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『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」⑫ 『シンディと魔法使い』の巻

「第二部」⑫ 『シンディと魔法使い』の巻




キリコが、又しても玄龍斎先生に聞きました。
相変わらずしつこいキリコです。

「じゃ、ナニ? シンディはお馬さんと・・・? ニャンニャンを・・・?」

横からトミーが。

「という事になるよな」

ミンナが。

「ウムウム」

玄龍斎先生が。

「いんや、そうではない」

又してもキリコが。

「だって、そうなるじゃん」

「いんや、そうはならんのじゃ」

「どして?」

玄龍斎先生がミンナを見回して言った。

「実は、この馬は例の魔法使いが化けておったのじゃ」

又又、キリコが。

「何で?」

「それはな、我らがシンディがそれはそれは “エロっぽかった” からじゃ。 それもイヤラシイまでに」

「そんなに?」

「あぁ」

「どの位?」

玄龍斎先生がチョッと考え込みました。

「ウ~ム。 ・・・。 そうじゃなぁ、ナンちゅーか、その~・・・。 目はトロ~ンとな、ん、トロ~ンといやらしく。 ンでもって、太ももはムッチリでなぁ、うん、ムッチリじゃ。 さらにボインボインなんじゃ。 そう、ボインボイン。 つまり、太ももムッチリのボインボインじゃ。 うん、太ももムッチリのボインボイン。 そう、太ももムッチリのボインボインで。 あ、あ、あのボインボインをムニュムニュっと、あ、あのボインボインをムニュムニュっとー、あ、あのボインボインをムニュムニュっと~~~。 あ、あのチチがー、あのチチがー、あのチチがーーー!? ウォーーー!!!!! 」


(プチッ!?) 


た、大変です。
玄龍斎先生が白目をむいて床に転げ落ちてしまいした。
体がピクピクしています。
キリコが大慌てで。

「リック!! リーック!! 大変大変大変!! 玄龍斎先生がー!! 玄龍斎先生がー!! 玄龍斎先生がー!!」

すぐにリックが駆けつけます。
床に倒れこんでいる玄龍斎先生を抱き起こしました。

「玄龍斎先生、玄龍斎先生。 ダイジョブですか? 玄龍斎先生。 しっかりして下さい」

リックがケンを呼びます。

「ケーン!! 来てくれ!! 玄龍斎先生が壊れた。 チョッと手を貸してくれ」

「又ですかぁ?」

「あぁ。 この人は、スケベな妄想をしてその妄想が頂点に達した時、壊れる人なんだ。 全く、手の掛かる人だ」

等と、ブツブツ言いながら二人で玄龍斎先生を椅子に座らせます。
そして、いつもの “玄龍斎先生復活” の儀式です。
リックの怪しい目配せを受け、先ずトミーが。

「オ、オッー!! あんな所に太ももムッチリのボインボインが!!」

更にミンナが。

「オ、オッー!! あんな所に太ももムッチリのボインボインが!!」

突然、玄龍斎先生が。

「ナ、ナニー!? 太ももムッチリのボインボインじゃとー!? ど、どこジャ、どこジャ!? 太ももムッチリのボインボインは!? ど、どこジャ、どこジャ、どこにおるー!?」

「玄龍斎先生ー!! ふっかーつ!!」

と、トミー。


(パチパチパチパチパチ・・・)


ミンナによる玄龍斎先生復活の拍手です。

そして、何事もなかったかのようにキリコが話を続けます。

「玄龍斎先生、シンディ見た事アンの?」

「もちろん」

「どこで」

「馬小屋で」

「じゃ、まだシンディ生きてるの」

「当然じゃ。 実はのぅ。 ダンス・パーティ会場でシンディがこけたのは事故ではない。 あれは例の魔法使いの仕業だったのじゃ。 魔法使いはシンディを試したのじゃ。 約束通り12時までに戻ってくればそれで良し。 だが、戻ってこぬ場合は・・・。 そしてシンディは戻ってこんかった。 よって、シンディが気絶している間に、シンディを永遠に自分の物とするために魂を抜き取ったと言う訳じゃ」

「エ、エェー!? ずるーい!?」

キリコが大声を上げました。
それに対し、玄龍斎先生が最後にこう言いました。

「イヤイヤ。 そうではない。 この結末がシンディにとっては一番よかったのじゃ。 魔法使いも言っておったろう。 シンディとは “馬が合う” と。 つまりナンじゃ、その~、馬が合うだけに、 “上手いこと上手くいった” というわけじゃ。 ワハハハハ・・・」


奥村玄龍斎先生は時々、

“ダジャレ”

を言っちゃいます。

ウマくないヶど・・・











ナンチャッテ。




『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」 完





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『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」⑪ 『メデタシ、メデタシ』の巻

「第二部」⑪ 『メデタシ、メデタシ』の巻




「その娘を行かせてやりなさい」

そして、そそくさと自分の部屋に入ってしまいました。

この出来事の為にダンス・パーティはそこでお開きになっちゃいました。

心配した侍従達が王子の部屋のドアを叩いても。
中から、

「一人にしてくれ」

という返事があるだけです。
どうしたのでしょうか?

チョッと王子の部屋を覗いて見ましょう。
部屋の中で、王子は手で顔を覆って泣いています。
どうしてでしょうか?

理由は簡単です。
大の字になってアラワになったシンディの “ポッカリ” のあまりのデカサに王子は、恐れをなしたのです。
そうです。
シンディは毎日毎日馬の世話をしながら・・・
いけない事とは知りながら、つい馬のモッコリを見るたんびに、

『まぁ、素敵!?』

と。
いけない事と知りながら。
うん、いけない事と知ってはいても・・・
我慢出来ずに・・・
そう、我慢出来ずに・・・
う、馬と。
う、馬とですたい。

で!?

