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『怨霊バスター・破瑠魔外道』 #44 『チッチャイ外道』の巻

#44 『チッチャイ外道』の巻




ント~~~

ント~~~

ント~~~


しゃー無い、解説しちゃおう。

外道念法 『影留め』 とは?

この名前で、
きっと読者の皆さんはもう何と無く分かっちゃてるよね、多分?

その通りー!!


“五寸釘の様な物”

つまり、外道お手製の五寸釘状の投げ針。
その針に外道の念(エネルギー)を込める事により、それは外道の分身に変わる。
それは一見針の様に見える。
だが、
それを良~く見ると、実は、それは針の様で針じゃない。
そ、れ、は、

“チッチャイ外道”

なのだ。
それを直接本体にではなく影に投げつけ、
投射された影をそれが投射されている場所(この場合は地面)に留(と)める。
それにより、
間接的にその影の本体の動きを止(と)める。

この時、
良~く観察すると
チッチャイ外道達が、

「ウンコラセ、ウンコラセ、ウンコラセ、・・・」

って、仕事しちゃってるのだ。
地面に影を縫いこむお仕事を。

但し、このチッチャイ外道を “見る” 為には “眼力” が必要なのだ。
即ち、眼力の無い者にチッチャイ外道は “見えない”。 ただの “五寸釘の様な物” にしか “見えない”。


そぅ・・・

それが影留め。

外道念法 『影留め』。

そして、
知っての通り、この屋敷の庭の照明は昼間の様に明るい。
当然、
影もボンヤリとではなくクッキリと出る。
影留めを使うのに充分な程。
だから、
技は掛かった。

しかし、

外道は何故(なぜ)・・・・・・直接ナナに技を掛けなかったのか?
例えば、百歩雀拳を。

それは勿論、
無傷でナナの動きを止める為である。

以上。

種明かしは実にカンタン。

DEATH た。






かかかかか。。。











つづく





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『怨霊バスター・破瑠魔外道』 #43 『俺の名だ』の巻

#43 『俺の名だ』の巻




「破瑠魔。 破瑠魔外道(はるま・げどう)。 ・・・。 俺の名だ」

長~い沈黙を破って外道が言った。

「はー、るー、まー、げー、どー、うー、ダー?」

「そうだ」

「げー、どー、うー、とー、やー、らー。 ナー、ニー、をー、しー、たー?」

「教えて欲しいか?」

「・・・!?」

ナナは怪訝(けげん)そうな表情を浮かべ、無言で外道を見ていた。
既(すで)に表情に氷の微笑は無い。

「教えてやろう。 お前の動きを封じたのだ」

「ナー、ニー? うー、ごー、きー、をー、ふー、うー、じー、たー、ダー、トー?」

「そうだ。 動きを封じた」

「フン!! ウィィィィィ~~~!! リィィィィィ~~~!!」

ナナは、
否、
何者かに憑依されたナナは、小馬鹿にした様に一旦せせら笑ってから再びあの嬌声を上げながらもがいた。
が、
やはり無駄だった。

「無駄だ!! 止めておけ」

しかし、

「ウィィィィィ~~~!! リィィィィィ~~~!!」

もう一度、
もう一度無駄な努力を繰り返した。

そして、


(ピタッ)


諦めたのか?

動きを止めて再び外道に冷たい視線を向けた。

「だから無駄だ!! 言ったろう? 既にお前の動きは封じてあるのょ。 我が念法 『影留め』 でな」

「ねー、んー、ぽー、うー、かー、げー、どー、めー?」

「そうだ。 外道念法影留めだ。 お前はもう動けない」



解説しよう。

外道念法影留めとは?

で、

解説しよう。

と、

思ったがー。

思ったがー。

しか~し、

コレここで解説しちゃうと~~~!?

解説しちゃうと~~~!?


外道シリーズ二部、三部、・・・と続けたいのに~~~、

続けたいのに~~~。

第一部であんまり一杯解説しちゃうと~~~!?

