少年の約束を知っていた世界中の全ての人達が今、正に歓喜と興奮の渦に巻き込まれたのだった。
その放送を聞き、コマル少年の両親、看護師達、そして医師が思わずガッツポーズを取った。
コマル少年も頬を紅潮させていた。
そして医師にキッパリと言い切った。
「ぼ、僕。 勇気を持って手術を受けます」
その言葉を聞き、医者も両親も看護師達もニッコリとコマル少年に微笑み掛けた。
だが・・・
つづく
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル少年・・・御幼少の頃の当ブログ管理人
頭突一郎(ずつき・いちろう)・・・通称・イチロー 天才・現役大リーガー メリケンの架空の球団アリナーズ所属
松岡獣造(まつおか・じゅうぞう)・・・熱血漢スポーツコメンテーター 元プロテニスプレーヤー
他
「ホームラン!! ホームランです!! あわや東京ドームの天井を突き抜け、銀河の彼方に消えて行(ゆ)かんばかりの超特大の大大大、大ホームランです!!」
という声がスピーカーを通してスタジアム中に響き渡った。
声の主は熱血漢スポーツコメンテーターの、あの松岡獣造(まつおか・じゅうぞう)その人だった。
松岡もイチローとコマル少年の約束を聞き付け、その日スタジアムに取材を兼ねて来ていたのだ。
そしてイチローが見事ホームランを放ったら、それを今のようにマイクを通して世界中に実況する事になっていたのである。
この予想外の出来事に感激し、興奮した客たちによって東京ドームは地響きを立てて大揺れした。
そしてその日一番の拍手と歓声に包まれた。
それは勿論、単にこのスタジアムのみではなく世界中からもだった。
この松岡獣造の予想外の実況を聞き、イチローとコマル少年の約束を知っていた世界中の全ての人達が今、正に歓喜と興奮の渦に巻き込まれたのだった。
その放送を聞き、コマル少年の両親、看護師達、そして医師が思わずガッツポーズを取った。
コマル少年も頬を紅潮させていた。
そして医師にキッパリと言い切った。
「ぼ、僕。 勇気を持って手術を受けます」
その言葉を聞き、医者も両親も看護師達もニッコリとコマル少年に微笑み掛けた。
だが・・・
つづく
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #343 『約束 Part1』
2017-06-27
#343 『約束 Part1』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル少年・・・御幼少の頃の当ブログ管理人
頭突一郎(ずつき・いちろう)・・・通称・イチロー 天才・現役大リーガー メリケンの架空の球団アリナーズ所属
他
― MLB開幕戦、東京ドーム、エステティックス対アリナーズの行われる前日 ―
一人の少年が、物心がついてから今日までずーっと憧れて続けていた我らがイチローこと頭突一郎(ずつき・いちろう)選手と、とある都内の病院で対面していた。
その少年の名は・・・有栖川呑屋コマル。
このコマル少年は急性緑内症で手術が必要と診断され、その病院に入院していたのだった。
しかしコマル少年は手術が怖くて怖くて仕方がなかった。
手術失敗による失明の恐怖と日々戦っていたのだ。
そしてコマル少年はイチロー選手の大ファンだった。
そのためこの事が病院関係者からイチローの耳に入り、イチローが是非コマル少年と会って励ましたいという意向を示した事によって今回の対面は実現したのだった。
数多くのマスコミに中継される中、イチローとコマル少年は固く固くある約束をした。
その約束とは・・・
『東京ドームで行われるアリナーズの開幕戦にもしイチローがホームランを打ったら、コマル少年は勇気を持って手術を受ける』
という物だった。
― 試合当日 ―
その日のイチローの成績は4打数ノーヒット。
そして最後の打席が回って来た。
カウントは3ボール2ストライク。
その試合・・・
コマル少年はラジオの実況中継で、そしてイチローとそのコマル少年との固い固い約束を新聞、テレビ、ラジオ等で知っていた多くのファンがスタジアムで、あるいは病院、職場、学校、・・・、等々で、更にはアリナーズの本国メリケンでもなんらかのルートでこの二人の約束を知った数多くの人々が、手に汗握り固唾(かたず)をのんで見守る中、相手ピッチャーの投じた球はど真ん中のストレート。
相手ピッチャーもこのを約束知っていたのだ。
そしてイチローに打ちごろ、ホームラン球を投じたのだった。
しかし、そのボールは余りにも絶好球過ぎた。
『しめた!?』
史上最高、空前絶後の大打者イチロー、思わず力が入り過ぎ、力(りき)んでしまった。