シンディの “ポッカリ” は、“お馬さんに鍛えられたポッカリ” だったのでスた。

そして悪い事って続きます。
と言ふのも、その王子には “短小コンプレックス” があった・と・です。
これ以後王子はショックのあまり、引きこもりになってしまったのでスた。

そして我らがシンデレラ 否 シンディは、生涯 “最初で最後のビッグ・チャンス” を見事逃しちゃって、又もとの 『灰かぶり』 に戻っちゃったのでした。

でも~。

シンディにしてみればその方が良かったのかも知れません。

だって、

大好きなお馬さんのお世話が出来ちゃうんですから・・・







メデタシ、メデタシ。


 ★ ★ ★


と、な」


(パチパチパチパチパチ・・・)


ミンナから拍手が起こりました。
でも、
その中の一人。
キリコが玄龍斎先生に聞きました。











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」⑩ 『ポッカリ』の巻

「第二部」⑩ 『ポッカリ』の巻




昔々中世ヨーロッパでは、如何(いか)に貴婦人と言えども下着を着けてはいませんでした。(嬉しい事に・・・)
もし、
この下着を着けていない貴婦人が仰向け、立て膝、大股開き状態で寝っころがって、その上ドレッスがめくれ上がっていたらどうなるでしょうか?

正解は、

モロにアソコが、

「こんにちは」

って、

挨拶しちゃいます。

それがもし、 “ OK 状態” のアソコだったらどうでしょう?

そ・れ・は、

“ポッカリ・ア・ソ・コ” です。

そうです、

“ポッカリ・ア・ソ・コ” 

が!?

「こんヌつヮ」

状態だったのです。

その時のシンディは・・・

だから王子は 大喜び 大急ぎ でシンディを抱き起こそうと近寄りました。

と、すれば・・・

当然、シンディの “ア・ソ・コ” が目に入っちゃいます。
寝っ転がって立て膝、大股開きのシンディの足元で立ち止まり、王子がシンディのアソコをジッと見つめています。
ジーっとです。

1秒、2秒、3秒、4秒、5秒、・・・

まだ見ています。
どの位見つめてからでしょうか。
不意に、クルッとシンディに背を向けたかと思うと・・・










王子はこう言ったのです。











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」⑨ 『こけちゃいました』の巻

「第二部」⑨ 『こけちゃいました』の巻




「ハッ!?」

シンディが、我に返っちゃいました。

ここが普通の女と生まれのいい女性の違いでしょうか。
如何(いか)に超・エロっぽくっても・・・
というより、単純に作者の都合なのですが。

『シ、シマッタ!? 12時だ』

そう思ったシンディは、欲情して下半身をグリグリしてくる王子から体を離し、馬車目掛けてダッシュです。


(ダーーーーーーーーーー!!)


って。。。

そして、ドレスの裾を両手でつまみながらホールの階段を駆け降りているその時です。
履き慣れないガラスの靴のせいでしょうか。
それとも、 “ OK 状態” にナッチマッタ “オマタ” のせいでしょうか。
最後の一段という所で、


(ズルッ!!)


こけちゃいました。 (←コレ、マラソン好きな人は、チョッとワラエッかな??? エへへ)


(ドスン!!)


そして、体を半回転させて仰向けになって気絶しちゃいました。
イメージとしては、床の上に仰向け、立て膝、大股開き状態です。
更に、ウンの良い事 否 悪い事にドレッスがめくれ上がっています。

つまり、

“下半身露出状態になっている”

ちゅー事ですな。

しかも、

この時代、女はぱんてぃをはいてはいませんでした。

と!?










言ふ事は・・・











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」⑧ 『鐘の音?』の巻

「第二部」⑧ 『鐘の音?』の巻




ボインボインのいい女に、焦点の合わないトロ~ンとした目でボンヤリ見つめられるとどんな感じ?

正解は、

“超・エロっぽい”

いやー、たまりませんなぁ。 こういうの。

エッ、へへへへ。

踊りながら、ジッと見つめ合う二人。
欲情する王子。
 OK シンディ。
最早、この二人の間に入り込める物など何もない・・・筈!?
でした。

しか~~~し!?

このいい感じにナッチマッタ二人をここで悲劇が襲います。


(チン、コーン。 チン、コーン。 チン、コーン。 ・・・)


鐘の音?

そうです。
鐘の音です。
それも真夜中の12時を告げる。

と!?

すれば・・・

当然、

「ハッ!?」

シンディは、我に返っちゃいます。











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」⑦ 『ナイス・バデイ』の巻

「第二部」⑦ 『ナイス・バデイ』の巻




ナ、ナンとシンディは、

“ナイス・バディ”

だったのです。
それもイヤラシイまでに。

って、ゆーか。

“ムンムン”

だったのでスた。

だから不覚にも王子は、踊っているのを忘れて。

「ウッ!?」

って、なっちゃいまスた。

そうです。
そうなんです。
王子は、

モッコリ

こいちゃったとです。

ま!?

当然ちっちゃー当然なんだヶどネ。
だって、
動くたんびに、シンディのボインボインが胸に当たっちゃうんだから・・・さ!?

一方、

シンディはシンディで、いっくらドレッスの上からとはいえ。
硬いものが股間にグリグリくるからタマリマセン。
10分も踊れば十分です。
ばっちり 『 OK 状態』 になっちゃいまスた。

そして、

焦点の合わないトロ~ンとした目で王子を見つめます。
コレが又、ナンチュカ、実に・・・











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」⑥ 『フォー!!』の巻

「第二部」⑥ 『フォー!!』の巻




「ニンニキニン!! ニーニーニー、ニンニキニン!!」

待ってました。

ここで、シンディ颯爽(さっそう)と登場です。

今は無き(に!? 等しい)一発芸人・レイザーラモン HG なら、
即座に、

「フォー!!」

なんて、腰を振り振り言っちゃいそうな感じでです。

先ず、城の門前に素晴らしく豪華で立派な御者が乗った六頭立ての、しかも全部白馬の馬車が止まります。 (ビューテ・フォー!!)
次に、馬車の中から6人の召使が降りてきて整列します。 (ワンダ・フォー!!)
最後に、召使の一人が馬車のドアを開けると、中からそれはそれは美しい貴婦人のシンディが現れる。 (チャーム・フォー!!)

という、寸法でした。


(ボョヨーーーン!!)