解説しちゃうと~~~!?


ネタが無くなっちゃうしな~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!


どうしよう?

エッと~~~

エッと~~~

エッと~~~


どうしよう?

ント~~~

ント~~~

ント~~~











つづく





『怨霊バスター・破瑠魔外道』 #42 『長い沈黙』の巻

#42 『長い沈黙』の巻




(ニヤッ)


顔は笑った。
だが視線は、
だがナナの視線は、


(ゾクッ!!)


と、する程冷たい。
まるで氷だ。
“氷の微笑” だ。
その氷の様に冷たい視線を外道に向け、
ユックリとそして無感情にナナが言った。

「ナーニーをーしーたー?」


ン?

ナンだ!?


どこか可笑(おか)しい!?

何かが変だ!?

何が?


・・・!?


そうだ!? 声だ!?

声が違う!?

ナナの声じゃない!?

それは太くて低い男の声だった。

まるでナナが男で、
そしてその男が、
テレビのニュースで良く見るような変声用の “酸素入りヘリウムガス” を吸い込んで喋ってでもいるかの様だった。

その声は続けた。

「オー、マー、エー、はー、だー、れー、だー?」

相変わらずナナの顔に表情は無い。

1秒、2秒、3秒、・・・

ナナと外道は無言で睨(にら)み合った。


(シーン)


その間(あいだ)、辺(あた)りは物音一つ立たない。
風の音も虫の声も車のエンジン音も無い。
完全な静寂。
今の日本では考えられない事だ。
いくら時が深夜でこの場所が都会で無いとは言え。
チャンと生活感の匂う場所なのに。

まったく音が無い!?

長い沈黙。
気の遠くなる程の。

深い静寂。
気も狂わんばかりの。

2人とも何も喋らない。
黙ってジッと見合っている。

しかし、
ただ黙って見合っているのではない。
互いの力量を量(はか)り合っているのだ。
互いの目を通して。
互いの眼力で。


(ビリビリビリビリビリ・・・)


二人の間には激しい空気の振動がある。
互いの気迫のぶつかり合いによる。


(ギンギンギンギンギン・・・)


二人の周りだけ異様に明るい。
互いのエネルギーの発散により。

しかし、

そこに音は・・・






全く無い。











つづく





『怨霊バスター・破瑠魔外道』 #41 『不気味な笑い』の巻

#41 『不気味な笑い』の巻




(ギギギギギ~~~!!)


ナ、ナナの頭が・・ナナの頭が・・ナナの頭だけがユ~~~ックリ回転したゾーーー!?

それも180度だゾーーー!?

ナナの頭だけがユックリと180度回転したゾーーー!?

体は全く動いてないゾーーー!?

こ、こんな事があっていいのかーーー!?

いい訳ないゾーーー!?

ナンテこったい!?

その姿はまるで、アメリカのワーナーブラザーズ映画 『エクソシスト』 でハリウッド女優リンダ・ブレア演じる “リーガン・テリーザ・マクニール” が、ベッドの上に座ったままの状態から頭だけ180度回転させたのと全く同じであった。

そして、


(チラッ)


ナナは視線を下げて地面を見た。

だが、

地面には、
特に変わった様子は無かった。

ただ、

強い照明でくっきりと出来たナナの影をトレースするかの様に、
“五寸釘の様な物” が十何本か地面に刺さっているだけだった。

そして、

そのうちの何本かをしゃがんで抜き取った外道の姿があった。
視線をナナに向け、
ナナの頭部の影の部分に刺さった五寸釘の様な物を何本かユックリと抜き取った外道の姿が、
そこには有るだけだった。

今、

その地面に刺さった “五寸釘の様な物” は、
確かにナナの影をトレースしている。
頭部を除いたナナの全身の影を。

それは、
確かに“ナナの影” を、
トレースしている。

ナナがそれに気付いたかどうかは分からなかった。

だが、

ナナはその体勢のまま、


(スゥー)


目線を外道に向けて、
外道の目に向けて、


(ニヤッ)


不気味な笑いを浮かべた。











つづく





『怨霊バスター・破瑠魔外道』 #40 『一瞬の静寂』の巻

#40 『一瞬の静寂』の巻




(ガクン!!)