結果、イチローのバットは空(むな)しく空(くう)を切り、ボールは無情にもまるで吸い込まれるようにキャッチャーミットの中へ。
「パスッ!!」
これには日本中が、否、世界中が落胆した。
そして、世界中から一斉に大きなため息が漏れようとした正にその瞬間・・・
つづく
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル少年・・・御幼少の頃の当ブログ管理人
頭突一郎(ずつき・いちろう)・・・通称・イチロー 天才・現役大リーガー メリケンの架空の球団アリナーズ所属
他
― MLB開幕戦、東京ドーム、エステティックス対アリナーズの行われる前日 ―
一人の少年が、物心がついてから今日までずーっと憧れて続けていた我らがイチローこと頭突一郎(ずつき・いちろう)選手と、とある都内の病院で対面していた。
その少年の名は・・・有栖川呑屋コマル。
このコマル少年は急性緑内症で手術が必要と診断され、その病院に入院していたのだった。
しかしコマル少年は手術が怖くて怖くて仕方がなかった。
手術失敗による失明の恐怖と日々戦っていたのだ。
そしてコマル少年はイチロー選手の大ファンだった。
そのためこの事が病院関係者からイチローの耳に入り、イチローが是非コマル少年と会って励ましたいという意向を示した事によって今回の対面は実現したのだった。
数多くのマスコミに中継される中、イチローとコマル少年は固く固くある約束をした。
その約束とは・・・
『東京ドームで行われるアリナーズの開幕戦にもしイチローがホームランを打ったら、コマル少年は勇気を持って手術を受ける』
という物だった。
― 試合当日 ―
その日のイチローの成績は4打数ノーヒット。
そして最後の打席が回って来た。
カウントは3ボール2ストライク。
その試合・・・
コマル少年はラジオの実況中継で、そしてイチローとそのコマル少年との固い固い約束を新聞、テレビ、ラジオ等で知っていた多くのファンがスタジアムで、あるいは病院、職場、学校、・・・、等々で、更にはアリナーズの本国メリケンでもなんらかのルートでこの二人の約束を知った数多くの人々が、手に汗握り固唾(かたず)をのんで見守る中、相手ピッチャーの投じた球はど真ん中のストレート。
相手ピッチャーもこのを約束知っていたのだ。
そしてイチローに打ちごろ、ホームラン球を投じたのだった。
しかし、そのボールは余りにも絶好球過ぎた。
『しめた!?』
史上最高、空前絶後の大打者イチロー、思わず力が入り過ぎ、力(りき)んでしまった。
結果、イチローのバットは空(むな)しく空(くう)を切り、ボールは無情にもまるで吸い込まれるようにキャッチャーミットの中へ。
「パスッ!!」
これには日本中が、否、世界中が落胆した。
そして、世界中から一斉に大きなため息が漏れようとした正にその瞬間・・・
つづく
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #342 『この惑星の・・・』
2017-06-27
#342 『この惑星の・・・』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
異論な 否 色んな奴ら
ある日・・・
何を話し合いたいのか良く分からない、ある国際会議が国連で開かれた。
そこでは口角泡を飛ばす白熱した議論が繰り広げられていた。
こんな感じで・・・
メリケン代表 「我がメリケンこそ世界一~!!」
支那竹代表 「うんにゃ、我ら支那竹こそが世界の中心であるアルー!! と、世界の中心で叫ぶアルー!!」
チベット代表 「と!? アホが申しております」
アフガン代表 「うるせー!! 黙れー!! こっちはそれどころじゃねぇんだー!!」
エジプト代表 「オォー!! そん通りー!! テロじゃ! 選挙じゃ!! テロテロ選挙!! テロテロ選挙まっしぐらーーー!!」
日本代表 「いや~。 皆さん、盛り上がってますなー。 それに比べ我邦(わがほう)はと言えば、このところの不景気で雇用問題に影が・・・」
南キムチ代表 「その謝罪と賠償を要求しるニダー!!」
北キムチ代表 「その南キムチのネズミ大統領を八つ裂きにしるニダーーー!!」
・・・
・・・
・・・
このやり取りを見ていたハリウッド超大物スターのトミー・リー・ジョーンズがボソッと呟(つぶや)いた。
「この惑星の国際会議は・・・訳分からん」
って、缶コーヒー飲みながら。。。