アニメ等ではこういう時、王子の 『目ン玉』 が飛び出したりしちゃいます。

が、

その通り。
一目見るなり、王子はシンディの虜になっちゃいました。
大急ぎでシンディの前に進み出て、左足を引き、右手を胸に当てて深々と腰を折る歓迎の礼をしました。
同時にシンディも両手でドレスをつまみ上げ、右膝を殆ど地面に着ける君子への礼をしています。
王子はそのシンディの右手を取って、甲に口付け。
そのままその手を引いてホールの中央に迎え入れ、早速踊ってみました。
するとどうでしょう。
シンディは、実に軽やかにステップを踏むではあ~りませんか。
加えて、話題は “ウン” と豊富で教養があり、声は澄んで愛らしい。
もう、何も言う事がありません。

その上。
そう、
更にその上。
そして、
コレが一番大事なのですが・・・











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」⑤ 『シンディ、お約束の登場』の巻

「第二部」⑤ 『シンディ、お約束の登場』の巻




一方、こちらはパーティ会場です。
様々に着飾った貴族の娘達がいます。
ミンナ、なんとか王子に取り入ろうと必死です。
盛んに自分のいい所をアピールしています。

が、

王子は、さっきからもうウンザリ。
ほとんどの娘と踊っては見たものの、綺麗なのはドレスだけ。
踊りも下手なら話題も乏しく、声にも品がありません。
さらに悪いことには、よーく見るとブスばかり。

「オィオィ」

って、言いたげです。
ほとんど仏頂面(ぶっちょうづら)です。

今にも、


 ♪

 よーく、かんがえよ~
 お金は、大事だよ~

 ♪


なんて歌っちゃいそうです。
ふてくされてです。

ところがです。
ところがここで。

この手のお話では、

"オ・ヤ・ク・ソ・ク"

の!?

シンディ登場です。

そして登場の仕方も約束通り。
こんな感じでした。











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」④ 『シンディの変身』の巻

「第二部」④ 『シンディの変身』の巻




すると老婆は、

「よしよし、良くやった。 合格だょ」

そう言うなり手に持っていた杖を、自分の頭の上で3回まわしてから鋭い気合とともに地面に向かって振り下ろしました。

「ヤハゥエィ!!」

すると、

アッ!?

と言う間に、カボチャは見たこともないような豪華な馬車に。
ハツカネズミ達はそれはそれは美しい白馬に。
ドブネズミは丸々と太った陽気な御者に。
トカゲ達は上品で物腰のしっかりとした召使に。
夫々(それぞれ)、変わってしまいました。

次に老婆は、杖でシンディの頭を軽く叩きました。
するとどうでしょう。
みるみるシンディの着ていたボロ着が豪華なドレスに。
ボロ靴はキラキラ輝くガラスの靴に。
そして、
体中にまとった小さなボロというボロは金、銀、宝石などをちりばめたアクセサリーに。
変わって行くではあ~りませんか。
シンディはもうあまりの出来事に、ただただ、あっ気に取られて老婆を見つめる事しか出来ませんでした。

実は、その老婆は 『魔法使い』 が化けていたのです。
そしてその老婆に化けた魔法使いが言いました。

「これで準備は整った。 さぁ、シンディ行くがいい。 ただし、一つだけ条件があるょ」

「条件?」

「あぁ、そうさ。 一つだけ条件がな」

「条件って何ですか?」

「ウム。 それは、どんな事が起こっても真夜中の12時の鐘が鳴るまでに必ずココに戻って来る事。 いいかい12時の鐘だょ」

「はい。 必ず戻って来ます」

「よしよし。 さぁ、お行き。 12時だょ、12時。 分かったね」

「はい」

シンディの返事を聞いた次の瞬間、老婆は跡形もなく消えてしまいました。

こうして見事に変身したシンディは、パーティ会場へと向かったのです。











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」③ 『老婆』の巻

「第二部」③ 『老婆』の巻




そしてパーティ当日。

意地の悪い継母と豪華に着飾った A 、B の三人はそそくさと会場に向かったのでした。
自分は行けないと分かっていた筈のシンディでしたが、さすがに3人の後姿を見送っているうちに段々悲しくなってきました。
自然と涙が溢れて来ます。
耐え切れなくなったシンディは、実の母親のお墓の前で泣いていました。
すると、どうした事でしょう?
突然、一人の老婆がシンディの目の前に現れてこう言ったのです。

「お前もダンス・パーティに行きたいのかい?」

シンディは、突然現れた老婆に驚いて声が出ません。

「ウン、ウン、ウン、ウン、ウン、・・・」

ただ頷くだけでした。

老婆は言いました。

「もう一度聞くよ。 本当にダンス・パーティに行きたいのかい?」

「はい」

今度は何とか返事が出来ました。
すると老婆は、

「お前は気立てのいい子だ。 それに私とお前は “馬が合う”。 だから、一度だけチャンスをやろう。 いいかい? 私の言う通りにするんだょ。 分かったね」

「はい」

「なら、先ず始めにカボチャを一つ畑から持っておいで、一番大きくて立派なヤツだ」

シンディは、言われた通りに畑から一番大きくて立派なカボチャを取ってきました。

「次はハツカネズミだ。 ハツカネズミを6匹捕まえておいで」

シンディは、急いで台所に仕掛けられているネズミ捕り器の中を覗いてみました。
すると幸運にもハツカネズミが6匹入っているではあ~りませんか。
これで OK です。

「今度はドブネズミだ。 ドブネズミを1匹捕まえておいで」

シンディは、裏の納屋に仕掛けられているネズミ捕り器の中を覗いてみました。
又又、運良くドブネズミが1匹入っているではあ~りませんか。
難なくクリアーです。

「コレが最後だ。 最後にトカゲを6匹捕まえて来るんだょ」

シンディは、今度は花壇に行きました。
ナンとそこにチャーンと6匹のトカゲがいました。
まるで、
『あたし達を捕まえてね』
と、言わんばかりに。
だから、簡単に6匹捕まえることが出来ました。

シンディは老婆に言われた事全てを、アッサリとやってのけたです。
そして老婆の前に全部揃えました。

すると老婆は・・・











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」② 『オー、ホホホホ。オー、ホホホホ。オー、ホホホホ』の巻

「第二部」② 『オー、ホホホホ。オー、ホホホホ。オー、ホホホホ』の巻




ある時、お城でダンス・パーティが開かれることになりました。
王子様の結婚相手を見つけるためです。
そこには貴族の娘達が招待され、王子様の一番気に入った娘をお妃(きさき)様にすると言う事になっていました。

当然、貴族であるシンディの家にもパーティの招待状が届きました。
3通です。
A 、B は大喜び。
上手くすれば王妃の座が転がり込んで来るかも知れないからです。
ですから、もう有頂天。
朝から晩までシンディに。
やれ、靴を磨けだの、ドレスのシワを伸ばしておけだの、コルセットの紐が切れないようにしておけだのと言いたい放題です。
A 、B の言いつけに従いながら、シンディは A 、B に聞きました。