突然!?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナナが止まった。

不自然な姿勢で。
走っている途中で。
走り掛けの姿勢の “まま” で。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ナナは止まった。

まるで、ゆっさゆっさ乳(チチ)を揺らしながら、前がチョィ肌蹴(はだけ)掛かった浴衣姿の女性が走っているビデオを、再生中に一時停止したかの様に。 

「ウィィィィィ~~~!! リィィィィィ~~~!!」

訳の分からない、でかくて甲高(かんだか)い嬌声(きょうせい)を上げてナナが体を動かそうともがいた。
だが、
体は全く動かない。
ただ、
頭だけが上下している。

「ウィィィィィ~~~!! リィィィィィ~~~!!」

「ウィィィィィ~~~!! リィィィィィ~~~!!」

「ウィィィィィ~~~!! リィィィィィ~~~!!」

 ・・・

更に、何度かもがいた。
しかし状況は全く変わらない。


(ピタッ!!)


諦(あきら)めたのか?
ナナの頭の動きが止まった。


(シ~~~ン)


一瞬の静寂。

しかし、

次に我々は・・・

信じられない光景を・・・






目(ま)の当たりにする事になる。











つづく





『怨霊バスター・破瑠魔外道』 #39 『普通なら』の巻

#39 『普通なら』の巻




(ニマァ~)


外道は脂下(やにさ)がっていた。
浴衣のナナに跨(またが)れて。

ダッシュしてたから浴衣の前ナンかも当然、

はーだーけーてー!! (肌蹴て)


(エヘッ!!)


しかも、

ユッサユッサ、ユッサユッサ、ユッサユッサ、ユッサユッサ、・・・。

揺(ゆ)れチチだー!!

揺(ゆ)れチチだーー!!

揺(ゆ)れチチだーーー!!


ク、ク、ク、クッソ~~~!!!!!!!!!!

げ、げ、げ、外道めー、いい思いしやがってーーー!!!!!!!!!!

チッッッッッキショー~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!



さて、

話は戻って・・・


(タン!!)


着地するが早いか、再びナナが走り始めた。

「ダァァァァァ~~~!!」

って。

ジャンプする直前の速さと全く変わらぬ速さで。
普通ではコレも有り得ない。
だが、今のナナには “普通なら” は全く意味をなさない。

「ダァァァァァ~~~!!」

凄い勢いでナナは井戸に向かっている。
井戸はもう目と鼻の先。

最早打つ手無し。


さぁ、外道ょ!?

何時(いつ)まで脂下がってる気だ?

次はどうする?

また縮地法か?

縮地法で間に合うのか?

どうなんだ外道ょーーー!?


と、






その時・・・











つづく





『怨霊バスター・破瑠魔外道』 #38 『女性が浴衣を着る時』の巻

#38 『女性が浴衣を着る時』の巻




― 『某・テレビ局のワイドショー番組の街頭インタビュー』 にて ―


(レポーター) 「ここ渋谷では、夏場、浴衣姿の若い女性が目に付きます。 今日は女性達に浴衣について聞いてみたいと思います。 あ!? 丁度今、若い女性二人連れがコッチに来ます。 チョッとインタビューしてみますネ」

そう言ってレポーターの女性が、


(ツカツカツカツカツカ・・・)