「ゴクッ!!」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#342 『この惑星の・・・』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
異論な 否 色んな奴ら
ある日・・・
何を話し合いたいのか良く分からない、ある国際会議が国連で開かれた。
そこでは口角泡を飛ばす白熱した議論が繰り広げられていた。
こんな感じで・・・
メリケン代表 「我がメリケンこそ世界一~!!」
支那竹代表 「うんにゃ、我ら支那竹こそが世界の中心であるアルー!! と、世界の中心で叫ぶアルー!!」
チベット代表 「と!? アホが申しております」
アフガン代表 「うるせー!! 黙れー!! こっちはそれどころじゃねぇんだー!!」
エジプト代表 「オォー!! そん通りー!! テロじゃ! 選挙じゃ!! テロテロ選挙!! テロテロ選挙まっしぐらーーー!!」
日本代表 「いや~。 皆さん、盛り上がってますなー。 それに比べ我邦(わがほう)はと言えば、このところの不景気で雇用問題に影が・・・」
南キムチ代表 「その謝罪と賠償を要求しるニダー!!」
北キムチ代表 「その南キムチのネズミ大統領を八つ裂きにしるニダーーー!!」
・・・
・・・
・・・
このやり取りを見ていたハリウッド超大物スターのトミー・リー・ジョーンズがボソッと呟(つぶや)いた。
「この惑星の国際会議は・・・訳分からん」
って、缶コーヒー飲みながら。。。
「ゴクッ!!」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
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#342 『この惑星の・・・』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #341 『体重計 Part2 』
2017-06-27
#341 『体重計 Part2 』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
マツコ・キャッ・デラックス・・・デブ 性別・オス
デパートの店員
他
このお話は、
#187『体重計』 http://00comaru.blog.fc2.com/blog-entry-3231.html
の!?
続編です。。。
ある日・・・
普段通り女装したマツコ・キャッ・デラックスが、人目も憚(はばか)らずデパートの健康器具コーナーで体重計を物色していた。
ふと、気が付くと、
『超高機能!! 最先端技術が生んだ未来型体重計』
という、うたい文句の付いた体重計が目の前にあった。
マツコが店員を呼んでその体重計の説明を受けた。
「これってどういう事かしら?」
「はい。 この体重計は計測結果を音声で教えてくれるんです」
「あらヤダ!! だったら周りに誰かいる時、乗れないじゃない」
「いぃえ、お客様。 その心配はご無用です」
「ん!? どういう事?」
「はい。 これは乗った方の服装で男性か女性かを自動識別して、乗った方が女性の場合はその方の身長に応じて幾分、控え目に計測結果を告げる仕組みになっているんです」
「あ~ら、そう。 随分、賢いのねぇ」
「はい。 ですからご心配はご無用かと・・・」
「だったら、買っちゃおうかしら・・・。 でもその前にチョッと試してもい~ぃ?」
「はい。 どうぞご自由に」
「そう。 アリガト」
そう言って、マツコが衆人の見守る中、靴を脱いでその体重計に乗った。
「ピー、ピー、ピー、・・・」
口笛のような電子音を上げ、計測が始まった。
「ピ~~~」
10秒ほどで計測が終了した。
そして、その場に居合わせた者達全員が興味津々、固唾(かたず)を呑んで測定結果をまった。
だが、
「・・・」
その体重計は何も告げなかった。
マツコはそのまま様子を見ていた。
だが、
「・・・」
相変わらず体重計は無言のままだった。
痺れを切らせたマツコが係員を呼ぼうとした。
その時、
漸(ようや)く、人口音声が計測結果を告げた。
こぅ・・・
「ツーヅークー (つづく)」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#341 『体重計 Part2 』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
マツコ・キャッ・デラックス・・・デブ 性別・オス
デパートの店員
他
このお話は、
#187『体重計』 http://00comaru.blog.fc2.com/blog-entry-3231.html
の!?