「招待状は確か3通。 私もダンス・パーティに呼ばれてるんですよね?」

それを聞いた A 、B は大笑い。

「オー、ホホホホ。 オー、ホホホホ。 オー、ホホホホ。 ・・・」

一しきり笑った後、あざけるように A がこう言い返して来ました。

「招待状は来るには来たけど、行けるのは貴族だけ。 貴族の娘だけしか行けないんだょー」

B も続きました。

「お前は貴族じゃなくって 『灰かぶり』。 灰かぶりは行けないんだょー。 だから、お前は行けないの。 そんな事も分かんないのかい」

二人揃って、

「オー、ホホホホ。 オー、ホホホホ。 オー、ホホホホ。 ・・・」

高笑い。

とまぁ、なんとも意地の悪い。

もっとも書く方と致しましては、こういう手合いがいるからこそ話を面白く出来るのですが。











ナンチャッテ





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第二部」① 『シンディ』の巻

「第二部」① 『シンディ』の巻




ここは、いつものリックのお店。

今日も又、玄龍斎先生が来ています。
もう、お気に入りの4番テーブルに着いています。
ミンナも集まって周りを囲んでいます。
トミーがいます。
キリコの姿も。

丁度、今。
玄龍斎先生がお話を始める前に必ず行う 『ワン・フィンガー・ゴックン・3杯』 の儀式が終わったところです。
そして静かにグラスをテーブルに置こうとしています。


(トン)


玄龍斎先生が大きく息を吸いました。
ミンナが身を乗り出して固唾を呑んで見守ります。
いよいよです。

さぁ、今度はどんなお話が聞けるのでしょうか?

玄龍斎先生が話し始めました。

「これから話す話は、とある魔法使いから聞いた話じゃ。 そいつはこう言った。


 ★ ★ ★


昔々、ヨーロッパのある所で結婚式が行われました。
バツイチ同士の結婚です。
男は貴族で大金持ち、そして利発で素直で可愛い女の子が一人いました。
名前を 『シンディ』 と言いました。

女の方には、二人の頭も性格も素行も悪い不細工な娘が二人いました。
その悪さは母親譲りです。
姉は、少女 A 。
妹は、少女 B です。(メンドっちぃから名前は付けまへ~ん : 作者)

さて、

この意地の悪い母親は、自分の娘 A 、B には勝手気ままに振舞わせる一方、シンディには部屋の掃除から馬の世話まで無理難題を押し付け、まるで奉公人のように扱いました。
A 、B には豪華なベッドや箪笥のある大きな部屋を与え。
シンディには馬小屋です。
だから、シンディはいつも馬と一緒に寝なければなりませんでした。
そしてそこには竈(かまど)がありました。
そのためシンディは、いつも灰だらけです。
継母と A 、B はシンディを名前では呼ばず、 『灰かぶり』 と呼んで馬鹿にしていました。
着る物だってボロばかり。
A 、B は、どちらもフリルの着いた素敵なドレスなのに。

何で貴族がこんな女と結婚したか不思議です。
でも、話の展開には好都合です。
このような設定は。










作者にしてみれば・・・











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」⑬ 『その名はタバサ』の巻

「第一部」⑬ 『その名はタバサ』の巻




「でも、タバサは? タバサはその後どうなったの?」

キリコが聞きました。
キリコはしつこい性格です。
いつも玄龍斎先生の話に 『ケチ』 をつけます。
一旦話が始まると、
誰よりも誰よりも夢中になって先生の話を聴くくせにです。

「さ、さ~な。 た、多分、まだどっかで眠ったままなんじゃないかな。 ウン。 まだどっかで」

玄龍斎先生が答えました。
が、
チョッと様子が変です。
何となく焦っている風にも見えます。

と、その時。
それまでズーッと黙って聞いていたトミーが言いました。

「タバサか~? タバサね~? ン!? そう言や、玄龍斎先生の奥さん。 タバサって名前だっていう噂聞いた事あるな~」

それを聞いてみんなが一斉に、

「エ、エェー!?」

驚きの声を上げました。

「い、否!? し、知らんぞ、そんな噂。 わ、わしゃ、知らんぞ。 そんな噂」

玄龍斎先生。 しどろもどろです。


(チョッとの間)


またもやミンナが声をそろえて、

「あ、あぁー!? 玄龍斎先生ー!? まさか~~~!? クララをそそのかして、タバサを横取りー!?」

「ウ~ム。玄龍斎先生なら十分あり得る」

と、トミー。

「ウムウム」

と、ミンナ。

「ち、違う!! 違うぞー!! タ、タバサなんて女。 わしゃ知らん、知らんぞー!! わ、わしの女房がタバサだなんて!! タ、タバサがわしの女房だなんて!! そ、そんな事、そんな事、ある訳なかろー、ある訳ーーー!! ・・・。 ウォーーー!!!!!」


(プチッ)


た、大変です。
玄龍斎先生が白目をむいて床に転げ落ちました。
体がピクピクしています。
キリコが大慌てで。

「リック!! リーック!! 大変大変大変!! 玄龍斎先生が! 玄龍斎先生が! 玄龍斎先生がーーー!?」

すぐにリックが駆けつけます。
床に倒れこんでいる玄龍斎先生を抱き起こしました。

「玄龍斎先生、玄龍斎先生!? ダイジョブですか、玄龍斎先生!? しっかりして下さい」

リックがケンを呼びます。

「ケーン!! 来てくれ!! 玄龍斎先生が壊れた。 チョッと手を貸してくれ」

「又ですかぁ?」

「あぁ。 この人は、都合が悪くなると都合良く壊れる人なんだ。 全く、手の掛かる人だ」

等と、ブツブツ言いながら二人で玄龍斎先生を椅子に座らせました。
そして、
リックがトミー達に何やら怪しい目配せをしています。

するとトミーが。

「ォ、オッー!! あんな所に太ももムッチリのボインボインが!!」

続けてミンナが。

「ォ、オッー!! あんな所に太ももムッチリのボインボインが!!」

突然、玄龍斎先生が。

「ナ、ナニー!? 太ももムッチリのボインボインじゃとー!? ど、どこじゃ、どこじゃ!? 太ももムッチリのボインボインは!? ど、どこじゃ、どこじゃ、どこにおるー!?」


(パチパチパチパチパチ・・・)


全員の拍手です。
そしてトミーが。

「玄龍斎先生ー!! ふっかーつ!!(復活)」

「ワハハハハ、ワハハハハ、ワハハハハ、・・・」

「ワハハハハ、ワハハハハ、ワハハハハ、・・・」

「ワハハハハ、ワハハハハ、ワハハハハ、・・・」

 ・・・

ミンナ大笑いです。
玄龍斎先生も笑っています。
リックもケンもトミーもキリコも。
ミンナが笑っています。

そうです。
コレが玄龍歳先生です。
コレこそが玄龍斎先生なのです。
だから、奥村玄龍斎先生はミンナに愛されているのです。

そして、

ホントなのかワザトなのか?
玄龍斎先生は、
時々、

コ・ワ・レ・?