二人連れの “若い女A”、 “若い女B” に近付いた。

(レポーター) 「すみませ~ん。 チョッといいかなぁ?」

(A) 「ナンですかぁ?」

(レポーター) 「浴衣について聞きたいんだヶど。 いい?」

(A) 「(Bに向かって) 全然いいょねぇ?」

(B) 「ウン。 全然いい、全然いい」

(A) 「(レポーターに向かって) 全然いいですょ」

(レポーター) 「あのさぁ。 二人とも夏場浴衣って着る?」

(A) 「ウン。 着る着る。 (Bに向かって) 着るょねー」

(B) 「ウン。 着る着る」

(レポーター) 「じゃ、さぁ。 質問なんだヶど・・・。 浴衣ン時ってさぁ。 ブラとかどうしてる? 着(つ)ける? 着けない? どっちィ?」

(A) 「キャ!? ヤダー!? そんな事言うんですかぁ?」

(レポーター) 「ウン。 言ってェ」

レポーターの意外な質問にチョッと面食らった女Aは、
自信なさ気に女Bに同意を求めた。

(A) 「着けない、よ、ね、・・・?」

するとそれに対して、
女Bはキッパリと答えた。

(B) 「ウン。 着けない着けない」

女Bの同意を得た女Aは、すかさず元のキャピに戻って女Bと一緒に、
声を揃えてこう言った。

(A、B一緒に) 「着けませ~ん」

(レポーター) 「じゃ、パンツは? パンツ穿(は)く? 穿かない?」

(A) 「ヤダー!? そんな事~。 アハハハハハ・・・。 アタシ穿かな~い!! アハハハハハ・・・」

(B) 「アタシもー!! アタシも穿かな~い!! アハハハハハ・・・」

(A、Bお互い同士を突っ突き合いながら) 「アハハハハハ・・・」

(レポーター) 「そう。 どうも有り難うー」

(A、Bは笑いながら去って行く) 「アハハハハハ・・・」

(レポーター) 「エ~。 今聞いて頂いた様に、女性は浴衣を着る時下着を着けない人が多いようです。 それではスタジオのみのさ~ん!! みのもんちっちさ~ん!! マイクお返ししま~す」

(みのもんちっち) 「ハ~ィ!! 有難うー!! (改まって) レポーターは滝川クリキントンさんでした。 滝川さんが下着を着けるか着けないかも聞きたかったなぁ。 オジサンとしては、エヘヘヘへ。 ・・・。 はい。 ただ今ご覧頂いた様に女性の多くは浴衣を着る時、パンツを穿いていない事が分かりました。 エヘ、エヘ、エヘ。 全国の良いこの皆さ~ん!! 浴衣姿の女性は、・・・ エヘ、エヘ、エヘ。 (ニヤニヤしながらささやく様に) ノー、ォー、パー、ン。 エヘ、エヘ、エヘ。 エヘ、エヘ、エヘ。 エヘ、エヘ、エッヘッヘヘ」











つづく





『怨霊バスター・破瑠魔外道』 #37 『頭上1メートル』の巻

#37 『頭上1メートル』の巻




「キィィィィィ~~~ィ!! リィィィィィ~~~ィ!!」

振り向く外道の頭上1メートルをナナが飛び越えた。
恐るべきジャンプ力だ。
井戸はもう目前。

しかしナゼ、先を走っていた筈のナナが外道を飛び越えたのか?

実は、
外道は縮地法で、ナナの先回りをしてナナの前に出ていたのだ。
井戸に行かせない為に。
そしてナナの来る方に振り向いた。
丁度その時、ナナが外道を飛び越えた。
井戸に行く為に。

それが今だったのだ。


そして・・・

ナナに飛び越えられた瞬間、外道は・・・?

ン!?

外道は全く動かない。
否、
動けない。

目が “点” だ。

どうした外道?

様子が変だぞ!?

何があった?


ン?

>外道の頭上1メートルをナナが飛び越えた。

>外道の頭上1メートルをナナが・・・

>外道の頭上1メートルを・・・

>外道の頭上1メートル・・・

 ・・・






アッ!?(察し!!)











つづく





『怨霊バスター・破瑠魔外道』 #36 『大ジャンプ』の巻

#36 『大ジャンプ』の巻




「キィィィィィ~~~ィ!! リィィィィィ~~~ィ!!」

突然!?