続編です。。。
ある日・・・
普段通り女装したマツコ・キャッ・デラックスが、人目も憚(はばか)らずデパートの健康器具コーナーで体重計を物色していた。
ふと、気が付くと、
『超高機能!! 最先端技術が生んだ未来型体重計』
という、うたい文句の付いた体重計が目の前にあった。
マツコが店員を呼んでその体重計の説明を受けた。
「これってどういう事かしら?」
「はい。 この体重計は計測結果を音声で教えてくれるんです」
「あらヤダ!! だったら周りに誰かいる時、乗れないじゃない」
「いぃえ、お客様。 その心配はご無用です」
「ん!? どういう事?」
「はい。 これは乗った方の服装で男性か女性かを自動識別して、乗った方が女性の場合はその方の身長に応じて幾分、控え目に計測結果を告げる仕組みになっているんです」
「あ~ら、そう。 随分、賢いのねぇ」
「はい。 ですからご心配はご無用かと・・・」
「だったら、買っちゃおうかしら・・・。 でもその前にチョッと試してもい~ぃ?」
「はい。 どうぞご自由に」
「そう。 アリガト」
そう言って、マツコが衆人の見守る中、靴を脱いでその体重計に乗った。
「ピー、ピー、ピー、・・・」
口笛のような電子音を上げ、計測が始まった。
「ピ~~~」
10秒ほどで計測が終了した。
そして、その場に居合わせた者達全員が興味津々、固唾(かたず)を呑んで測定結果をまった。
だが、
「・・・」
その体重計は何も告げなかった。
マツコはそのまま様子を見ていた。
だが、
「・・・」
相変わらず体重計は無言のままだった。
痺れを切らせたマツコが係員を呼ぼうとした。
その時、
漸(ようや)く、人口音声が計測結果を告げた。
こぅ・・・
「ツーヅークー (つづく)」
「え!?」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#341 『体重計 Part2 』 お・す・ま・ひ
進撃のポチ( Counter-attack of POCUI ) #340 『核の傘』
2017-06-27
#340 『核の傘』
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
ある日・・・
ポチとコマルが仲良くお喋りをしていた。
話が原発問題に及んだ。
コマルがぼやいた。
「ったく、放射能どうなっちまうだろうなぁ?」
「分かんね」
「ヶど、なんとかなるよな、きっと」
「そう思うか?」
「あぁ。 思うぜ」
「何でだ?」
「だ~ってなぁ、ポチ。 太平洋戦争で原子爆弾2発も落とされちまったんだぜ、我が祖国日本はよ~」
「・・・」
「それでもチャ~ンと復活しちまったんだ。 それを思ぃゃ、今回だって・・・」
「あぁ、そうだな」
「それに今じゃ、経済大国。 それもメリケンに次いで世界第二位。 て~したもんだぜ、ったく」
「まぁ、な」
「も~とも、メリケンの核の傘のおかげではあるんだがな、この復活は。 クヮッ、クヮッ、クヮッ、クヮッ、クヮッ・・・」
「ヶどなぁ、コマル~。 その核の傘さしてるメリケンだったんだぜ」
「ん!? 何がだ?」
「日本に原子爆弾2発も落としたの」
「・・・」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
・
・
・
・
・
#340 『核の傘』 お・す・ま・ひ
【登場人物】
ポチ・・・アリスのお家の人間の言葉を喋(しゃべ)る超・高ビーな天才ニャンコ
有栖川呑屋コマル・・・当ブログ管理人
ある日・・・
ポチとコマルが仲良くお喋りをしていた。
話が原発問題に及んだ。
コマルがぼやいた。
「ったく、放射能どうなっちまうだろうなぁ?」
「分かんね」
「ヶど、なんとかなるよな、きっと」
「そう思うか?」
「あぁ。 思うぜ」
「何でだ?」
「だ~ってなぁ、ポチ。 太平洋戦争で原子爆弾2発も落とされちまったんだぜ、我が祖国日本はよ~」
「・・・」
「それでもチャ~ンと復活しちまったんだ。 それを思ぃゃ、今回だって・・・」
「あぁ、そうだな」
「それに今じゃ、経済大国。 それもメリケンに次いで世界第二位。 て~したもんだぜ、ったく」
「まぁ、な」
「も~とも、メリケンの核の傘のおかげではあるんだがな、この復活は。 クヮッ、クヮッ、クヮッ、クヮッ、クヮッ・・・」
「ヶどなぁ、コマル~。 その核の傘さしてるメリケンだったんだぜ」
「ん!? 何がだ?」
「日本に原子爆弾2発も落としたの」
「・・・」
ピュ~~~~~~~~~~
ピーピー ヒャララ ピー ヒャララ~
ドドンガ ドーーーン
チャカチャンチャン チャカチャカチャンチャン
ゴ~~~ン
カァカァカァ
メデタシメデタシ。。。
「ケケケケケ!!」
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#340 『核の傘』 お・す・ま・ひ