ちゃいます。。。

 ・

 ・

 ・

 ・ 

 ・

ナンチャッテ




『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」 完





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」⑫ 『メデタシ、メデタシ』の巻

「第一部」⑫ 『メデタシ、メデタシ』の巻




口付けしようとタバサの顔を見た瞬間・・・

ダーリンは、

「ウッ!? キッタネ!!」

一言、そう言って。
クルッと向きを変え、さっさと帰っちゃいまスた。
しかも、一緒にサマンサを連れて。

残り11人の妖精達が何事かとタバサの周りに集まります。
すると、そこには信じられない光景があったのです。
ナンとタバサは、大口を開けていびきを掻いて寝ていたのです。
しかも、バッチリ 『お・よ・だ』 を垂らしながら。

そうです。

そうなんです。

クララに鼻をつままれて息が出来なくなったタバサは、口を開けて呼吸するしかなったのです。
当然、口を開けて寝ればヨダレが垂れます。
丁度そこにダーリンが入って来たという訳だったのです。

こうして、

『眠れる森の美女タバサ』 は、100年に一度のビッグ・チャンスを見事逃しちゃったのでありました。

そしてサマンサは、チャッカリと 『ダーリンの奥様』 になっちゃったのでスた。

最後に、

その後クララが、ミンナにボコボコにされたのは言うまでも有りません。







メデタシ、メデタシ。


 ★ ★ ★


と、な」


(パチパチパチパチパチ・・・)


ミンナから拍手が起こりました。
でも、
その中の一人、トヨタ・キリコが玄龍斎先生に聞きました。
その横にはフィアンセのトーマス・ホンダ(通称・トミー)が座っています。

「クララがボコボコにされたって? ホント?」

「あぁ、もちろん」

「妖精が妖精をボコボコにしたって? ウソ臭~い」

「ウソじゃな~い」

「ホント?」

「あぁ、ホントじゃとも。 何せ、この話を教えてくれた妖精。 それこそが正に、当のクララ本人だったんじゃからな」











チャンチャン





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」⑪ 『約束の口付け』の巻

「第一部」⑪ 『約束の口付け』の巻




人間、12人集まれば一人位イタズラ好きって居るものです。

妖精だって同じです。
妖精 『クララ』 がそうでした。
クララは 『鼻フェチ』 だったのです。
つまり、人の鼻をつまむのが大好きだったのです。
特に、高くて筋が通ってツンとした鼻は最高です。
タバサの鼻がコレでした。
クララは、タバサの鼻をつまんでみたくてみたくて仕方有りませんでした。
この100年の間、毎日毎日、眠っているタバサをこっそり見ては。

『タバサの鼻つまみてーーー!!』

そう思い続けて来ました。
100年間、毎日です。
タバサの鼻をつまもうとしても、いつも他の11人の内の誰かが側に居て出来ませんでした。

しか~~~し、

終に、チャンス到来です。

サマンサの案内でやって来たダーリンの出迎えにミンナが気を取られてる隙に、念願かなってクララはタバサの鼻をつまむ事が出来たのです。
そしてコレが最初で、多分最後です。
だからクララは、思いっきシ気が済む迄つまんじゃいまスた。
鼻をつまむためにめくっていたベールを、再びタバサの顔にかけながら満足感あふれる溜め息です。

「フゥ~。 あー、スッキリした!!」

クララにとってダーリンの到着は、他の誰よりも誰よりも嬉しい出来事となったのでした。

丁度そこへ、妖精達の祝福を受けながらダーリンが入って来ました。
クララを含めた12人の妖精が固唾を呑んで見守る中、ダーリンがタバサの眠るベッドに近付いて行きます。
一歩、又一歩。
もう、妖精達は緊張の余り息も出来ません。
それはダーリンも同じです。
手にはジットリ汗がにじんでいます。
そして、終にタバサの眠るベッドに行き着きました。
さぁ、後は 『約束の口付け』。
そう、 『約束の口付け』 をするだけです。
ダーリンは、タバサにおおいかぶさりました。
それからタバサに口付けする為に、ゆっくりゆっくりタバサの顔にかかったベールをめくりました。
そして、口付けしようとタバサの顔を見たその・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・瞬間。











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」⑩ 『100年の眠り』の巻

「第一部」⑩ 『100年の眠り』の巻




月日は流れ、遂にタバサに15回目の誕生日が訪れました。

国中で、誕生日の宴が催されています。
タバサはとても美しく成長していました。
数多くの貴公子達から求婚され、花束をプレゼントされています。
それらを受け取るタバサの姿が見えます。
嬉しそうな笑顔です。
乳もデカイです。

お!?

チョッと腰なんかクネってして、愛嬌なんか振りまいちゃってます。
チョ、チョッと H っポイです。
否、かなり H っポイです。
つーよっか、ムンムンです。
如何(どう)やらこの辺は、母親似のようです。
チョッと心配です。

そこへ、

突然、見知らぬ老婆が現れました。
手には、とても綺麗なバラの花束を持っています。
タバサへのプレゼントでした。
タバサは喜んでその花束を受け取りました。

しか~し、

『ヌヌヌ!? ナ、ナント・・・!?』

その花束の中には残っていない筈の、あの 『糸つむぎの針』 が仕込まれていたではあ~りませヌか。
そうとは知らず、タバサはその針に刺されてしまいました。
そして予言通り深い眠りに就いてしまったのです。
実はその老婆は、15年前呪いの予言をしたあの悪の妖精・セリーナだったのです。
セリーナは全て没収した筈の糸つむぎの針を、1本だけ隠し持っていたのでした。