身を翻し、体勢を東から南向きに変え、耳が劈(つんざ)けん程の、鼓膜が破裂しそうな位の、馬鹿でかく甲高(かんだか)い嬌声(きょうせい)を上げて、ナナが飛んだ。

ベッドから部屋の南側の窓まで一気に飛ぶ大ジャンプだ。

優に10メートルは飛んだだろうか?

それも足場の悪い柔らかいベッドの上からだ。

有り得ない!?

普通では絶対有り得ない事だ。

だが、それは現実に起こった。


(ガッ、シャーーーン!!)


窓ガラスが弾(はじ)け飛んだ。

ナナが窓ガラスを蹴破って、そのまま屋敷の外に飛び出し地面まで飛んだのだ!?

ナナの部屋の窓の高さはどう見ても40メートル以上は有る。
そこから地面まで飛んだのだ。

考えられない!?

これ又、普通では絶対考えられない事だ。

だが、ナナはそれをやってのけた。
しかも無傷で。

それどころか着地するや否や、脱兎(だっと)のごとく駆け出していた。
方角は井戸。
井戸の方向だ。
それはナナの部屋から見て東向き、即ち東側に有った。

外道は急いで窓に駆け寄り、見下ろした。

ダッシュするナナ。
その後姿が見える。

『は、速い!!』

外道は思った。

アッ!?

と、いう間にナナの姿が小さくなった。
最早、一刻の猶予も無い。

方向をシッカリ定めて、
間違えない様見定めて、
外道も飛んだ。
ナナを追って。


(シュッ!!)


瞬間、外道が消えた。

“縮地法” を使ったのだ。











つづく

『怨霊バスター・破瑠魔外道』 #35 『部屋の中』の巻

#35 『部屋の中』の巻




(ドッ、カーーーン!!!)


ナナの部屋のドアが粉々に吹き飛んだ!!

・・・外道念法秘技・百歩雀拳の威力である。


(シュー~~~、 シュー~~、 シュー~、 シュー、 シュ、 シ・・・)


外道の放ったエネルギーが次第に収束する。
外道の体に戻ったのだ。


(ツカツカツカツカツカ・・・)


外道は素早くドアに歩み寄り、部屋の中に入った。
入ると直ぐに


(サッ!!)


と、部屋の中を見回した。

そして、

「オッ!?」

と、驚いた。

ベッドの上にナナが立っている。
東向きだ。
ドアのある方向、つまり外道の入って来た方向を向いていた。
しかし外道には視線を向けない。

手の鎖が外れている。
否、
切られたようだ。
手かせの所で。
つまり、ナナの手には鎖の切れた手かせのみが嵌(はま)っている。
切れた鎖は無造作に床に転がっていた。

先程2回聞こえた金属が擦(こす)れる様な音。
あれはこの鎖の切れる音だったに違いない。

ベッドの傍らに3人の世話係が倒れていた。
1人はベッドの頭部、足の来る方に残りの2人。
3人の位置と様子からすると吹き飛んだドアの破片による被害はなさそうだった。
3人とも秀吉、大河内同様グォーグォーあの異常な大鼾(おおいびき)を掻(か)いている。

外道はもう一度部屋の中を見回した。

だが、ナナ謂(い)う所の観音様の姿はドコにも無い。

外道はナナの方に向き直り話し掛けた。

「ナナさん」

「・・・」

ナナは無言だった。

もう一度話し掛けた。

「ナナさん」

「・・・」

やはり返事をしない。

目が虚(うつ)ろだ。
外道を見ようともしない。
外道の存在すら気付いていない様子だ。
小刻みに体が震えている。

外道はナナに近付こうとした。
一歩足を踏み出した。






その瞬間・・・











つづく





プロフィール

コマル

Author:コマル
ジョーク大好き お話作んの大好き な!? 銀河系宇宙の外れ、太陽系第三番惑星『地球』 の!? 住人 death 。

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