「アハハハハハ、アハハハハハ、アハハハハハ、・・・」

セリーナが高笑いをしながらその場を立ち去って行きます。
それまでとは状況が一転してしまいました。
人々は皆、嘆き悲しんでいます。
そこに、あの時、最後の予言でセリーナの呪いを弱めた善の妖精・サマンサが現れました。
凄~~~くタイミング良くです。
これがふぃくしょんのいいトコです。(あ!? 忘れてた!? この物語はふぃくしょん death 。。。分かってくれてるとは思ふヶど・・・)
サマンサは眠りに付いたタバサを守るため、直ぐに例の予言の妖精、残り11人を呼び集めました。
サマンサを含めて12人の妖精達は、力を合わせて魔法を掛けました。
その魔法でお城の時間を止め、宮廷中の人々を100年の眠りにつかせたのです。



--- ★ --- ★ --- ★ ---



それから100年の時が流れました。
今ではそのお城は、深い深い深~~~い森に包まれています。

ある時。

その森に、近くの国の王子様が共の者達と一緒に狩りに訪れました。
王子はその名を 『ダーリン』 と言いました。
途中、ダーリンは共の者達と離れ離れになってしまいました。
そこにサマンサが現れます。
サマンサの突然の出現に、ダーリンは大いに驚きました。
実は、ダーリンと共の者達を引き離したのはこのサマンサだったのです。
そしてサマンサはダーリンに魔法を掛け 『眠れる森の美女タバサ』 の幻影を見せます。
ダーリンはタバサのあまりの H っポサ 否 美しさに心惹かれ、サマンサに導かれるままに城で眠るタバサのもとへと向かいます。
途中、セリーナ一味の邪魔が入りますが、サマンサの力を借りたダーリンは見事セリーナを打ち倒し【注】、終にタバサの眠るお城にたどり

着く事が出来ました。

そして・・・











つづく


【注】

 この戦いはスルーでオジャル。

 いつか、その内、気が向いたら・・・

 『ダーリン's vs セリーナ's』

 を!?

 書く予定だから death 。。。

 『 X メン』 っぽいいヤツを・・・





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」⑨ 『運命の予言』の巻

「第一部」⑨ 『運命の予言』の巻




やがて王妃は、それはそれは 『玉のように美しい』 女の子をお生みになりました。

と!?

絵本などには書いてあります。

が!?

それは嘘です。

生まれたばかりの赤ん坊はシワシワで、お世辞にも 『玉のように美しい』 とは言えません。

だ~からー、

『玉のように美しい』 → 『シワシワで土偶(どぐう)のような』

が!?

正解です。


さて、

この 『いわゆる』 玉のように美しい女の子は 『タバサ』 と名付けられました。
タバサの誕生は城内のみならず国中の喜びでもありました。
そのため連日連夜、盛大な祝いの宴が催されたのです。
この子が年頃になり婿を迎えれば、王家は安泰だからです。
もっとも、
母親がアレだけにチョッと心配ではありますが。

それはさておき、
今、まさに宴もたけなわです。
丁度恒例の、妖精達による 『運命の予言』 が始まりました。
今回は12人の妖精が選ばれたようです。
妖精達は次々に予言を始めました。

「タバサは、世にも稀な美しい女性になります」

「タバサは、天使のように優しい女性になります」

「タバサは、知性、教養、気品溢れる女性になります」





そして、

「タバサは、・・・」

最後の一人が予言を始めたその時です。

まぁ、大変!?

一天にわかに掻き曇り。
今回の妖精選びから外れた悪の妖精・セリーナがどこからともなく突然現れ、こう予言したのです。

「よくもアタシを無視したね。 だからアタシからのプレゼントだょ。 良~く、お聞き。 姫は15歳の誕生日に、糸つむぎの針に刺さって

死ぬんだょ」

王様、王妃様を始め人々は皆、この不吉な予言に大いに驚き、大混乱です。
ミンナ嘆き悲しんでいます。
すると、まだタバサに祝福のプレゼントを終えていなかった最後の妖精・サマンサが人々の前に進み出て来ました。
そしてこう言ったのです。

「ワタシの力では、今の予言を完全に取り消すことはできません。 けれどもタバサは死にません。 永い眠りに付くだけです。 この眠り

は100年は覚めないでしょう。 そしてこの眠りを解くのは、呪文ではなく王子様の口付けです。 そうです。 王子様の口付けだけがこの

眠りを解くことが出来るのです」

サマンサは 『セリーナの予言』 を取り消せなかったとはいえ、弱める事は出来たのです。
コレを聞いた王は、即座に 『糸つむぎ禁止令』 のおふれを出し、国中の糸つむぎ機を全て没収しちゃいました。

これで安全。

の!?






筈でした。











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」⑧ 『ニンマリ』の巻

「第一部」⑧ 『ニンマリ』の巻




一度知ったら二度三度。

王妃は庭師にゾッコンです。
早漏短小の王と絶倫巨根(ギガチ○ポ)の庭師では勝負になりません。
王妃はもうメロメロです。

こうして王妃の、
夜は王様の 『3コスリ半』、
昼は庭師の 『ビッグ・マグナム』、
という二重の性生活が始まったのでした。

そうして何ヶ月か過ぎたある日。
とうとう王妃の生理が止まりました。
そうです、
妊娠です。

しか~し、

「おめでとーございま~~~す」

と!?

素直に喜べ・・・ません。

ナゼか?

王と庭師。
どっちの子か分からないからです。
この時代、避妊用具はまだ作られてはいなかったのです。(つー事は、生中田氏ネ、生中田氏 : 作者)

もし、

生まれた子が庭師にそっくりだったら大事(おおごと)です。
浮気がばれてしまいます。

困った王妃は、何日も、何日も、何日も、何日も、何日も考えました。
考えて、考えて、考えて、考えて、考えて、考え抜いたある日。


(ピンポ~ン)


閃(ひらめ)いちゃいました。

『そうだ!? 庭師を殺しちゃえばいいんだ!? な~んだ、簡単じゃん。 悩んで損した』

アッサリです。

早速王妃は、裏から手を回して物取りの犯行に見せかけて庭師を殺しちゃいました。
その当時は、強盗殺人というのは日常茶飯事だったのです。
ですから誰もが、

「又か」

で、怪しむ者などだ~れもいませんでした。

コレで王妃は一安心です。

『あの美味しい巨根はチョッと勿体無(もったい・な)かったけど。 生んじゃったらこっちの物。 又、別の男をり漁りゃいいのよ』

ククククク。

ニンマリ。











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」⑦ 『ハッとしてグー』の巻

「第一部」⑦ 『ハッとしてグー』の巻




庭師のモッコリを見ちゃった王妃は???

「ハッ!?」

と、息を呑んだままジィーっと見つめています。
1秒、2秒、3秒、4秒、5秒、・・・。
まだ見つめています。

そして一言。

「まぁ、素敵!?」

そうです。
そうだったのです。
庭師のモッコリはビッグだったのです。
そのビッグさはと言えば、両手で隠すなんてとっても無理。
隠し切れヌどころか、ドッコーーーンって凛々(りり)しくその両手を天高く押し上げておった。

と!?

です。。。(俗に言う メガチ○ポ と!? 言ふヤツですネ : 作者)

否、メガどころかそれ以上。。。

ギガ!?

そうギガです。
最早、ギガの世界。
ギガチ○ポだったのです。
その庭師のモッコリは・・・

「ゴックン」

王妃は思わず生唾を飲んじゃいました。
そして舌なめずりです。
根は嫌いではない。
と言うより・・・ス!? キ!?
と言うより、大好きだった王妃は。
もう我慢が出来ません。
一方、庭師と言えばすでに準備万端です。
チャッカリとモッコリです。

こうなったらもう好き者同士。
ワイルドです。
 
「ファイヤー!!」

ズッコン、ズッコン、ズッコン、・・・

ドギューン、ドギューン、ドギューン、・・・

になっちゃうのは目に見えていました。

そして、

その通~~~りになっちゃいました。

庭師はビッグな上に長持ちでした。
上になったり下になったり、横ンなったり縦ンなったり、飛び上がったり転げ回ったり、ワンワンになったりでニャンニャンしちゃいました。
王妃は全身を痙攣させて大喜びです。
口にはおヨダ、目はトロ~ンの大股開きです。

「ワォーーーン!! ワォワォワォワォワォーーーン!!」

まるでオオカミの遠吠えです。

一方、全く衰えを知らない庭師のモッコリは、

「パォーーーン!!」

って、感じです。
まるでゾウさんです。
トロ~ンとした王妃のイヤラシイ目に見つめられ、止(とど)まる所を知りません。
何回も、何回も、何回も、何回も、何回も、・・・です。

王妃にとって、こんな経験は初めてでした。
と言うのも、何を隠そう。

王様は・・・

庭師とは正反対。
超・スモールだったのです。

しかも、

もーーーっと悪い事に・・・

超ーーー!!

素早かったのでスた。

そして、

この日、王妃は・・生まれて初めて・・短小の3コスリ半では絶対に味わえない喜びを・・・










知ったトです。











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」⑥ 『伝説』の巻

「第一部」⑥ 『伝説』の巻




「その妖精はこう言った。


 ★ ★ ★


昔、中世ヨーロッパのある所にこんな噂話が流れていました。

『ある村の近くにある、深~い深~い森の奥の更に深~い森の奥に小さなお城があり、そこに一人のそれはそれは美しいお姫様が眠っている。 そのお姫様は掛けられた魔女の呪文により、15歳の誕生日の日から眠りについた。 ・・・』

その経緯は、

昔、この城には一人の王子様がいました。
いずれ王様になるお方です。
年頃になった王子は妻を迎える事になりました。
そして王もだいぶ歳になったので、王子の結婚と同時に位を王子に譲るつもりです。
王と王妃はふさわしいと思われる相手を探しては、頻(しき)りに王子に勧めます。
しかし、王子はどれも気に入りません。
生れつきわがままな性質だった王子は、とうとう王と王妃の反対を押し切り自分が気に入った女を妻に迎えてしまいました。 
そして新しい王になりました。
王になって一番初めの仕事は、なんと言っても子作りです。
早く跡目となる子供を儲ける必要があったのです。
中世ヨーロッパでは、跡取りを残す事が最重要課題だったからです。
特に、王妃には絶対命題でした。

新王は毎晩子作りに励みました。
王妃もそれに応えました。
と言うより、積極的でした。
もし、子供が出来なければ城から追い出されるかも知れません。
だから王以上に積極的です。
しかし、何年経っても子供は出来ません。
王妃は考えられるあらゆる手を尽くしました。
とても口に出来そうもないような薬草を煎じて飲んだり。
嗅ぐに耐えない悪臭を放つ薬油を 『ア・ソ・コ』 に塗ったり。
H の後、逆立ちしたり。

それはもう手当たり次第、何でもかんでも・・・

挙句には、呪術や祈祷にまで頼る始末でした。
それでも妊娠する気配はありません。
王はもう、諦め気分です。 

そんなある日。
突然の大雨です。
丁度、王妃がガーデニングで、庭師にあれこれ指示を出している時でした。
二人は急いで道具小屋に逃げ込みました。
雨に濡れた服を乾かさなくてはなりません。
庭師は急いで火を熾(おこ)しました。
それから二人は服を脱ぎ、乾かすために天井から吊るしました。
うら若い王妃は細身の八頭身。
色白の超美人です。
加えてボインボインでセクシーでした。
庭師はハンサムで背が高く。
歳は40近かったのですが、ポッコリお腹ではなく、さりとてマッチョマンと言うでもなく、引き締まった中々立派な体格です。

服を吊るし終わってひと段落付いた二人は、初めてお互いが全裸である事を意識しました。
王妃の美しく魅力的な肉体を見た瞬間。
庭師は、 

「ウッ!?」

っと、なっちゃいました。
慌てて両手で前を隠しました。

そうです。

その時、庭師は不覚にも・・モッコリ・・してしまったのです。

だから隠したのです。
前を。
大慌てで。

しか~~~し、

時既にお寿司。
王妃にシッカリと見られた後でした。
そのモッコリを・・・

そして、

庭師のモッコリを見ちゃった王妃は???











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」⑤ 『妖精から聞いた話』の巻

「第一部」⑤ 『妖精から聞いた話』の巻




「よ!?」

背後から誰かに声を掛けられ、肩を叩かれたオーナー店長のリック。
振り向くと奥村玄龍斎。

「これはこれは、玄龍斎先生。 お約束のお時間ですね」

「うむ。 いつもの、プリーズ」

「イェス」

リックが店員のケンを呼ぶ。

「12年。 玄龍斎先生。 間違えるな、12年だ」

勝手知ったる馴染みのお店。
玄龍斎先生はもう4番テーブルに着いています。
すぐに常連客が集まって来ます。
ケンが 『ワイルド・ターキー12年』 を持って来ました。
ゆっくりグラスにワンフィンガー。
それをグィッと一気飲み。
もう一杯注ぎ、又グィッと一気飲み。
更に、もう一杯グィッと一気。
コレが儀式です。
『ワン・フィンガー・ゴックン・3杯』 の儀式と言います。
それをミンナが息を殺し、緊張してジッと見つめます。
この間、誰一人口を開く者はいないのです。
瞬(まばた)き一つしません。

さぁ、

玄龍斎先生が静かにグラスをテーブルに置きましたょ。


(トン)


ミンナ固唾(かたず)を呑んで見守っています。
そして玄龍斎先生に向かって身を乗り出しました。
玄龍斎先生が大きく息を吸ったからです。
それからユックリと話し始めました。

「これは、わしの知り合いの妖精から聞いた話なんなジャがな・・・」

ミンナが益々身を乗り出しました。

「その妖精はこう言った」


 ★ ★ ★


昔、中世ヨーロッパのある所にこんな噂話が流れていました。

『ある村の近くにある、深~い深~い森の奥の更に深~い森の奥に小さなお城があり、そこに一人のそれはそれは美しいお姫様が眠っている。 そのお姫様は掛けられた魔女の呪文により、15歳の誕生日の日から眠りについた。 ・・・』


 ★ ★ ★


玄龍斎先生が話し始めました。
今夜の話は何やら 『眠り姫』 に似ているようですが。
さぁ、続きはどうなるのでしょうか・・・?











つづく





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」④ 『 Rick's Cafe Tokio 』の巻

「第一部」④ 『 Rick's Cafe Tokio 』の巻




玄龍斎先生には日課があります。
それは、仕事が終わるとすぐに行きつけの酒場に一人で行く事です。
その名を 『 Rick's Cafe Tokio (リックス・カフェ・トキオ)』 と言う酒場です。
決まって、夜7時に店に入り11時に店を出ます。
『ワイルド・ターキー12年』 しか飲みません。
それを一晩で必ず1本空けます。
それでも顔色一つ変えません。
大酒のみです。

玄龍斎先生はとっても話し上手です。
酒場に入ると、いつも4番テーブルに座ります。
お気に入りのテーブルです。
空いていないと帰ってしまいます。
だから、その店のオーナー店長の 『リチャード・古井(通称・リック)』 が、いつも玄龍斎先生のためにリザーブしています。
毎日来てくれるからです。
テーブルに着くとすぐに常連客達が集まって、玄龍斎先生を囲みます。
それは、玄龍斎先生が楽しい話をしてミンナを楽しませてくれるからです。

さぁ、そろそろ夜7時です。
玄龍斎先生は、果たして来るのでしょうか?

 ・

 ・

 ・

 ・ 

 ・

ナンチャッテ





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」③ 『参』の巻

「第一部」③ 『参』の巻




奥様の名前は 『タバサ』。

旦那様の名前は 『玄龍斎』。



一見。



ごく普通の二人は、

ごく普通の恋をして、

ごく普通の結婚をしました。



でも~~~。


唯一つ、

違っていたのは~~~

奥様は~~~

『もしかしてゴルゴン???』

だったのです。

 ・

 ・

 ・

 ・ 

 ・

ナンチャッテ





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」② 『弐』の巻

「第一部」② 『弐』の巻




玄龍斎先生は何処(いずこ)より来たりて、何処に住するや?

又、その行動様式や如何(いか)に?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・誰も知りません。

だが、コレも噂話で真偽の程は定かではありませんが。
奥さんと女のお子さんが一人いらっしゃるそうです。
お子さんに関する情報は、一切ありません。

が!?

その奥さんはと言えば。
普段は、この世に二人といないであろうと思われる程の超絶美人。
貞節にして清楚。
且、教養ある淑女。

だが、

それがひとたび怒れば・・・

怒髪天を突き、百獣の王ライオンを指一本でねじ伏せ、エレファントを一撃で倒し、山姥(やまんば)を一睨みで睨み殺す。

その恐ろしさたるや・・・

ゴルゴン三姉妹の末娘、髪の毛の一本一本全てが蛇で、その恐ろしい顔を一目でも正面から見た者全てを石に変えるという、あのメデューサですら目を合わせるのを恐れる程だそうです。

だから、いつの間にか誰彼無く、こう呼ぶようになったと聞いています。

『ゴルゴン奥村』

そうです。

ゴルゴン奥村です。

そして、この聞いただけでも空恐ろしいゴルゴン奥村の一睨(ひと・にら)みを、

『ゴルゴン奥村の一瞥(いちべつ)』

と名付け、人々は皆恐れたのでした。

 ・

 ・

 ・

 ・ 

 ・

ナンチャッテ





『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」① 『壱』の巻

この 『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 はかつて有栖川呑屋コマルが 『奥村玄龍斎ジャー!? ワハハハハ!? 「文句あるか!!」』 という題名で2006/11/23~2006/12/21にかけて今はなき Doblog に投稿した作品に若干手を加えたリメイク版です。



『奥村玄龍斎ジャー! 文句あるかー!?』 「第一部」① 『壱』の巻




昔々、ある所に。
一人のオッサンが住んでいました。
オッサンはスケベでした。
その名を『奥村玄龍斎(おくむらげんりゅうさい)』と言いました。
霊能者という噂です。
聞く所によると 『陰陽師(おんみょうじ)』 で、祈祷と占いで生計を立てているとの事でした。
 
見た目は・・・

身長175cm
体重0.1トン

の堂々たる体格です。

大黒様のようにフックラとしたお顔をしていますが、若いころはシャープで中々ハンサムだったろうと思われます。
もっとも、今では布袋様のようなお腹ですが。

この人は親切で思いやりがあり、
その上とても話し上手だったので、誰からも愛されていました。
彼を知るものは皆、尊敬と崇拝と親愛の情を込めてこう呼んでいました。

『玄龍斎先生』

と。

そぅ。

コレはこの、愛と正義とスケベの人。

『奥村玄龍斎先生』 の物語なのです。

 ・

 ・

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 ・ 

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ナンチャッテ





プロフィール

コマル

Author:コマル
ジョーク大好き お話作んの大好き な!? 銀河系宇宙の外れ、太陽系第三番惑星『地球』 の!? 住人 death 。

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